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消費税のまやかし6◇経済ジャーナリスト荻原博子氏指南「将来に備え生活は小さく」/少数派

2019年10月08日 | 社会・自殺・過労死
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/社会問題
消費税のまやかし6◇経済ジャーナリスト荻原博子氏指南「将来に備え生活は小さく」

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■あなたは経済発展のためにカネを使いますか? ご自分の生活防衛に徹しますか?
消費税のまやかし6回目<まとめ>です。皆様には大変好評を頂き、今回、緊急追加投稿致します。10/1、消費税アップの実感はいかがでしょうか? 10%で分かりやすい、ポイント還元がありがたいと言っている場合じゃないですよ! これから、ジワジワと重税感が効いてきます。投稿者が新聞やその他の情報などを調べた結果、経済専門家のうち9割の方が、今後、経済不況に陥る・景気の落ち込みを懸念しています。好景気でない時に消費税を上げれば、景気への急ブレーキを掛けるようなものです。また消費増税に不信感を抱く原因は、安倍首相は社会保障の充実と言いながら、本文の通り、消費税が社会保障に回されるのは2割程度しかないのです。今まで景気が良くならず消費税に頼ることは、アベノミクスの失敗を自ら証明したことであり、政府自民党の政策の重大な誤りが露呈したのです。

さて本文は、お馴染み経済ジャーナリストの荻原博子氏のインタビュー記事を抜粋しました。ご存じ生活者目線の経済解説は定評があり、誰でも納得できます。荻原氏自ら、「あんた(荻原氏)がTVの前で『金を使うな、節約しろ』と言うから、日本の経済がちっとも良くならない」とギャグを飛ばします。彼女も分かっていて、「国民全体がカネを使えば景気は良くなる」のは確か、しかし「大企業や金持ちが使えば貢献するけれど、その言葉に踊らされて庶民が使えば身の破滅」と言います。そこで今回も、自分の生活を守るためにカネを使うな、生活を小さくしておくことを訴えています。荻原氏は消費増税後の先を見通し、発言されているのです。ご覧の皆様は、日本経済発展のためにカネを使いますか? それともご自分の生活防衛に徹しますか?
*タイトル付け、補足、文章の省略は投稿者によるものです。

増税分のうち社会保障は2割、消費者が払った税金は消費者のために使うべき
個人消費が増えない理由はたった1つ、給料が上がらないから。もともと40~50代の給料は停滞し、働き方改革によって、さらに給料が下がっています。給料が下がれば、景気がいい(=良くなる)とは思えません。政策も将来への不安をあおるばかり。残業代が減り、消費税が上がり、老後(まで)に2000万円もためなければならないとなれば、心配でたまらなくなるのは当然です。その心配を減らすためという消費増税後の軽減税率も、お金を持つ人のほうが得な仕組みです。

給料が上がらず、消費が増えず、その結果、さらに給料が上がらない--という悪循環の原因は、私たち消費者がものを買わないからではありません。政府が「アベノミクス」という旗を振るだけで、悪循環を断ち切るどころか、助長する政策しかとってこなかったためです。不安をやわらげるには、消費増税分を100%、社会保障に使うべきでしょう。今までの増税分(消費税)のうち、社会保障に回ったのは2割程度。残りは法人税減税などに使われました。消費者が払った税金だから、消費者のために使うべきです。トランプさんの言いなりに武器を買うなんて論外です。

自分の生活を守るため「カネを使うな」 「生活を小さくしておくこと」
一人一人が生活を守るため、私は「カネを使うな」と言っています。少額投資非課税制度(NISA)などの投資はやらない方がいい。金融庁が昨年発表した調査によると、銀行の窓口で投資信託を購入した人のうち46%が損をしていました。これだけ先が見えず、デフレの時代、借金を減らして現金を増やすことが一番大切です。多くの人は「これ以上の節約は無理」と言いますが、普通の家庭ならば、格安スマホに切り替え、電気契約のアンペア容量を下げ、生命保険を見直せば、月々の支出をかなり減らせます。

買い物にでかける前、冷蔵庫の中の写真を撮りましょう。同じものを買わずにすみます。奥まで写らないほどいっぱいなら、買い物は不要。チャーハンやシチューといった晩ご飯が作れます。レジに並ぶ前には、かごの中を確認しましょう。一つは「あってもいいけどなくてもいい」ものが入っているはず。それは「なくてもいい」ので陳列棚に返しましょう。ちりも積もれば山となる、です。今回は増税後のセールが規制されていませんから、きっと安く買えるでしょう。家電も秋に新製品が出ますから、型落ちの安い買い物ができます。

住宅は、東京五輪後を見据えれば慌てる必要はありません。中古住宅には原則として消費税はかかりません。クレジットカードなどキャッシュレス決済の場合のポイントも、不要なものを買ってしまう恐れがあります。何事も慌てないことです。そして将来に備えて生活を小さくしておくことは、老後にも役立ちます。定年後に急に生活を変えるのは難しいですが、今から節約になれておけば安心です。(インタビュー記事)

■ポイント還元とは高齢者や幼児のための社会保障費を自分の懐に入れること
ここからは投稿者の文章/既号でも書きましたが、今回の増税分は5.6兆円。うちポイント還元・その他で3.4兆円が戻されます。何のための10%なのでしょうか! ポイント還元で喜んでいる場合ではなく、本来、社会保障に使われるべき税が、あなたの懐に戻ってきたものです。天邪鬼(あまのじゃく)の投稿者は、ポイント還元期間の2020年6月までは、皮肉も込めてあえて「現金」で買うつもりです。コンビニ店員から現金払いは面倒がられ、後ろに並ぶお客からは時間が掛かると文句が出ても続けるぞ! 私の購買力では何の影響力も与えないが、拡大解釈すれば、本当なら高齢者や幼児のための社会保障費を、自分の生活のために消費すること(懐に入れる)とは、何とも目覚めが悪い。政権の“国民へのご機嫌取り政策”、ポピュリズム(大衆迎合主義)には断じて乗らぬ! 現金払いを続けると損するが仕方ない トホホ・・・

最後の項は、消費税引き上げは安倍政権の政策誤りですが、それは氷山の一角で、かなり酷いことを行っていることを説明致します。安倍首相は、今後、自民党総裁4選→長期政権確立→戦争をする国への野望をむき出しにしてきます。大企業優先、防衛費急拡大、憲法9条の改正、社会保障の削減、庶民を泣かす消費税・他の税のアップなど~『戦前回帰』 『国民生活無視』 『弱者切り捨て』の政策に大きな声で反対しましょう。安倍・トランプコンビによる、これ以上「日本を破壊」するのを止めなければなりません。一方、朗報?の予感も。専門家は、過った政策により厳しい不況が押し寄せ、早晩、安倍首相は退陣せざるを得なくなると言っていますが・・・ <特集・終>

Sankoub 消費税のまやかし特集
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消費税のまやかし2◇平均的な家族で年4.4万円の負担増・今上げるべきでない指摘
消費税のまやかし3◇いったい誰のための軽減税率・無駄な混乱を起こすだけ
消費税のまやかし4◇ポイント還元は高額所得者に恩恵!低収入層には及ばず
消費税のまやかし5◇消費税10%と米中貿易摩擦・五輪工事終了で経済不況へ
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