木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

霜の朝に思う

2020-11-14 07:00:06 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -2.0℃     昨日の最高気温  14.4℃    
木曽町新開      午前7時の気温  -1.0℃       今朝の天気  晴れ

晴れた夜は
気温が下がり
朝起きると
一面の霜の世界。


霜は夜の間に
音もなく降り
陽が昇れば
いつの間にか
消えてしまう。


霜が音もなく降ると
表現しましたが
私たちは
霜が降りるとか
霜が降ると
普通に使っています。


しかし
百人一首など
古歌の中には
置くと表現されています。


『かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞ更けにける』 
『心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花』
などよく知られています。


高校時代
古文は苦手でしたので
解説はできませんが
霜を置くと
表現しています。


現代では
頭に霜を置くと言えば
私みたいな
白髪頭のことを言い
意味が違ってきます。


やはり現代では
霜が降りる
霜が降ると
言った方が
いいのかもしれませんね。


ちなみに霜は
空気中の水蒸気が
0℃以下に冷やされ
地面の近くの草などの葉に
触れて一気に
氷に変わったものです。


写真の霜柱とは
でき方が
全く違います。