魚を大事にしない日本人シリーズ R6-1
ROUND6 頼みのツナ(マグロのプロフィール・枯渇防止)
あなたはクロマグロの他にマグロの種類をいくつ知っていますか?
葛西臨海水族園のマグロ/フリー素材
このROUNDは、マグロの生態や枯渇防止の説明をしております
ここからは、「ROUND6/頼みのツナ(マグロのプロフィール・枯渇防止)」の連載です。何が“頼み”か分かりませんが(笑)・・・マクロ経済より、マグロ経済。それは冗談で、本当はマグロ(ツナ)に対する「皆様のご理解」が頼みの綱です。このROUNDでは、まずマグロそのものを知って頂くことから始まります。マグロの意外性が、分かってきます。食べるだけではなく、マグロの生態(知識)を知りましょう。
このままマグロへの過剰な乱獲や乱食が続けば、20年後に枯渇します。そのためマグロの生態や日本人のマグロの食べ過ぎ、危機迫るマグロの漁獲規制、日本のマグロ漁業の実態などのご紹介致します。完全養殖は別ですが、現在のような養殖は却ってマグロを減少させるのです。その説明も後号で致します。子や孫、さらには末永くマグロが食べられるように、マグロを正しく理解して欲しいと思います。
最初は、マグロの種類(プロフィール)です。大まかに言えば、マグロの種類はクロマグロなど6種類に分類されます(カツオも含む)。あるいは、マグロだけで8種類に分類することもあります。あなたは、何種類知っていますか? 下記の種類を、次号以降でご案内します。
▽クロマグロ(本鮪) ▽ミナミマグロ(インドマグロ) ▽メバチマグロ(目鉢鮪)
▽キハダマグロ(黄肌鮪) ▽ビンナガマグロ(鬢長鮪) ▽カツオ(鰹)…カツオもマグロの一種です。
ROUNDの最初なので、イラストで“マグロ君達”の一部をご紹介しましょう。アカマンボウもネギトロに使われる(偽装)ので、一緒にご挨拶です。
クロマグロ(本鮪)
キハダマグロ(黄肌鮪)
アカマンボウ