おはようございます
今日も素敵なお天気。
今日のお弁当
・餃子(市販品)
・レタス
・大根 にんじん きゅうり漬
・ナス揚げ煮
・ミニトマト
・スクランブルエッグ
・蕗+こんにゃく+揚げピリ辛煮
・フジッコ+ごまごはん
・玉ねぎ+豆腐+トマトサラダ
・スイカ
今季初のスイカですね。
こう暑いとたべたくなっちゃう。
餃子はいつものラーメン屋さんの。
ここの餃子を食べたら、自分で作る気力を失くしました…
さて、さて、熊野古道 小辺路歩きの続きです。
5月3日の朝。
朝ごはん
山荘での朝ごはん。美味しくって思わずお代わりっ
部屋からの眺め
だいぶ明るくなってきました。今日は午後から晴れるって
宿の前は川原桶川です。
この宿には釣りを目当てにいらっしゃる方も多いようですよ。
田中陽気さんのサイン
昨晩は気づきませんでしたが、食堂には田中陽気さんのサインが。
日本200名山一筆書きの時に、こちらに宿泊されたそうです。
ここから歩いて橋本へ行ったとか…。橋本って南海線の駅ですよ。
高野山よりもっと大阪方面にある駅です。一体何kmあるのかしら…。
さすが…というか有り得ない人ですね。凄い
陽気さんに力を貰って、ロキソニンテープを貼って出発準備。
坐骨は痛みは良くなっていたけど、今日は標高差があるので、念のため。
陽気さんもきっと、体中痛みや故障を抱えながら頑張ったことでしょう
車で昨日のゴール地点の大股へ、Tさん達と共に送ってもらいます。
Tさんご夫妻に教えてもらったスタンプ台
昨日はこんなところにスタンプ台があるの、全然知りませんでした。
久しぶりに見た鯉のぼり
今日は伯母子岳を越えて歩きます。
さぁ出発
里山の風景
穏やかな里山の風景、大好きです。
見晴らしの良い道
暫く急坂を登ると、
萱小屋跡
ここで野宿をする人もいるのでしょうね。なかなか居心地の良さそうな避難小屋もあります。
ここを越えると、一気に古道らしい雰囲気に
この日はこれからお天気が良くなるはずなのですが…ちょっと回復が遅れているようです。
登りが続いた後で下り坂。
少し寒くなってきたので上着を着て、その時ストックを置いて
そのまま歩きだしてしまいました。
10分もしないうちにストックがない事に気づき、急いでストックを取りに戻ったtonton。
すると、T夫妻が私のストックを持って歩いて来てくれましたー
なんて良い人なの~Tさんありがとう
めちゃめちゃ嬉しかったです
そして、伯母子岳頂上へ。
予想通り真っ白…。
ここからは素晴らしい眺望が楽しめるはずだったのですが
すぐ後から登ってくるTさん夫婦の写真を撮ろうと待っていたのですが、
風が強くて寒くて。お二人に再会してから、すぐに下りました。
伯母子峠分岐
ここの避難小屋でランチと持っていたのですが、予想以上に早く着いたので
もう少し頑張ることに。
ここからはダラダラとした下りが続きます。
ところどころに咲いている山つつじに癒されながらひたすら歩きます。
こんな崩れそうな狭い道幅が…。もしここでめまいが来たら…とドキドキしながら歩きます。
上西家跡
ここは昔旅籠があって、人もたくさん住んでいたそうですよ。
きっと旅人が行き交い、賑やかだったんでしょうねぇ…。
民宿で作ってもらった
お弁当
揚げ物も入っていて嬉しい~
Tさん夫妻もやってきてそれぞれランチタイム。
素敵な風景…人が住んでいたところは、なぜか懐かしさを感じます。
さぁ、そろそろ出発
なんだこりゃ?
何の木でしょう?この人の顔は自然に出来たの?それとも人工的に作られたもの?
ちょっと気味が悪いですね…。
お大師さんの祠
優しいお顔ですねぇ…。
さぁここから。長い長い下りの石畳の始まりです。
石畳って、下りだと滑りやすくて、危ないんです。
昔の草鞋だったら、滑らないのでしょうけど…登山靴だとどうしても足に力が入ります。
tontonは、もともと下りは苦手です。
小さな白いお花…なんて名前だったかな
ようやっと神納川が見えてきました
うんざりするほど長い長い、神経を使う下り坂がようやく終わって、三浦口にある三田谷橋に辿り着きました。
やったー&疲れたー
あとちょっとで民宿に到着できるのですが、とりあえず一休み。
橋のたもとに座って休みました。あぁ疲れた。
でもこの日は、朝貼ったロキソニンテープのお蔭で、坐骨、全然痛くない
霊験あらたか。ありがたやありがたや。
三田谷バス停
こんなところにも綺麗なトイレ
公衆電話もあります。ダイヤルじゃなくてプッシュホンですねぇ
ここで中国人の女の子に会いました。
この時間、たしか2時半頃でしたが、今から伯母子岳に登ると言います。
夫と二人で「デンジャーデンジャー!」と引き止めますが、地図もちゃんと持っているし
叔母子峠の避難小屋に泊まる予定と言います。
それなら…なんとかぎりぎり日暮れまでに間に合うかなぁ…でも心配。
ライト持ってる?と聞くと持ってると言うので。気を付けてと言って送り出しました。
後ろ髪引かれながら別れ。夫とは何度かあの子、大丈夫だったかなぁと話しながら歩いていました。
が…この子の消息は翌日知ることができたのですよ。
それは後ほど…。
さぁ、道路をもう少し歩けば今夜の宿
農家民宿政所
素敵な門でしょう?県指定有形文化財ですって。
ふかふかのお布団が敷かれていました。
先着のお客さんがお風呂に入っているので、近隣をお散歩。
五百瀬小学校
もう廃校になってしまっています。
薪で沸かした熱々のお風呂に入れてもらって、洗濯機も使っていいよと
言ってくださって、洗濯。
洗濯できた後、おばあちゃんがかごに入れて洗濯物を持ってきてくれ、
「縁側の物干し竿使っていいよ」って言ってくれました。
そして小声で「下着は部屋の中に干した方がいいよ」って。うふふ。優しいおばあちゃんです。
商店
民宿の冷蔵庫が壊れてしまったとのことなので、ビールを求めて商店へ。
とても営業しているとはおもえませんでしたが、ちゃんとビールとチューハイをゲット
夕食
この民宿も昨日と同じく、おばあちゃんと息子さんが営む宿。
お二人が作ってくれた夕食を、同宿の、やはり小辺路歩きの男性と一緒に囲みました。
お喋りしながらついついお酒が進んでしまいます。
夫と男性、焼酎何倍目だ~い
また、おばあちゃんが作る水割り、濃いっ
お料理も手作りのこんにゃくが美味しい~
ここでは鮎の塩焼きが。炊き込みご飯も嬉しい
「人生の楽園に」出演されたとかで、録画を見せて頂きました。
懐かしいシールの貼ってある柱。
そして、この後、画像が無いのですが、さっきの商店で再度買ったお酒とつまみを持って、
2部屋しかない民宿に断られたT夫妻の泊まっているコテージを、同宿の男性と一緒に、突撃隣の晩御飯
そして5人で飲み会の始まり始まり~
ここで驚いたことが
男性とTさんご夫妻は、中辺路を歩いたことがあるのですが、3人とも同じ宿に
泊まったことがあって。
その宿が素晴らしかったと、3人共絶賛
しかも男性は、本宮までゴールしたら、その足でその宿に泊まりに行くんですって。
「とにかく絶対泊まって
」と3人。
ええ。中辺路を歩く際にはきっと泊まります…って、もう予約しちゃった。てへ。
秋の紅葉シーズンに中辺路を歩いて、お奨めの宿に泊まりますよ~
飲んで喋って、楽しい時間はあっという間。
カジカガエルの声を聴きながら、宿に帰ります。
この日のスタートは07:55。ゴールは14:30。6時間半掛かりました。
距離は16km。標高差は登り600n。下り900m。
続きはまた明日…。