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昨日の夕刻、買い物から帰ってきた千恵子選手が『ただいまぁ』の声と
共に玄関でたっぷり使ったコロナ対策用の除菌スプレーの匂いをプンプン
させながら『おとうさん、チョコレートを買ってきたから食べよっ!』と
足腰の痛みを忘れたかのように駆け寄ってきた。
美味しいと感じるものには痛みもやわらげたり、忘れさせる効用、効果が
あるのだろうか?・・・
お~っと、仮にそうだとしても・・・
テレビのCMならきっと画面の端に「個人の感想であり、効用効果のある
ものではありません・・」と表示されることだろう。
そして洗面所で手を洗った千恵子選手はテーブルを前に、既にお馴染みに
なった買い物バッグから取り出したのは赤いパッケージの「Rummy」と
いう冬季限定のチョコレート。
なんだか懐かしいような気がする。
一瞬、今年のRummyはパッケージのデザインも少し変わったのでは
ないかと思ったとおりで、後でわかったのだが案の定、写真も中身の
形態も少し変わっていた。
千恵子選手が待ちかねたように・・・
箱の裏側の開封口の先端から点線(?)に沿って開ける「プリリリリッ・・」
という小さな連続音が静かな室内には異様に大きく聞こえるような気がした。
中からキラキラした個包装の小袋を取り出し、それを開封するや、現れた
いかにも美味しそうな色のチョコを二つに折って片方を私に差し出した。
千恵子選手は先ず味見を兼ねて、自分はラムレーズンを食べられるか
どうかと思ってとりあえず半分にしたのだという。
大丈夫ならばそして残る2袋を1個ずつ・・と考えたようだ。
アルコール分3.7%の表示と共に『お酒が入っていますので、運転時などは
ご遠慮ください』と書いてある。
もう、今日は運転することはないから・・・ということでパッケージを
見ながら早速口にしたそのチョコはラムの芳醇で豊かな香りと 紛れもなく
大人の味を感じる生チョコ・・・
包装も以前の銀紙からキラキラとした個包装で・・・2本入りから
3本入りに変わっていた。
私はアルコール類も嫌いではなく、相手がいればいくらでも飲むし、
夕食のときにはだいたいビールを飲むようにしているが、飲まずには
いられないということなど全くなく、飲まない日もあるし、仮に何日
飲まなくてもどうってこともなく、依存症などとは無関係であると
思っているのだが・・・
それと同じように甘いものについても嫌いではないし、夫婦二人と
なった今も時々は和、洋を問わず美味しいと感じながら食べている。
ラムレーズン入りのものも大好きである。
ラム独特のかおりと口の中に広がる奥深い味・・・
以前は我が家でも時々パンを作っていた。
ブドウパンが・・と言うよりラムレーズンが好きな私はいつごろだったか
ラムレーズンの作り方を見て意外に簡単そうだったので
朝食がほとんどパンの私には合っていると思い、自分でも作ってみようと
干しブドウをたくさん購入し、ラムを買いに行こうとしてふと気づいた。
毎日運転することを考えると『朝はだめだ!』ということで、その
レーズンのほとんどを菓子作りが得意な娘に譲った過去がある。
チョコレートを食べる機会はそんなに多くはないがチョコレートの中では
甘く優しい味のミルク系よりもビター系のものが好きなので、そこに
香りと味を楽しむラムレーズンの入ったものやウィスキーボンボンなどに
出会うと私にとっては楽しさや美味しさが倍増するのである。
昨日、このRummyを食べたことによりまた私の「ラムレーズン造り」に
火が付いたような気がする。
「思ったら行動を・・」そして「善は急げ・・」とばかりに先程
レーズンとラム酒(小さい物)を買ってきたので明日は先ず容器の
消毒から始め、乾くころから次の作業に・・と思っている。
レシピは簡単で「腕によりをかけて・・」というほどのことでも
ないようだが初心者ということで謙虚な気持ちで臨もうと、大袈裟に
考えているのである。