少数派シリーズ/気象・季節・暦
22年梅雨明けの速報値と確定値のズレは約1か月・記録的大幅修正に至る
■気象庁10地方で修正、6月末の40℃の猛暑理由と偏西風の読みがはずれたため
投稿者はここ数年、7月頃の梅雨明けの時期(速報値)とその後9月初めに修正される「確定値」のズレに関心を持っていました。気象庁は1997年から、梅雨明けと思われる時期に速報発表、9月に見直し修正する形式になっています。毎年、梅雨明けが発表されるニュースを見て日付をメモしていたが、そのメモを無くしたり、いざ9月になると確定値が発表されることを失念していたり。今年こそと思い注目していたら、何と何と上図のように約1か月ズレていました。なお「特定できない」パーンが3地方あり、北海道は梅雨の発表を行っていません。常に数日や1~2週間の差はあるが、20日以上ズレていたのは初めてだそうです。そう意味で貴重な年に、投稿者が忘れずに”確認”できたことは有意義なことでした。
ズレた理由について、気象庁は次の分析発表をしました。「6月下旬から7月初め、猛暑や晴の日が続いた」ため梅雨明けを発表した。その後修正に至ったのは、7月中旬に曇りや雨が続いたことから「この時期を梅雨の期間に含めることが妥当」と判断し修正をした。7月の天気が崩れる予測ができなかったのかの質問に、「2~3週間後の偏西風の蛇行状態を予測できなかった」とした。6月下旬から7月初めは、「偏西風が北に蛇行し、日本の上に太平洋高気圧が強まり晴天が続いた」。7月中旬は、「偏西風が南に蛇行し、寒気が不安定になり、短時間の記録的大雨をもたらした」。再び投稿者、これほど気象研究が発達しスーパーコンピューターを駆使していても、偏西風の動向は難しいらしい。春の桜開花宣言・梅雨明けと、いかにも日本的な風景。でもそれは今だけか? 近い将来は異常気象が当たり前になって、日本中、梅雨明けが「特定できない」ことにも・・・
22年梅雨明けの速報値と確定値のズレは約1か月・記録的大幅修正に至る
■気象庁10地方で修正、6月末の40℃の猛暑理由と偏西風の読みがはずれたため
投稿者はここ数年、7月頃の梅雨明けの時期(速報値)とその後9月初めに修正される「確定値」のズレに関心を持っていました。気象庁は1997年から、梅雨明けと思われる時期に速報発表、9月に見直し修正する形式になっています。毎年、梅雨明けが発表されるニュースを見て日付をメモしていたが、そのメモを無くしたり、いざ9月になると確定値が発表されることを失念していたり。今年こそと思い注目していたら、何と何と上図のように約1か月ズレていました。なお「特定できない」パーンが3地方あり、北海道は梅雨の発表を行っていません。常に数日や1~2週間の差はあるが、20日以上ズレていたのは初めてだそうです。そう意味で貴重な年に、投稿者が忘れずに”確認”できたことは有意義なことでした。
ズレた理由について、気象庁は次の分析発表をしました。「6月下旬から7月初め、猛暑や晴の日が続いた」ため梅雨明けを発表した。その後修正に至ったのは、7月中旬に曇りや雨が続いたことから「この時期を梅雨の期間に含めることが妥当」と判断し修正をした。7月の天気が崩れる予測ができなかったのかの質問に、「2~3週間後の偏西風の蛇行状態を予測できなかった」とした。6月下旬から7月初めは、「偏西風が北に蛇行し、日本の上に太平洋高気圧が強まり晴天が続いた」。7月中旬は、「偏西風が南に蛇行し、寒気が不安定になり、短時間の記録的大雨をもたらした」。再び投稿者、これほど気象研究が発達しスーパーコンピューターを駆使していても、偏西風の動向は難しいらしい。春の桜開花宣言・梅雨明けと、いかにも日本的な風景。でもそれは今だけか? 近い将来は異常気象が当たり前になって、日本中、梅雨明けが「特定できない」ことにも・・・