毎日新聞クロスワードサポート/豆解答
豆解答◆薬の名称(散・丸・丹・湯)|形状により名が異なり龍角散・正露丸・萬金丹・葛根湯
毎日新聞クロスワードの出題を参考に「豆解答」(説明)します!
広辞苑第七版・その他辞書の説明
「散」は粉薬(こなぐすり)、「丸」は(丸薬・がんやく)・練って小さく丸めた薬、「丹」も丸
薬を言う。「湯」(とう)は煎(せん)じ薬・煎薬(せんやく)と、形状により呼び方が変わる。
広い意味の薬のうち馴染みがあるのは、「散」は龍角散・太田胃散・實母散(じつぼさん・現在は
ティーパック入り)。「丸」は正露丸・毒掃丸。「丹」は萬金(まんきん)丹・反魂(はんごん)
丹・仁丹(じんたん)。「湯」は葛根湯(かっこんとう)など~般若(はんにゃ)湯は違うよ。
■投稿者の追記
そこで薬のエピソードを3つ。太田胃散のCMはご存じのようにゆったりとしたピアノ曲で、ショ
パン作曲「プレリュード第7番」。胃腸薬だけに、「イ長調」です。龍角散のフレーズは「ゴホン
と言えば・・・」だったが、今はゼリー状もあり、これでは龍角“散”とは言えないのでは(笑)。
正露丸の元々の名は、「征露丸」だった。日露戦争は1904(M37)~1905年に起きた戦
いで、その直前の1902年に「忠勇征露丸」として発売された。日露戦争勃発の2年前で、ロシ
アを征伐・征服・征討する機運は高まっていたことによる命名。しかし1949(S24)年、戦
後の国際関係を考慮して征露丸の字を「正」に改めた。ところが時が移りロシアのウクライナ侵攻
あまりの非道ぶりに、冗談だが「征露丸」が復活しそうな勢いだ。
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「クロスサポート豆解答」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂
国語辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、
投稿者の感想を加え編集しております。送り仮名は、広辞苑によるものです。
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豆解答◆薬の名称(散・丸・丹・湯)|形状により名が異なり龍角散・正露丸・萬金丹・葛根湯
毎日新聞クロスワードの出題を参考に「豆解答」(説明)します!
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「散」は粉薬(こなぐすり)、「丸」は(丸薬・がんやく)・練って小さく丸めた薬、「丹」も丸
薬を言う。「湯」(とう)は煎(せん)じ薬・煎薬(せんやく)と、形状により呼び方が変わる。
広い意味の薬のうち馴染みがあるのは、「散」は龍角散・太田胃散・實母散(じつぼさん・現在は
ティーパック入り)。「丸」は正露丸・毒掃丸。「丹」は萬金(まんきん)丹・反魂(はんごん)
丹・仁丹(じんたん)。「湯」は葛根湯(かっこんとう)など~般若(はんにゃ)湯は違うよ。
■投稿者の追記
そこで薬のエピソードを3つ。太田胃散のCMはご存じのようにゆったりとしたピアノ曲で、ショ
パン作曲「プレリュード第7番」。胃腸薬だけに、「イ長調」です。龍角散のフレーズは「ゴホン
と言えば・・・」だったが、今はゼリー状もあり、これでは龍角“散”とは言えないのでは(笑)。
正露丸の元々の名は、「征露丸」だった。日露戦争は1904(M37)~1905年に起きた戦
いで、その直前の1902年に「忠勇征露丸」として発売された。日露戦争勃発の2年前で、ロシ
アを征伐・征服・征討する機運は高まっていたことによる命名。しかし1949(S24)年、戦
後の国際関係を考慮して征露丸の字を「正」に改めた。ところが時が移りロシアのウクライナ侵攻
あまりの非道ぶりに、冗談だが「征露丸」が復活しそうな勢いだ。
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「クロスサポート豆解答」の説明は、広辞苑第七版と明鏡国語辞典第三版・三省堂
国語辞典第八版の解釈を主体に、その他複数の辞書・ネット検索・過去の投稿ネタ、
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