少数派シリーズ/社会問題
オレオレ詐欺犯よ!お前等がのうのうと暮らせるのは高齢者が戦後必至に働いたお蔭
■高齢になればなるほど家族の為に役立ちたい意識が強くなり振り込んでしまう
オレオレ詐欺犯がこんな高尚な?ブログを見ている訳がなく(笑)書いても仕方ないが、高齢の親を持つ投稿者として強く言いたいことがある。「誰のお蔭で」で、こんな安寧な世の中になったか知っているか! 知っていれば、高齢者を騙しはしない。一向に減らないオレオレ詐欺に、我慢ができず。なおこの投稿はオレオレ詐欺犯について書いていますが、詐欺を防ぐ対策を示す内容ではありません。=== 90代の母親は騙されなかったが、オレオレ詐欺犯からの電話が掛かってきました。親には普段から注意するよう言ってあるので、見抜いてすぐに電話を切り、幸いにも大事に至りませんでした。それでも気の毒に、しばらく動悸がとまらなかったようです。固定電話はオレオレ詐欺犯に狙われることから、2000年初頭に携帯電話に変えました。母に聞くと、今まで携帯では怪しい電話はなかったそうですが、昨今は携帯も安心できません。
騙される理由の1つは、TVの情報番組でよく言われるように、高齢になると、年々、「判断能力」が落ちていきます。身近な母親の“生体”(笑)を見ていると、よく分かります。一方で、家族の話し相手が少なくなる、家族から相手にされないことが多くなります。高齢になればなるほど家族の為に役立ちたい意識が強くなり、子供・孫に尽くす気持ちが高まり、確認もせず振り込んでしまうのです。親という立場から、子を慈しむ気持ちを悪用するものです。犯人達は警察に捕まると、必ず「騙される年寄りが悪い」と居直るそうです。そもそも弱い立場のお年寄りばかりを狙い撃ちする行為は、絶対、許されません。極めて卑劣な犯罪です。若い犯人達が、世の中の年寄りの過去の苦労の1つでも知れば、決して犯罪には及ばないでしょう。そんな犯人は恐らく年寄りといっしょに住んだことはないだろうし、後述の中学レベルの歴史も頭に入っていないと思われます。
■戦中戦後苦しい時代に皆で助け合った教訓が抜けず他人でも信用してしまう
もう1つが、投稿者が言いたかった本筋です。オレオレ詐欺犯には、全く「戦後の歴史」の知識がないことです。3学期のばたばたで教えられていないことではあるが、1回でもTVで戦中・戦後の状態を見れば分かるはずです。つまり今の年寄りは、戦中は無差別殺人と言われる米国のB29爆撃機による空襲で、大量にばら撒かれた焼夷(しょうい)弾の火の中を逃げ回り、身内や近所の方と庇い合いながら命を保ってきました。戦後もしばらくは食べ物がなく、生活が苦しく皆で助け合わなければ飢え死し生きていけませんでした。このように若い頃から、協力し人を信じ合い生きてきた時代だったのです。現在、高齢の諸先輩が必至で行き抜き、戦後の日本を支えてきたのです。そして今では考えられない長時間労働・長時間の家事に仕えながら、多くの子供を産み、子・孫の面倒を見て来たのです。時代の教訓が、今となっては人を疑うことが甘いのです。
孫世代に当たるオレオレ詐欺犯が今ものうのうと生きられるのは、騙す対象のお年寄り世代の努力のお蔭なのです。それだけに、高齢者の人達を騙すのは許せません。コツコツと貯めてきたお金を丸ごと取られ、悔いて自殺した方や、一生、自分の迂闊さを恥じて生きて行かざるを得ないのです。若い犯人は罪を軽く考えているようですが、高齢者が負った傷は想像以上に深いのです。オレオレ詐欺犯が更生し、自分達が年寄りになったらどう思うんでしょうか?(反省しても遅いが) 詐欺犯の幹部(暴力団など)は何を言っても聞きませんが、こうして生きてきたお年寄りの生き方を理解する機会があれば、若い受け子が犯罪の道に入らない効果があると思うのですが・・・ 高齢という脳の劣化、戦後助け合い精神、子供を思う心情、これらを逆手に取ったオレオレ詐欺犯の犯罪は許せません。日本人の美徳・道徳さえも崩壊させる、悪質な行為です。
「これも詐欺・あれも詐欺」愛の水中花を替え歌にして京都府警が詐欺防止に
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■高齢になればなるほど家族の為に役立ちたい意識が強くなり振り込んでしまう
オレオレ詐欺犯がこんな高尚な?ブログを見ている訳がなく(笑)書いても仕方ないが、高齢の親を持つ投稿者として強く言いたいことがある。「誰のお蔭で」で、こんな安寧な世の中になったか知っているか! 知っていれば、高齢者を騙しはしない。一向に減らないオレオレ詐欺に、我慢ができず。なおこの投稿はオレオレ詐欺犯について書いていますが、詐欺を防ぐ対策を示す内容ではありません。=== 90代の母親は騙されなかったが、オレオレ詐欺犯からの電話が掛かってきました。親には普段から注意するよう言ってあるので、見抜いてすぐに電話を切り、幸いにも大事に至りませんでした。それでも気の毒に、しばらく動悸がとまらなかったようです。固定電話はオレオレ詐欺犯に狙われることから、2000年初頭に携帯電話に変えました。母に聞くと、今まで携帯では怪しい電話はなかったそうですが、昨今は携帯も安心できません。
騙される理由の1つは、TVの情報番組でよく言われるように、高齢になると、年々、「判断能力」が落ちていきます。身近な母親の“生体”(笑)を見ていると、よく分かります。一方で、家族の話し相手が少なくなる、家族から相手にされないことが多くなります。高齢になればなるほど家族の為に役立ちたい意識が強くなり、子供・孫に尽くす気持ちが高まり、確認もせず振り込んでしまうのです。親という立場から、子を慈しむ気持ちを悪用するものです。犯人達は警察に捕まると、必ず「騙される年寄りが悪い」と居直るそうです。そもそも弱い立場のお年寄りばかりを狙い撃ちする行為は、絶対、許されません。極めて卑劣な犯罪です。若い犯人達が、世の中の年寄りの過去の苦労の1つでも知れば、決して犯罪には及ばないでしょう。そんな犯人は恐らく年寄りといっしょに住んだことはないだろうし、後述の中学レベルの歴史も頭に入っていないと思われます。
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もう1つが、投稿者が言いたかった本筋です。オレオレ詐欺犯には、全く「戦後の歴史」の知識がないことです。3学期のばたばたで教えられていないことではあるが、1回でもTVで戦中・戦後の状態を見れば分かるはずです。つまり今の年寄りは、戦中は無差別殺人と言われる米国のB29爆撃機による空襲で、大量にばら撒かれた焼夷(しょうい)弾の火の中を逃げ回り、身内や近所の方と庇い合いながら命を保ってきました。戦後もしばらくは食べ物がなく、生活が苦しく皆で助け合わなければ飢え死し生きていけませんでした。このように若い頃から、協力し人を信じ合い生きてきた時代だったのです。現在、高齢の諸先輩が必至で行き抜き、戦後の日本を支えてきたのです。そして今では考えられない長時間労働・長時間の家事に仕えながら、多くの子供を産み、子・孫の面倒を見て来たのです。時代の教訓が、今となっては人を疑うことが甘いのです。
孫世代に当たるオレオレ詐欺犯が今ものうのうと生きられるのは、騙す対象のお年寄り世代の努力のお蔭なのです。それだけに、高齢者の人達を騙すのは許せません。コツコツと貯めてきたお金を丸ごと取られ、悔いて自殺した方や、一生、自分の迂闊さを恥じて生きて行かざるを得ないのです。若い犯人は罪を軽く考えているようですが、高齢者が負った傷は想像以上に深いのです。オレオレ詐欺犯が更生し、自分達が年寄りになったらどう思うんでしょうか?(反省しても遅いが) 詐欺犯の幹部(暴力団など)は何を言っても聞きませんが、こうして生きてきたお年寄りの生き方を理解する機会があれば、若い受け子が犯罪の道に入らない効果があると思うのですが・・・ 高齢という脳の劣化、戦後助け合い精神、子供を思う心情、これらを逆手に取ったオレオレ詐欺犯の犯罪は許せません。日本人の美徳・道徳さえも崩壊させる、悪質な行為です。
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