食品のカラクリシリーズ ジャンケン餃子/調理品・加工食品
ジャンケン餃子って知ってますか?店名でもなく新製品の餃子でもない
ジャンケンで勝った者が1個だけ餃子を食べ延々とジャンケンを続けるゲーム
何か言いたげな女性
■最初は勝って食べたいけど最後は満腹で勝ちたくない複雑な遊び
「ジャンケン餃子」とは、同名の「じゃんけん餃子」の店舗でもなく、新製品の餃子でもありません。Web上には呼び方を逆さにひっくり返した「餃子じゃんけん遊び」(グーが肉・チョキがニラ・パーは皮)があるが、そんなあまっちょろいものではない(笑)。言葉通り中華屋のテーブルに3~4人が集まり、ジャンケンをして勝った者が餃子1個だけを食べる“真剣勝負”のこと。店のオヤジに餃子を4~5皿を用意してもらい、仲間とジャンケンをして次々に食べ進むルールです。餃子が途切れないように、早めに次々と追加注文していきます。始めたばかりはお腹がすいているので勝ちたいと思うが、後半は満腹近くなり正反対に何とか負けたいと思ってくる。
もちろん通い慣れ、オヤジと親しい小さな中華屋さんでしかできません。お客がいれば迷惑を掛けないように、無言でジャンケンをする。それでも知らないお客は、訝しそうな眼で見ます。若い頃は、皆で何十皿か元気に食べました。昨今は全く元気なく、ビールを飲むから時間も掛かるので満腹感が早く、さして食べられません。お互い歳をとったが、あの“エキサイト感”が忘れられず、今後は餃子に代えて「刺身」にしようかと言っている奴がいます。今では刺身ほうが美味しいと思う“お年頃”だが、刺身は盛り合わせか舟盛りか知らないが、“盛り”上がらないだろうな。こんな食べ方もあるというご紹介でした。
市販品の餃子や安い居酒屋・外食の餃子は挽き肉の替わりに大豆カスが