今日、NHKの第二放送で放送されている障害者の番組で、
知っている顔に久しぶりにあった。
神戸の障害者の世界では有名な画家である。
「本岡君」だ。
自閉症と軽い知的障害を持つ彼は、今作業所で働きながら、
余暇に大好きな電車の絵を描いている。
自閉症の人に特有の規則性の高いものが、彼も好きである。
電車だ!!
特に、電車の顔にこだわりを見せる人で、京阪神間にある私鉄の
各車両(電車の顔は同じように見えて実は系統別に若干違う)の
顔を何も見ずに描いちゃって、色をつけるのだ。
彼は、電車に乗ることで世界を広げてきたらしい。
時刻表をみたり、地名を覚えたり、名所旧跡を覚えたり、
カメラの扱いも上手だ。
人とのかかわりが苦手な彼も、自分が乗りたい電車に
乗るためには人に尋ねたりしなきゃいけない。
こうやって、彼は、彼独自の世界を広げてきた。
何故私が彼を知っているかといえば、以前仕事で、彼の電車の絵を見て
プリペイドカードのデザインに使おうと思い立ったことによる。
彼に最初会った時は、彼が緊張して話がうまく進まなかったので、
一緒に電車の写真を見せてもらったりして、まず、彼に気に入られること
から私の仕事は始まった。
何度かあっているうちに、私の好きな電車を描いてくれるという。
モチロン、それが私の目的だったので、描いて欲しい電車の
名前を挙げたら、各系統4種類を丁寧に描いてくれた。
私から見れば同じように見えた顔も全然違うのだ。
写真と比べて初めて知った事実だった。
私は、出来上がったカードを持って、彼を訪ねた。
とても喜んでくれて「宝物」と言ってくれたのだ。
その彼が、テレビですごく緊張しただろうに、ちゃんと
質問に答えているのをみて、彼は、また、世界を広げたな!!
と、思った瞬間だった。
知っている顔に久しぶりにあった。
神戸の障害者の世界では有名な画家である。
「本岡君」だ。
自閉症と軽い知的障害を持つ彼は、今作業所で働きながら、
余暇に大好きな電車の絵を描いている。
自閉症の人に特有の規則性の高いものが、彼も好きである。
電車だ!!
特に、電車の顔にこだわりを見せる人で、京阪神間にある私鉄の
各車両(電車の顔は同じように見えて実は系統別に若干違う)の
顔を何も見ずに描いちゃって、色をつけるのだ。
彼は、電車に乗ることで世界を広げてきたらしい。
時刻表をみたり、地名を覚えたり、名所旧跡を覚えたり、
カメラの扱いも上手だ。
人とのかかわりが苦手な彼も、自分が乗りたい電車に
乗るためには人に尋ねたりしなきゃいけない。
こうやって、彼は、彼独自の世界を広げてきた。
何故私が彼を知っているかといえば、以前仕事で、彼の電車の絵を見て
プリペイドカードのデザインに使おうと思い立ったことによる。
彼に最初会った時は、彼が緊張して話がうまく進まなかったので、
一緒に電車の写真を見せてもらったりして、まず、彼に気に入られること
から私の仕事は始まった。
何度かあっているうちに、私の好きな電車を描いてくれるという。
モチロン、それが私の目的だったので、描いて欲しい電車の
名前を挙げたら、各系統4種類を丁寧に描いてくれた。
私から見れば同じように見えた顔も全然違うのだ。
写真と比べて初めて知った事実だった。
私は、出来上がったカードを持って、彼を訪ねた。
とても喜んでくれて「宝物」と言ってくれたのだ。
その彼が、テレビですごく緊張しただろうに、ちゃんと
質問に答えているのをみて、彼は、また、世界を広げたな!!
と、思った瞬間だった。