毎日車に乗る私は走行中、当然のことながらいろんな人たちに出会う。
横断歩道ではもちろん、信号のない交差点でも横断しようとしているのでは
ないかと思われる人を見かけると後続車の速度や車間、周囲の状況などを一瞬
確認はするが必ず停止して横断を促すようにしている。
昨日、信号のない交差点で姉妹と思える小学生ぐらいの子供たちを見かけ、
いつもどおり停止したところ、その姉妹(?)は道路を渡り終えたその場所で
ふり返り揃って笑顔と共にお辞儀(会釈)をしてくれたのだ。
その子供たちはこういう場合には挨拶は当然・・・と思っているのか、無意識の
うちに体が反応するのだろう。
同じ状況でも会釈どころか無表情で通り過ぎる大人も多いが、昨日の子供たちの
親や家族の普段のしつけや何気ない教えのようなものが子供たちの行動に
自然に現れるのだろうが二人の顔が一段と可愛く見えた。
あの子供たちは誰からも好かれる優しく爽やかな大人になるに違いない・・・。
あの笑顔と清々しい様子に私は何にも増して美しく、素晴らしい時間を
得たと感じた。