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硬水・軟水の違いを知ってミネラルウォーターを選ぼう/食品のカラクリ・ミネラルウォーター15

2019年03月22日 | ミネラルウォーターの選び方
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Sy25stsxxxto0006fl 食品のカラクリシリーズ ミネラルウォーターの選び方
ROUND2 ミネラルウォーターの選び方ポイント5
硬水・軟水の違いを知ってミネラルウォーターを選ぼう
硬度とはCa・Mgの総量~おいしさを求めるなら軟水を

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■国産・米国・カナダ産の水は軟水、フランス産は中軟水・硬水
ミネラルウォーターの選び方のポイントは、硬水・軟水の違いです。2回に分けて、お伝えします。その違いこそが、ミネラルウォーターの全てを表すと言っても過言ではありません。つまり、「含有ミネラル」の量です。その量の相違が、硬水であり軟水でもあり、味も変わってきます。ミネラルウォーターはメーカー・デザイン・イメージで買うのではなく、水の硬度とあなたの味覚をマッチさせて選びましょう。ミネラルウォーターは皆同じではなく、色々な味をしているのです。

硬度とは、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の総量を数値化したものです。元々硬度とは、工業用の用語で配給管へのミネラル分の付着を調べるものでした。それが図表や計算式のように、ミネラルウォーターの数値にも用いられるようになってきました。硬度の低いものが「軟水」、高いものが「硬水」です。ですが世界的な基準や統一された計算方法があるのではなく、各国バラバラです。

日本の場合は、理化学辞典で詳細な分類はあっても、ミネラルウォーター(飲料水)としての基準が決められたものではありません。飽くまで便宜的なもので、図表の他に100mg未満を軟水、100mg以上を硬水とする表記もあります。おいしい味を求めるなら国内産のほとんどのミネラルウォーター(軟水)、ヨーロッパ産ならボルヴィックなど硬度100mg/l 以下の軟水・中軟水です。理屈ではそうですが、実際に飲むならエビアン・ヴィッテルぐらいまででしょうか。

▽硬水・軟水の分類/図表
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▽硬度の計算方法/図表
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カルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム量に換算して
1000ml当たりの量(mg)で表します。

因みに、ボルヴィックの計算例です。
硬度60(mg)=(Ca11.5mg/l×2.5)+(Mg8mg/l×4.1)
※実際には、数値・係数など詳細数値の計算・その他の関係から
上記の計算数値とメーカー表示とでは若干異なります。

▽主な製品ごとの硬度/図表
Wt13h3

ご案内 腎臓病などの方は、水分摂取量は医師とご相談下さい。

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