『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

昨日の続きとして・・・

2021-10-19 15:39:01 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日の記事の最後の部分、早速「善は急げ」のつもりで・・・として
やってみたこと、それはゆっくりと映画音楽を主とした世界の音楽の
CDを聴くことを選んだのだ。

記事の投稿後10時半ごろから聴き始め、1曲ごとにこの映画を観た
あの頃は・・・と、その時代を思い出し自分の人生を振り返ったり、
また映画のシーンや登場人物の表情なども思い浮かべながらゆったりと
した気持ちで聴いた。

いつもは何かをしながら聴くことが多く、こんなにゆっくりと味わう
ように聴くことはあまりないのでリラックス的な効果と共に心に綺麗な
流れと豊かな緑の草原が現れ、そして爽やかな緑の風が吹くようだった。
そしていつの間にか自分もその映画のシーンに登場しているような
心躍る思いや静かにもの思いに耽り感傷的になるような時間なども・・・

2枚めのCDが終わる頃はもう昼を過ぎていたがいつになく静かに
ゆったりとしている私を見て妻千恵子選手は『ご飯ですよ・・・』の
声をかけるのを控えていたようだ。

映画音楽を含むイージーリスニング曲を積極的に聴くことは多いが、
大体はいつも何かをしながら聴いているので今日のような体験(?)は
私にとって新鮮であり、あっという間に5時間が過ぎたが何時間を
費やしてもその時間は決して無駄でもなく、飽きることなく、
むしろ心が豊かになるような思いであった。

それぞれの映画(小説・物語)に登場する人物たちの心の奥底に
秘められた思いや、それを素直に表現できない苛立ち、様々な
葛藤や我儘とも思える言動、相手を思うばかりに自分を偽って
批判、非難を浴びるような状況・・・
それら、人の心の機微を見事に描いた作品の数々・・・

その映画を観た若いころには『どうして?・・何ゆえに?・・』と
思うことも少なくなかったが、その後、本を読んでみてその詳しい
いきさつが解ったり、年齢を経た今だからこそ理解できるような
ものも・・・・
例えば「ひまわり(曲名もひまわり)」の戦争の残忍さやその中で翻弄
される男女の愛・・そしてその矛盾と悲しみ、お互いに軌道修正の
できないどうしようもない現実の中で単なる諦念ではなくお互いを
思うが故の判断をする強い心etc・・・

また「風邪と共に去りぬ(曲名はタラのテーマ)」の主人公の激しい
感情とその底に流れるもの、周りの評価・・・
気象も激しく真の強すぎる女性が目まぐるしく変化する環境の中での
生き方、真実の愛の確かめ方、求め方など・・・彼女の生きざまを
私たちはどう捉えるか、色々と考えさせられる作品を今の自分の気持ちで
ゆっくりと観てみたいとも思った。

青年時代の 恋愛 を回想する「ニューシネマパラダイス」にしても
 映画好きの少年と映写技師の年齢を超えた友情と映画に対する熱い思い・・・
少年の初恋と別れ・・・若者となった少年の将来を思うからこその
ベテラン技師の美しくも悲しい「嘘」の功罪・・・。

どの作品を観ても作者の細やかな神経が伝わってくるようだ。
作家になることなど到底叶わぬ私だが原作を読むことによって
映像の表情の奥にあるもの、また表情だけではくみ取れないものを
深く知ることができるのではないかということを改めて感じた。
そうして、そのためにはやはり読書は大切なものであるということも・・・。















コメント (4)
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