サンクトペテルスブルク大学敷地内に、パブロフ先生の像が建っています。
ノーベル生理学医学賞を受賞した記念像なんだそうです。
1904年とあるので、今から105年も前のこと。
何もかも、パブロフがノーベル賞を受賞したときの演説の中に、精神唾液分泌の話があったからこそ。
今日行動科学があるのも、認知行動療法が医学的措置法としても認められているのも、そうですよ。
そんな目で私はこの像をみつめていました。
ま、あこがれの眼差し(まなざし)とでもいいましょうか。
私たちがよく知っているパブロフの写真、その顔と比べると随分若いですね。
ちなみにこの像の台座後方には、ロシア語で「科学は人間を幸せにする」と書いてあるとか。
ロシア語が読めないので、英語の話せる運転手さんに聞いたら、そのようなことを言ってましたね。
また、パブロフの住んでいたところには、「観察、観察、観察」と刻んであったとか。
偉大な学者というものは、世人になにやら呪文のような言葉を発し、それを聞きとめた人が永代に残すとはいったものです。
私は歴史上の人物で誰にいちばん憧れの眼差しをおくるかと問われれば、間髪おかずパブロフというでしょうね。
で、さきほど、私のボス、服部祥子先生に本を一冊頂きました。
昨秋出版された御著書「あこがれの老い」(医学書院)。これがほんとに面白い。
12名の歴史上の人物への服部先生流こだわり人物評です。
近々書評をアップさせていただきます。
090309記
ノーベル生理学医学賞を受賞した記念像なんだそうです。
1904年とあるので、今から105年も前のこと。
何もかも、パブロフがノーベル賞を受賞したときの演説の中に、精神唾液分泌の話があったからこそ。
今日行動科学があるのも、認知行動療法が医学的措置法としても認められているのも、そうですよ。
そんな目で私はこの像をみつめていました。
ま、あこがれの眼差し(まなざし)とでもいいましょうか。
私たちがよく知っているパブロフの写真、その顔と比べると随分若いですね。
ちなみにこの像の台座後方には、ロシア語で「科学は人間を幸せにする」と書いてあるとか。
ロシア語が読めないので、英語の話せる運転手さんに聞いたら、そのようなことを言ってましたね。
また、パブロフの住んでいたところには、「観察、観察、観察」と刻んであったとか。
偉大な学者というものは、世人になにやら呪文のような言葉を発し、それを聞きとめた人が永代に残すとはいったものです。
私は歴史上の人物で誰にいちばん憧れの眼差しをおくるかと問われれば、間髪おかずパブロフというでしょうね。
で、さきほど、私のボス、服部祥子先生に本を一冊頂きました。
昨秋出版された御著書「あこがれの老い」(医学書院)。これがほんとに面白い。
12名の歴史上の人物への服部先生流こだわり人物評です。
近々書評をアップさせていただきます。
090309記