サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

楽焼の思い出

2010年04月06日 | つぶやき
通っていた小学校に、楽焼の先生をしているという用務員のおじさんがいた。
そのおじさんの特技?を授業に生かすべく、私や弟達は1年生から
楽焼の作品を1年に一作品つくることになっていた。

1年生は、均等に丸く粘土をのばして手形を作って終り。
ただ1年生の手でこれを造るのは難しかった。

で毎年、少しずつ進化して手びねりで小さな花瓶みたいなものを
作るくらいまでを6年間かけて、図工の時間にやっていた。

粘土を乾かして、色をつけたらおじさんが学校に作った
釜でひたすら焼いてくれるのだ。
小さな小学校で1学年100人足らずの学校だったので出来たのかもしれない。

確か、夏休み前か後くらいには出来ていたように思う。
毎年、このイベントが大好きで楽しみにしていた私。
病気になってから、無性に土いじりがしたくなって、篠山の「立杭焼」の里に
車を走らせて、小さなコップを作ったけれど、とても重くて
つかえたもんじゃない。(笑)

この間、怪獣たちが自分達で粘土をこねてみたい・・・と言ったとき、
実は密かに「しめしめ」と思った私。
怪獣の付き添いで行って、自分の粘土をこねよう!!