回転寿司の真相シリーズ275皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND17 中小店を利用するワザ
回転寿司店で常連さんの下流はオコボレネタに預かれる隠れた狙い目の席
今号も飽くまでも中小の回転寿司店が前提です。意外にも隠れた2つめの狙い目の席は、常連
客のすぐ下流の席です。常連客と板前は和気藹々(あいあい)を通り越して、むしろ馴れ合い(じ
ゃれ合い)の独特の嫌なムードを醸しています。だから入店したばかりでも、一目でも分かります。
板前さんも人の子なので常連客に贔屓する訳ではなくても、同じ価格で良いネタ(部位)を出
すからです。1皿だけでなく数皿まとめてレーンに流すことが多く、その“オコボレ”を頂戴する手
があります。そうならば、この位置を見逃す手はありません。得するといっても、若干の心持ち程
度ですが(笑)。常連さんのオコボレに情けないと思う方もいますが、奇麗事を言っていれば、結
局、下流の誰かに食べられてしまうだけです。
逆に絶対座ってはいけない席は、酔っ払い客の近くや若い方のグループの下流です。やたら、
うるさく、食べたいネタをごっそり“大量横取り?”されてします。店の出入口・レジ付近・洗い場
が近い席もうるさく、狭い店だと客や従業員の通り道にある席も居心地が悪いですね。時々、背中
をぶつけられこともあります。スタッフ同士の悪ふざけや、先輩に対する強烈な愚痴も聞えてきま
す。席が選べそうなら、プラス面とマイナス面を知っておきましょう。良い席・悪い席を選ぶのも、
全て“自己席任”です(出た!投稿者の久しぶりのオヤジギャグ)。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが、多くの
店で横行しているのも事実です。
このROUNDはグルメ・回転寿司評論家の柳生九兵衛氏、松岡大
悟氏の著書、その他書籍を参考に投稿者の経験を加え記事にしました。