tontonのお弁当日記

tontonが作るお弁当。娘も息子も社会人となり家を離れ、夫と猫のはーちゃんの3人暮らし。登山とウォーキングが大好き!

フィレンツェ旅行記(17)完成!

2010-03-06 08:20:11 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます!

今日はお弁当は娘も息子もなし。
と言うことで久々のフィレンツェ旅行記、で、これにて完成!
・・・のはずですが、既に画像のUPだけでへろへろ~・・・

ええ~と・・・。記憶をさかのぼると。
おいしいドルチェやさんのお菓子を買って帰りました。
前回までをご覧になってない方はカテゴリ(フィレンツェ旅行編とお弁当)を見てね

ベッキオ橋を渡ってホテルへの帰り道にも見所満載のフィレンツェ・・・。





ホテルで休憩した後、本日のメインイベント!が待っていたのです。
でもその前に、近くにいながらまだ登っていなかったこちらへ・・・。

ドゥオーモ登頂




もう夕方だったので、全く待ち時間無し!(日中は長蛇の列・・・)
ドゥオーモの天蓋の影がくっきり映っているのわかりますか?

しかしこの登頂、かなりきつかったですよ~
貧血でぶっ倒れなくて良かったと・・・今更ですが。

途中天蓋の裏側にはフレスコ画が。結構迫力な上に、地獄絵図・・・。
どうしてどの宗教でも地獄の絵って多いんでしょうねぇ・・・。
恐怖で宗教心を煽ったのでしょうが・・・それって本当の信仰ではないと思いますが。

そして!お待ちかねのメインイベント!
ドゥオーモ前で待ち合わせていたのはこの方々。

陽子さん と onji&kotoriさん



陽子さんは 陽子の陽気な笑顔
onji&kotoriさんは 山の上の古民家暮らし

3人の方たちは日本でブログを通してお友達になり、今回フィレンツェで初めてお目にかかれることに。
皆さん初対面~!

アベリティーボをご一緒させていただきました。
バールでおつまみ食べ放題のアベリティーボ、とっても気に入っちゃった。
このミントのお酒(名前忘れちゃった)とってもおいしいの!ミントの葉っぱがこれでもか!と入っているのよ。

陽子さんには、お目にかかる前からチェルタルド情報など困った時には助けてもらい・・・。
次回は是非!陽子さんにアテンドしていただいて、オルチャ渓谷へ!

onji&kotoriさんの生き方には、娘がすっかり心酔してしまって。
お二人のナチュラルな姿勢と自由な発想・・・型にはまった生き方しか知らない娘には、
ものすごい刺激になったことと思います。

娘がフィレンツェに来て、一番いきいきしていたかも・・・。

陽子さんにはフィレンツェで。
onji&kotoriさんには徳島でまた再会できることを夢見ています。

その後、フィレンツェ1おいしいとうわさのジェラードをご馳走になった後、
ほろ酔い気分でホテルへ。
夜に見上げるドゥオーモも素敵ぃ~しびれます。

               

そして迎えた最終日。

飛行機は夕方の便なので時間はたっぷりです。

そこで買い物に 中央市場



観光化したと言われる中央市場ですが、それでもドゥオーモ界隈より安い
がつがつ買って買い物完了

その後ホテルに戻って、チェックアウト。
まだまだ時間があるからどうしよう~・・・と途方にくれていたら、同宿の日本人姉妹さんが
「今日は一日いないから私達の部屋で休憩してね」って。
私から、困ったな、なんてこと一言も言ってないのに、察してくださったのです。
本当に感謝・・・こういう心配りが出来る人に私もなりたい・・・がんばります。

休憩後、またまたやっぱり町へ繰り出し。
昨日登ったドゥオーモの館内へ。



上の方に昨日間近で見た天蓋裏の絵がみえるでしょう?
中は広くて広くて・・・。
メディチ家の当主ロレンツォイルマフィニコの弟が暗殺された場所でもありますね。



その後、レプッブリカ広場などを散策。
あ、チョンピ市場にも行って、これでフィレンツェの市場全て制覇。
でもチョンピ市場は行くのが遅かったせいかほとんど店じまいで・・・

番気ラーメン



どうにも日本食の恋しい娘はラーメンが食べたいと言うので、日本人経営のラーメン店で昼食。
店員さんも日本人でほっと胸をなでおろす母娘。


そして、姉妹さんの部屋で休憩取らせてもらってから、ホテルに呼んでもらっていたタクシーでフィレンツェ空港へ。
てっきり空港までと伝えてあるかと思っていたら、伝わってなくて・・・。
どこ行くの?って聞かれて「アエロプラーノ」ってイタリア語覚えてたから、ほっとしましたぁ~英語でも通じただろうけど・・・。
やっぱ、次回のイタリア行きまでに語学、なんとかせにゃ・・・。

シャルル・ドゴール空港



行きと同じくパリ経由のエールフランス。
エコノミーでもゆっくりくつろげるエコな親子。
ディナーも堪能して、ビデオもまだ日本で公開していかった、ナイトミュージアム2見ちゃったし。極楽極楽。もっと乗っていたかったわぁ~

成田について、さぁ!我が家へ!
と思ったら、なんと!トランクが一つロストバゲッジ・・・。
翌日会社から帰宅したら届いてたから問題なかったけど。

やっぱりあるんですね~ロストバゲッジ。パリでなくて良かった。

・・・とまぁ、ながながと書きましたが。
まぁ~色々ありましたが、これだけ英語もイタリア語もできなくて、よく娘を連れて行ったものだと、我ながら感心します。
そして、なんとかなるから不思議なものです。

フィレンツェの町はたいそう素晴らしかったのですが・・・。
ぶっちゃけ言ってしまうと「凄すぎて胃もたれ状態」に陥っていたかも。

それに人人人・・・!日本人日本人・・・!・・・って自分もですが。

ひなびた、落ち着いた場所を求めてさまよっていたのかも・・・。

でもこうして帰ってみると、フィレンツェのここ行ってない、あそこも行ってない!
と言う場所が多すぎて、残念な気が。
でもフィレンツェにいる間はとにかく石造りの巨大な建物に囲まれ、人ごみに疲れて、あまり鑑賞する気になれなかったんです。
きっと呑まれてたんでしょうねぇ・・・なんせ20数年ぶりの海外ですし。

それでも、またイタリアに行きたい気持ちは高まるばかり・・・。
どうしてなんでしょうねぇ・・・。
行きたいところ、た~くさんあるんですよ。今行けって言われたら、確実に行きます私。

何が良かったって言われてすぐこれって言えないけど、たぶん。
出会いだったのでしょうねぇ・・・。

人との出会い、風景や新しい感覚や、知らなかった物、事・・・との出会い。

一般的に見るべきとされている美術館や名所には、すぐ手の届くところにいながら
行かなかったけど、それでも充分私にとっては価値のある旅であったことは間違いないのでした。

そうそう・・・忘れてはいけないのは、娘との新たな出会いでしょうか?
娘の新しい一面、娘の知ってたけどここまでとは知らなかったとか。
そういう出会いもありましたねぇ・・・。

正直、娘を連れて行くのは少々早すぎたかと思っています。
娘は海外で何かを吸収しただろうか?・・・正直・・・それほどなかったのでは・・・。
しかし、彼女にも素晴らしい出会いがありました。
このことは、若い彼女のこれからの人生の上で宝となることでしょう。

もう・・・長すぎて、しかも間隔も長すぎて読んでくださってる方には申し訳ない旅行記となってしまいました。
でもやっと完成できたのは、私の入院が迫ったと言う現状があったから。
入院が迫るのも役立つものです。

それもこれもどれもこれも、何か意味があり、何かにつながっていくことなのでしょうね。
この私と娘のイタリア行き、この先どうつながったいくのか楽しみです。

楽しみを楽しみに待ちつつ・・・入院までの日々をこなして生きたいと思います。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。感謝。





豚キムチのお弁当とフィレンツェ旅行記(16)

2010-02-07 08:10:26 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます!

今日も良いお天気。寒さもちょっと緩んだ気がします。

今日のお弁当

・豚キムチ
・蓮根はさみ揚げ
・スナップエンドウ+ミニトマト
・にんじんナムル
・たまご焼き
・カリカリ梅じゃこふりかけご飯

・・・なんだか暖色多めのお弁当になっちゃった。
今日も娘だけお弁当です。
息子は午後から自主練・・・。


またしても間が開いてしまいましたが
フィレンツェ旅行記の続きを・・・

フィレンツェ滞在5日目の朝になります。
この日は、フィレンツェを丸一日楽しむ最終日となります。
なので、のんびりとフィレンツェを楽しもう!と、以前から行きたいと思っていた
小道へのんびりお散歩に出かけました。

ですが、この小道の出発点へ行くのにまず駅前からバスに乗らなくてはいけません。
娘にとって鬼門のバス・・・。
が!その前にバスのチケットを買うのに苦労しました。
バス停近くのバールで買おうとしたら「ない!」の一点張り・・・。
そんなわけないのに・・・人種差別?とちょっと疑心暗鬼。

観光バスのチケット売り場で聞いても「ない」と言うし。
そこで仕方なくバール探し。・・・ところが探すとバールってなかなかないんですよ。

ようやく見つけて購入してバス停に戻ったら。
イタリア人の観光客ご夫婦が聞いてくるんです。
「このチケットどこで買ったんだ?」って。
やっぱりこのご夫婦も近くのバールで買えなかったみたいね・・・

でも他にもイタリア人のお客さんいるのに、なんでわざわざ私達に聞いてくるのか不思議・・・。
ようやくバスに乗車!
地図で見てはいるものの、降りるバス停をスルーしてしまわないか心配で心配で。
そこで、前に座っていたおじいさんに聞くけどわからず。
すぐ近くにいたおばさんに教えてもらいました。

先ほどの観光客イタリア人夫婦、ポルタ・ロマーナ門を通る時、
「あそこを見て!すごい門よ!」とアドリブで教えてくれました。
とてつもなく大きな大きな門で・・・びっくり!
もう一回フィレンツェ行ったら、今度はゆっくり見てみたい門です。

フィレンツェ駅から20分ほどで、ちゃんと降りるべきガリレオ広場で降りることが出来ました。
ご親切にしてくださった皆さんに「チャオ!」ってお互いに挨拶しながら。

娘は案の定、車酔いでぐったり・・・。
しばらく木陰のベンチで休憩・・・。でもね、この休憩がとっても気持ちよかったの。

他のベンチでのんびり日向ぼっこしているおじいさんや編み物してバス待ちしているご婦人。
ゆったりとした時が流れて・・・。静かで美しい緑の美しい広場でした。

さて!娘も快復してようやく出発!



サン・レオナルド通り



この通りはフィレンツェ中心街より離れた小道。
でも、私、今回の旅行で感じたのですが、私にはどうも町の中の観光地より
その土地らしい臭いのする静かな町並みや小道が好きなんです。



素敵なタベルナーコロや家の扉の飾り・・・。



小さな教会に素敵なモザイク・・・。幸せです!
だらだらと坂を降りていくと・・・サンジョルジョ門
脇にあるヴェルヴェデーレ要塞にはなぜか門に鍵がかかって入れず残念・・・
中に人がいるのに・・・どうしてかなぁ・・・?
この要塞からはフィレンツェの町を一望できる最高のスポットがあるんです。
残念でした



さらに坂を下ると



フィレンツェの町の中へ



建物の間から見えるヴェッキオ宮とアルノ川・・・。
街中に帰ってくるとちょっとワクワクします。



そしてぜひとも行ってみたいと思っていたあそことあそこへ!

ビアンカ・カッペロの館



フィレンツェ大公の愛人宅なんです・・・。きれいな模様でしょう?

そして!caianinaさん がお勧めしてくれていた、お菓子やさん「ドルチェドルチェ」へ!



それからいそいそとホテルに帰っておいしいお菓子をいただきました。
ここのお菓子はどれも最高においしかったです!ありがとう!caianinaさん

フィレンツェ旅行記(15)サンタマリアノッヴェラ薬局と同宿の皆さんとお食事

2010-01-24 00:04:38 | フィレンツェ旅行編とお弁当
こんばんは!

変な時間に更新中のtontonです。

イタリア熱再発にうなされるtontonですが。

そういえば、9月のフィレンツェ旅行、まだ途中でしたねぇ・・・。
気にはなっていたんだけど・・・?

久しぶりの旅行記更新です。
前回、お忘れになった方(普通忘れます!)フィレンツェ旅行カテゴリからどうぞ!

・・・フィレンツェ滞在4日目の午後になります。
可愛い素敵な町、チェルタルドから夢見るような気持ちでフィレンツェへ帰ってきた、
tonton母娘。

駅近くにあるサンタマリアノッヴェラ薬局へ行ってみました。

サンタマリアノッヴェラ薬局



日本の薬局のイメージとは程遠い薬局。
ハーブや香水など、化粧品もたくさん売っています。
でも・・・高価なの・・・。
こーんなちっちゃい瓶に入った香水がこーんなに高いの!
(・・・ってわからないよね?でもメイちゃん風に読んでね)

なので何も買わずに退散・・・。
でも、見るだけでも価値のある薬局です

サンタマリアノッベラ広場



サンタマリアノッヴェラ広場を通って・・・ホテルに帰る途中、イタリア人のお兄さんに
呼び止められました。
エイズ治療の署名してくださいって言うの。
実は、アカデミア美術館前でも、同じTシャツ着たお兄さんに署名を呼びかけられたんです。
娘は「署名しようよ~」と言うのですが、なんとなく怖くてその時はしなかったんです。

今回、またしても娘が「署名してあげようよ~」と言い出し。
日本人の名前も見えたし娘に「やりたかったら自分でしなさい」といったものの。
なんとなく心配で、私の名前を書きました。

そうしたら!「募金してください」ってお兄さんが言い出して。
「ええ~!?」だまされたっ!と母はムッとして。
娘に「ママはお金出さないわよ。募金するなら自分でしなさい」
と言い切ったら娘「ええ~・・・」と言いながら募金。

10ユーロだったかな?
・・・結局これがフィレンツェで娘が買った一番高い買い物となったのでした・・・。

お気の毒。
まぁいい社会勉強かな?でもこの募金、この後、レプッブリカ広場でも見かけ、
テントを張った本部もあってちゃんとした団体さんのようでした。

疑ってごめんなさい・・・。


この後、娘待望の日本食をゲットしにアジアン食材やさんへ。



娘大喜びのインスタントラーメン・・・。
イタリアに来てまで・・・なんで・・・。
他にもいただきものの日本食の数々・・・。

メディチ宮



メディチ宮、見てみようと思ってたんだけど、お昼休み?中・・・。

結局最後までメディチ宮入らなかったんですよね~。
やっぱり見ておけば良かった・・・。後悔先に立たず。

さて。
この日は、同宿の日本人の方お二人と夕食をご一緒させていただく予定で。
お二人はお姉さんと義妹と言うご関係で、とっても仲良し!息の合ったペアなんです。
さらに彼女達のお友達のご夫妻も一緒に夕食へ。



初めてまともに、フィレンツェ料理食べたかも・・・。
名物のトスカーナ牛のステーキも食べました。肉の味がしっかりあっておいしかったですよ。
皆でお皿を回して、パスタやリゾットたくさん食べました。
もちろんワインも、ビールも!

ご夫妻さんは、英語がご堪能でオーダーもしてもらってほっとしました。
私なんか全くダメだし、姉妹さんもちょっと危なげ。
妹さんは、どこの国に行っても日本語で通すそうです。
そして!なぜか通じるのだそうです。尊敬です。

実際彼女は「ビール!」と、堂々とオーダーしていました。



ご夫婦さんはソレントへ行ってらしたんですって。
お二人でイタリアを気ままにご旅行なんて素敵だわ~。
しかもだんなさんは着物を着こなしてらっしゃってかっこいいのです。
・・・うちのだんなは全くイタリアに興味なし。・・・いいんだけどね・・・。

楽しい夕食、ほろ酔い気分でホテルへ帰りました。
かえる道すがらに、メディチ家礼拝堂・・・。幻想的なフィレンツェの街・・・。
そう、まるで中世の時代を歩いているような気分になります。

翌日はフィレンツェの小路めぐりです




フィレンツェ旅行記(14)チェルタルドpart.4

2009-11-22 07:58:58 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます!

今日はまたしても良いお天気。
昨日はとっても良いお天気の中、久しぶりに夫と出かけてきましたが、
それはまた後ほどのご報告として・・・。

今日はチェルタルドの様子を!

とっても久しぶりの更新となってしまいました。
お忘れの方はこちらを・・・。
チェルタルドpart1 チェルタルドpart2  チェルタルドpart3
さて。
チェルタルドの町をのんびり歩いた娘と私は。
レストランに入りました。
これまたとっても可愛いレストラン



そしてこの眺望!チェルタルドの新市街が一望できます。





さぁ、メニューを見てみると・・・さっぱりわからん・・・。
クロスティーネって聞いたことあるなぁ・・・
ペッシェって確か魚のことだよねぇ・・・
と、頼んでみると・・・。



う~ん・・・。
イメージと全く違うんだけど・・・まぁいっか。

レバーペーストの乗ったクロスティーネは娘が食べて「気持ち悪い・・・」(レバー苦手)と言うので、
私が食べました。
お魚の生ハムのようなお料理はおいしくいただきました。
本当はパスタをなにか頼みたかったのだけど・・・もうこれだけでお腹いっぱいになっちゃったの。

次回はもう少しイタリア語の勉強をしなくては・・・。

でもお店の雰囲気も眺望も店員さんの積極態度もとっても申し分無しのお店で、
気持ちよくランチが出来ました。

さて。
次は、TOP画像のチェルタルドのお城・プレトリオ宮殿へ







 




色々なマークのフレスコ画がいったい何を示しているのかわからずでしたが・・・。
でも可愛いお城といえどもさすがです!

画像にはありませんが、城内は現代アートの展示をしてあり、色々な場に開放しているようでした。
記名帳があったので、めくってみると。
日本人に名前が全くありませんでした。
やっぱり日本人はあんまり来ないんですねぇ・・・こんな素敵な町なのに・・・。

ということで、このノートでは第一号日本人として、娘と私の名前を記入しました。

受付にいた品の良いおじさんが、「ジャパニーズレィディ?」と話しかけてきたので、
うなづくと、日本の甘楽市と姉妹都市となっていること。その記念に、日本の建物が
あることを教えてくれました。

最後の一枚がその画像です。
・・・う~ん・・・あんまり似つかわしいとは思わなかったけど・・・。

でも日本の都市と姉妹提携しているのに、どうしてこんなにも日本で知られていないんでしょうねぇ・・・。

この町はボッカチオ生誕の地で、彼のミュージアムもあったのですが、パスして。

お城を出てから、まだ名残惜しく町を巡りました。
町の小道をくまなく回ったと思います。

チェルタルドで買った絵



裏路地で自分で描いた絵を売っているかわいいおばさんがいましたので、
記念に買っちゃいました。

チェルタルドの絵ではなかったけど、トスカーナらしい絵です。
水彩画で優しくてかわいいでしょう?
たくさんあったのだけど、手書きなので一枚一枚違うの。選びに選んで買いました。
まだ飾っていないの。どこに飾ろうか考え中・・・。

こうして・・・チェルタルドでの散策は幕を閉じました。
今でも、チェルタルドを思い出すとなんだか夢の中にいたような気分になります。

素敵な町でした・・・ため息・・・。


鼓童コンサートとフィレンツェ旅行(13)チェルタルドPart.3

2009-11-07 22:48:59 | フィレンツェ旅行編とお弁当
こんばんは!

昨晩は、夫と3ヶ月前から予約していたコンサートに行ってきました。

鼓童コンサート

ご存知の方も多いのでは?
和太鼓の演奏グループです。
ずっと行ってみたいなぁって思ってて。ようやく行くことが出来ました。
結果・・・素晴らしかったです!

空気の振動っていいですねぇ・・・。体全体で受け止められます。
お安いチケットだったので、4F席の一番奥・・・。
それなのに、ずんずん響いて

木遣りも素晴らしい声でした。マイクも無しでよく通って。
鍛えられた肉体が打つ太鼓・・・。こんな音楽もあるんだなぁって。
音楽って、音を楽しむって書くけど・・・神経勝負の音って感じかなぁ。

観客は年配の方が多かったけど、最後の演奏が終わったときは思わず、
どよめき・・・拍手の嵐・・・スタンディングオベーションをしている人もたくさんいました。

珍しく夫も、「また行きたいなぁ」って。
私も!です。


さてさて。
遅くなりましたが、チェルタルドの続編・・・。
チェルタルドの旧市街へフニクラで到着した私達。

一歩町へ入ると・・・そこはおとぎの国なのでした・・・。

フニクラから降りて外国人旅行者と町へ・・・            メインストリート

  







いかがでしたか?
言葉は要らないって感じでしょう?
私も娘も、夢見心地とはこのこと・・・。
素敵だねぇ・・・ってため息をつきながら、町を見て回りました。

次回は、チェルタルドの可愛いレストランとお城をご紹介しますね。



さんまの蒲焼丼と季節はずれのイチゴのお弁当とフィレンツェ旅行(12)チェルタルドPart2

2009-11-05 07:15:53 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます

いいお天気で昨日より少し暖かいみたい。

今日のお弁当

・さんまの蒲焼丼
・たまごやき
・大根皮塩もみ
・ミックスベジチーズ絡め
・いちご

昨晩、お隣さんにイチゴをいただきました。
こんな季節にイチゴなんてびっくり!
クリスマスの頃ならまだわかるけど・・・。

ちょっと固めですが、おいしかったですよ


さぁ!今日もフィレンツェ旅行記。昨日の続きです。

レッジョナーレに乗って約50分。
アナウンスはないので、どきどきしながら、日本で調べてきた各駅の名前を
指折り数えながら、チェルタルドの駅を待ちます。

ここだ!と降りようと、ドアの前に立つけど開かず・・・。
え?え?・・・ともしかして手動?と、ノブに手をかけ引くと・・・開きましたぁ!

最後までどきどきなんだから!もう!

と、駅に降り立つと・・・。

チェルタルド駅



なんかねぇ、もう空気が違うって言うか・・・。
穏やかなんですよ~。雰囲気がとっても。

駅舎を出ると広がるチェルタルドの新市街



とってもかわいい町なの。
メインストリートも穏やかな感じで。
おじいさん達が10人くらい、道の真ん中のベンチでおしゃべりしていたのが
印象的でした。

イタリアってお年寄りをよく見かける気がします。
お年寄りが思い思いに外で過ごすことが多いように思います。
そういう心地よい空間がたくさんあるんですよね~。

画像の奥に見える丘の上の城壁に囲まれた町、あれが目指すチェルタルドの町。
わくわくです~。

フニクラ(ケーブルカー)で旧市街へ



旧市街の地図



たったこれだけ!の町なんです。
一周30分もあれば充分じゃないかな。
続きはまた明日・・・。

チキン南蛮のお弁当とフィレンツェ旅行(11)チェルタルドPart1

2009-11-04 07:05:23 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます!

今日は曇り。しかもずいぶん寒い朝です。
お布団から出るの、久しぶりに億劫でした。

今日のお弁当

・チキン南蛮
・ボローニャソーセージ
・大根塩もみ+ごま
・枝豆+ミニトマト
・小鯵南蛮漬け
・ごま塩ご飯 

娘は熱も下がり、治癒証明書ももらえたので、今日から登校です。
やれやれ・・・。

週末と昨日はずっと勉強でどこにも出かけていません。
もう少しの我慢です・・・。

ずっと更新できていなかったフィレンツェ旅行記。
当分まとめての更新は無理そうなので、ちょっとづつ・・・。

フィレンツェ駅の切符売り場



朝、張り切ってフィレンツェ駅へ向かいました。
早めに出て・・・と思っていたのですが、準備がずるずる・・・。
1時間に一本ピサ行き、チェルタルドへ止まるレッジョナーレ(普通電車)に
乗ろうと思っています。

切符売り場で並んでいて・・・駅の時計が私達の携帯の時計と1時間違います。
「あれ?駅の時計狂っているねぇ、駅の時計まで狂ってるなんて、さすがイタリアだねぇ・・・」
なんて笑って話していたら娘が「・・・もしかしてサマータイム??

母、はっと気づきました。
道理で・・・おととい桃子さんが来た時間がずいぶん早かった・・・

駅の時計は正確でした・・・失礼しました。

切符買うのも娘の前なので平気な振りしてたけど、実はどきどきで。
うまく通じるかなぁって。
往復券を買おうと思っていたのに、なぜか片道切符だったけど、とりあえず買えました!

そしてホームへ。
ところが出発10分前になっても列車は来ません。フィレンツェ始発ですから
おかしい・・・と思って、傍にいたイタリア人?のご夫婦に尋ねようとしたら。
娘が袖を引きます。

「もう来るかもしれないよ。もうちょっと待ってみようよぉ・・・」って。

「待ってて来なかったらどうするの?いいから!」と、ご夫婦に。
でも英語はさっぱりわからない様子・・・。
ご夫婦も列車が来ない理由がわからなかったらしく、駅の清掃員の人に
聞いています。

「ディエチ!ディエチ!」と奥さんが私に言ってくれたのですが、
これは「10時10分発よ!」ということ。
10までの数、覚えておいて良かったぁ~と思った瞬間でした・・・。

そして、ホームが違うこと。列車の発車時間が変わったことを、
そして発車時間まで間ががないこと!を身振り手振りを交えて教えてくれました。

娘が時刻表を見つけて「ほら、ここにも10時10分って書いてある。
ちゃんと良く周りを見ればわかるんだよ」と・・・。

だけど、聞く方が絶対早いんだもん!と思う母。

とにかくホールを移動。
途中で切符の刻印をして、無事に列車に乗り込みました。



「ふぅ~やれやれ・・・」
列車に乗り込むまでこんなで、この先大丈夫なのか・・・?


チャーハンのお弁当とフィレンツェ旅行(10) フィエーゾレ

2009-10-24 08:50:08 | フィレンツェ旅行編とお弁当
おはようございます

今日は曇って寒々とした朝です。

今日のお弁当

・チャーハン
・春菊胡麻和え
・鮭カレーソテー
・ミニトマト
・みかん

今日は娘の部活弁当。
息子の部活はインフルエンザの流行で今週いっぱいお休みだそうです。

さて

フィレンツェ旅行記の続きです

現在、旅行3日目を迎えておりまして。
前回朝からお昼までをUPしましたので、今回午後編。

前の日に、ベッキオ宮殿近くのレートの良い両替やさんで両替しようとしたら、
あまりにもレートが良くなかったので、食後、ホテル近くの銀行へ。

銀行って言っても・・・。
たぶん銀行だよね・・・という感じで・・・。
「BANCA」って書いてあるから間違いないと思うんだけど。
中をのぞいても閑散としているし・・・。いいのかなと思いつつ、入店を試みたものの。
入れない・・・

だって、入り口の自動ドアが開かない。・・・どうやったら開くの?
と、中の人に助けてもらおうと覗き込んだら指差しで「あっちあっち」。
あっちって・・・?違う入り口があるの?それとも・・・?
と思ったら、赤いボタンが目に付きました。
押してみると、開いた! わーい!と思って入ると閉まった。
そして・・・閉じ込められた! 
入り口ドアがもうひとつあって、丸い空間に閉じ込められた格好。
ええ~!!なにこれ

パニクリそうになりながらよく見ると、赤いボタン。
押すと開きました・・・。セキュリティのためのドアなんですねぇ・・・。

レートは良くって、ラッキーでした。成田より良かったですよ。

さて。前置き長くなりましたが、いよいよフィエーゾレへ。
フィエーゾレって、フィレンツェを見渡す丘の上の町なんです。

行くにはバスに乗らなくてはいけません。
フィエーゾレは小さな町なのでバールに人がいなかったら帰りのチケット
買えないから往復を買った方がいいよ、とcaianiaさん に教えてもらっていたので。

サンマルコ広場からフィエーゾレ行きの往復チケットを買おうとしたら。
バールでは、ない。と言われ。
バス停のバス会社らしきおじさんに聞いても、あっちだ。と指差し。
こっちのバールかな?と何軒かに聞いてもないっって。わかんないよ~。

と、困っていたら、娘が「これは?」と指差すBOX。
これは・・・!バスのチケット券売機じゃないですか?でかした、娘よ!
・・・でも往復の買い方わかんないので、これで4枚買っちゃいました。
・・・後で聞いたら、これはご法度らしいです・・・

7番バスに乗ってるんるんでフィエーゾレへ。
30分くらいかな。くねくねの山道を登って終着のフィエーゾレへ到着。

・・・ところが・・・「気持ち悪いから休もう」と娘。
バスに酔っちゃったらしい・・・。

で、しばらく休憩。のんびりベンチに座って見た フィエーゾレの町







しばらく休憩して、ローマ時代の遺跡 円形劇場見学



ふらふらのんびり歩いて遺跡の中にもぐりこんだりして遊びました。

ドゥオーモ



可愛い坂道



その後、ドゥオーモの横からの急坂を上がると、フィレンツェを一望できる
展望台です。
とっても素敵な眺めで、遠くにドォーモが見えて気持ちよくって・・・。

ふ~っと一息。
娘に景色撮っておいてね。と頼んでいたのですが、後から見たら・・・。
ドゥオーモどこにも写ってないじゃん・・・。
フィエーゾレのふもとの町撮ってどうすんのよ、あんた・・・と愚痴のひとつも言いたくなる画像で・・・。がっかり。

展望台からまた少し坂を上がると可愛い教会が



入っていいのかなぁ?と入ろうとすると娘が、「止めとこうよぉ~」とびびり。
おばさんママは「いいからいいから」と入ってしまい、娘も後に続き。

サン・フランチェスコ教会







・・・素敵でしょう??

中庭もあって・・・





それ以外にも地下の展示室や質素な僧坊もあって、見所いっぱいでとっても素敵な教会でした。



教会前からの眺めも良いのですが・・・
フィレンツェの町まで撮れていませんね・・・。残念・・・。

さぁ、それからが大変でした

帰りのバスで娘がまたしても酔ってしまい・・・。
途中で、「もうだめ・・・降りる」とどこだかわからない場所で降りて。

ぐったりしている娘をバールで休ませ。

少し良くなったというので、歩き出したら大きな門・・・。
リベルタ門



門をくぐると公園でした。
ここでもベンチでしばらく休憩。
地図で現在地を探しますが、よくわからず・・・公園の名前もわからず・・・。

で、他のベンチに座ってた女性に聞くんだけど、英語わからないって。
でも、通りかかった女性のお友達が、英語とイタリア語ごちゃ混ぜで教えてくれました。
この方、「東京に行ったことあるよ」って。
なんだか嬉しくて握手しちゃいました。
楽しく会話できて、道もわかったし満足満足なtonton。

ホテルまで歩いて無事帰還。
でも娘は寝込んでしまいました。そして・・・「ご飯が食べたい・・・」

それで、以前セルビィ通りを歩いたときに、お寿司屋さんがあったのを思い出し。
行ってみました!

そのときの私の気分はブルー・・・。
だって、娘を引きずり回して、結局娘に辛い思いをさせてしまって・・・。
連れてこないほうが良かったのでは・・・と自問自答・・・。
なんだか娘が可哀想な気がして・・・。

お寿司屋さん、日本人の女の子が店番してて。
なんだか嬉しく。
女の子に娘の子と話してたら、なんだか涙ぐんちゃって。親バカな母です。

お寿司、とっても高かったけど奮発して買っちゃいました。
お吸い物も、あとスーパードライに梅酒まで!
店員さん、同情して日本茶ティーバックをおまけしてくれました。

やっほ~とるんるん(げんきんな奴)で、娘が喜ぶだろうなとわくわくしながら
ホテルに帰ったら。

ホテルの入り口で日本人の女性2人とばったり。

日本から着たばかりというお二人。
部屋番号を交換して、しばらく立ち話。
娘のことを話すと後から日本食をあれこれくださいました。

そんなこんなで、ようやく日本食にありついた娘。完食!



私もビールと梅酒飲んでいい気分。
元気になった娘に、昔、若いときに行った中国への個人旅行の話やあれこれ、
話して聞かせながら夜は更けて言ったのでした。

さぁ!明日はいよいよチェルタルドへ






フィレンツェ旅行(9) ミケランジェロ広場とCaninaの小道

2009-10-20 11:19:48 | フィレンツェ旅行編とお弁当
こんにちは!

今日はすごい風・・・。
おかげさまで、子ども達はずいぶん回復しました。
明日は全員、学校、会社へ行けるでしょう。

さて、早速。

3日目の早朝、娘を起こしてホテルを出ました。
目指すはミケランジェロ広場。

朝もやのアルノ川

グラッツェ橋を渡って・・・。ポッジ広場



ここから坂道を上がると、ミケランジェロ広場



うわさどおりのすばらしい景色・・・。
でも娘は上り坂に疲れたようで、景色にはさして興味もなさげ。

なので、本当は・・・母としては、サンミニアート・アル・モンテ教会へ行きたい気持ちもあったのだけど。
たぶん娘は興味ないだろうと、広場からだらだらと坂道を上ってみました。
すると可愛い小道が。

娘の「行ってみようよ!」の言葉に押されて小道へ。

Canina通り





この細い道は、フィレンツェの町へ下り坂をのんびぶらぶらり歩いて帰って来れる道。
ほとんど車両の通行もありません。

のんびり娘とおしゃべりを楽しみながら歩けました。
娘もこの小道を気に入って上機嫌でした

小道の終着 サンミニアート門



それから再びアルノ川沿いを歩いてサンニッコロ橋を渡って・・・。

サンタンブロージョ市場



この市場で桃・ざくろ・ラズベリーを買って・・・。



サンマルコ広場のおいしいパン屋さん Pugiでランチを買ってホテルでランチ。

まだお昼というのに疲れたぁ~な母娘でした。




フィレンツェ旅行(8) カメラ講習と今度は娘・・・

2009-10-19 14:57:39 | フィレンツェ旅行編とお弁当
こんにちは!

今日はずいぶん遅い更新になりました。

息子はずいぶん熱も下がってもう一息でしょう・・・。
ところが・・・今度は高校からお呼び出し。

午前中娘を迎えに。ヘロヘロな娘をタクシーに乗せて帰宅しました。
明日から中間テストなのですが・・・。
それどころではなくなりました。


さて気分を変えて、フィレンツェ旅行記

朝早くからカッシーネ、オルトラルノと歩き回って、お昼にホテルに帰って
バタンキュー・・・。

その後、お願いしていた桃子さんに来ていただき、カメラ講習
とっても丁寧にカメラについて教えてくださったのに、どうも飲み込みの悪い
tonton・・・。やっぱり頭が固くなっちゃったのかなぁ。

サンティッシマアヌンツィアータ広場





屋外に出て、あれこれ教わりながら写真撮影。

セルヴィ通りからのドゥオーモ




桃子さんには、その後ウフィッツィ美術館の予約専用受付までお付き合いくださって。
わかりにくい場所だったので、きっと私達だけではわからなかったかも。

ありがとうございました、桃子さん。

しかし・・・。
一日中歩き回って、既にヘロヘロなtonton親子。
罰当たりなことに、世界の至宝を前にしながら「見た 見た ハイ見た!」と
流す流す・・・。

だいたい絵心が全くわからない親子なものですから・・・。
鑑賞というより確認のために行ったようなものかも・・・。

ウフィッツィ美術館から見たポンテベッキオ



ウフィッツィ美術館から見たヴェッキオ宮



ようやく一回りして早く回ってさっさと帰ってホテルのベッドで横になりたい~と出口を捜すのですが。
見つからない・・・。あれ~?なんで~?
もしかして入り口のそばになるのかな?と戻りかけたら・・・。

「あっ!」とびっくり!

昨日フィレンツェから同じ飛行機だった日本人の母娘さんとばったり!

「どうですか~?」とお互い近況報告。

結果、同じ。

「歩いて歩いて・・・」「暑くて暑くて・・・」「もう疲れて疲れて・・・」の3拍子。

しっかりウフィッツィの案内図の掲載されたガイドブックをお持ちだったので
出口を教えていただきました。

良かったですぅ~。あそこで教えていただけなければ、また入り口まで戻って
いるところでした。
広い館内で無駄に体力消耗していたかも・・・。

そんなこんなでヘロヘロな親子は、ようやくホテルへ戻り、スーパーで買った
生ハムやサラダやお惣菜で夕食を済ませた後、爆睡したのでした。