

太公望(たいこうぼう)|古代中国の故事によって釣り人を指す

古代中国の故事によると、周(しゅう)王朝の君主・文王(ぶんおう)が、釣り人に優れた軍師を探していると話し掛けた。釣り人は、文王の祖父の頃から待ち望んでいた人物だった。その後、文王を助けて殷(いん)を滅ぼすことができた。
「太公」とは祖父や父を言い、後に高齢の人を敬う言葉になった。文王が、太公(祖父)が久しく(長く待っていた)望む様を故事によって、釣り人を「太公望」と言うようになった。
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池上彰氏などのTV情報番組、新聞・書籍を参考にしました。
