各地を強風に巻き込みながら日本列島をかすめるように通過した
台風16号の影響で、埼玉も昨日は夕刻を過ぎても雨が降り続いていたが
神奈川や千葉のような強い風や雨は免れ、夜には星も見えるくらいで
予想よりも天気の回復が早かったように思う。
今日は朝6時前には既に太陽が輝き始め、気持ちよく晴れ、ガラス戸を
開けると優しい風が爽やかな空気を運んできてくれた。
青く澄み切った空には雲一つない・・・
台風の上陸や直撃はなかったがまさしく「台風一過の青空」という一日が
始まった。
全国的にも晴天が多く、九州や西日本では気温が30度を超えるところも
ある模様。
しかし、夕刻には各地で天候の崩れや急変もあるかも知れないとの
報せに一喜一憂というところだろうか。
その台風は更に北東に進み今夜には温帯低気圧に変わるという。
朝食後、庭に出てみるとガラス戸越しでは感じなかった日射しの強さと
6時ごろには感じなかった「爽やか以上」の少し強い風が吹いていることに
気づき、その風を受けていると今年の役目を終えつつある木蓮の枝が揺れ、
枯れた葉がはらり、はらりと舞い落ちてきた。
芝生の上の枯れた葉を触るとまだ柔らかいものもあればすでに水分が
全くなくなって手の中や指先でシャリシャリと音を立てて細かく砕ける
ものも・・・
狭く、小さい庭にも訪れた秋が確実に深まっていく様子がこの枯れた葉や
ミカンの成長でも感じ取れる。
獅子(鬼)ゆずも日増しに大きくなっている。
昨日、「爺さんカルテット」のKさんからの近況報告と安否問い合わせの
メールに今年も夫婦で獅子(鬼)ゆずを楽しみにしていると書き添えて
あった。
お互いに相手や仲間を気遣い、小さなことでも何かで誰かの役に立つ
ことはやはり嬉しいものである。
「爺さんカルテット」の仲間の奥さんたちが妻千恵子選手の絵手紙を
喜んでくれたり、次は何か?・・と楽しみにしてくれていることも
妻にとっては大きな喜びのようであり継続する励みや力となっている
ようだ。
私も今日からまた新しい日が始まると思うとわくわくする。
特にこんな晴天の日は・・・
好きなことをしていると疲れないというのは本当だと思う。
好きなことを一つでも多く見つけること、その一歩を踏み出すことを
恐れないような気持ちをもって老探検家になってみよう。