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北京冬季五輪閉幕・厳しく問われた人権への姿勢と中国の抑圧不問のIOC・ドーピング問題/少数派

2022年02月25日 | スポーツ
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北京冬季五輪閉幕・厳しく問われた人権への姿勢と中国の抑圧不問のIOC・ドーピング問題

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■投稿者の文章|これからはIOCの体質や今後の夏季・冬季オリンピックの問題点を突く
今後開催される諸外国の夏季・冬季オリンピックの問題点と、IOCや国際競技連盟などの汚れた姿、選手を食い物にした私利私欲・利権塗れの構造をお伝えします。まずは、先程、閉幕した「北京冬季五輪」の中国やロシアの人権侵害やドーピングへの批判を、数回に渡り掲載致します。なお下段には、投稿者がいくつか別ページで書いた北京冬季五輪の内容を、まとめて再記事の形で掲載致します。

■中国は人権侵害・民族抑圧など五輪憲章が掲げる目標と理念を踏みにじっていることは明らか
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/北京冬季オリンピックが22年2月20日閉幕しました。開催国、中国政府による重大な人権侵害に世界から批判が集まった異例の大会でした。国際オリンピック委員会(IOC)は是正を働きかけるどころか、中国政府擁護に終始しました。スポーツを利用して権力に不都合な事実を覆い隠す「スポーツウオッシュ」という言葉もかつてなく聞かれました。ドーピングの根深さも浮き彫りになりました。「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進」。五輪憲章が掲げる目標です。中国の現状がこの理念を踏みにじっていることは明らかです。新疆ウイグル自治区での民族抑圧、香港の民主化運動弾圧は重大な人権侵害です。中国は批判を拒否する一方、聖火リレーの最終走者にウイグル族の選手を起用して融和を演出しました。批判をかわすために選手を利用することは許されません。

IOCは2020年3月に「人権戦略のための勧告」を公表し、中国の人権状況の深刻さに言及していますが、具体的な行動はとりませんでした。プロテニス選手、彭帥(ほう・すい)さんが張高麗前副首相からの性暴力を告発した問題でIOCは究明に動くどころかバッハ会長がテレビ電話や会食で彭さんの無事な様子を確認したと発表するなど、中国政府の隠蔽(いんぺい)に加担したとしか思えない対応でした。北京五輪組織委員会が、中国の法律や規則に反する選手の言動が処罰の対象になるとの方針を発表したことに対しても、IOCは口をつぐみました。人種差別や社会の不正に選手が抗議の意思を示すことは、人権を重視する五輪憲章に照らして当然の行為です。しかしIOCは意思表示の場を試合前に限定し、表彰式や選手村での行動を禁止しています。アスリートから解禁を求める声が上がっていることをIOCは受け止めるべきです。まして開催国が選手に圧力をかけることを不問に付してはなりません。

■ロシアの組織的ドーピング違反に毅然とした態度をとらないIOCが解決を遅らせる一因に
🎿 ロシア・オリンピック委員会のフィギュアスケーター、ワリエワ選手のドーピング疑惑への対応も大きな問題となりました。違反が確定していないとはいえ、禁止薬物に陽性反応の出た選手の出場を、年齢の低さを理由に認めるというスポーツ仲裁裁判所の裁定に批判、疑問が出たのは当然です。ドーピングは競技の公平さを損ねるとともに、選手の心身を傷つける人権侵害です。ロシアは組織的ドーピング違反によって制裁を受け、違反歴がないなど条件を満たした選手が個人資格で出場を認められています。その中でまた違反が問題になったことは深刻です。根絶に向けた取り組みを徹底すべきIOCがロシアに毅然(きぜん)とした態度をとらないことが解決を遅らせる一因となっています。

🎿 人権が軽視され、金もうけ第一の商業主義や国威発揚が横行することは五輪そのものへの不信を強めています。アスリートからも改善を求める声が上がっています。何のための誰のための五輪なのか―「人間の尊厳」をうたう五輪本来の理念に立ち返る必要があります。それを保障するため健全な五輪を求める選手、関係者の意思に基づいて運営を改善していくことが求められます。

北京冬季五輪開催前・期間中に投稿者が書いた内容(他ページの再記載)[A]
“冬季五輪”を楽しんだ方も多いと思いますが、当ブログで散々書いたように投稿者はオリンピックに「懐疑的」です。だから昨年の東京五輪も実質見ませんでしたし、「北京五輪」も全く見る気はありませんでした。スポーツは好き・選手の偉大さは分かりますが、多くの国民がバッハ会長の言動で分かったように、オリンピックの胡散臭いところが嫌ですね。
常々冬季オリンピックで思うことは、判定やドーピング以前の問題で、北京冬季五輪出場国は世界200の国・地域のうち、半分以下の91か国でしかない。なぜなら暑い赤道付近の国々、真夏の南半球の国、アフリカなど経済が豊かでない国は、ハンデが多く選手育成不足や出場さえ困難。不公平で、所詮、今でもヨーロッパ主体の競技大会に過ぎない。
「外交的ボイコット」と言い、バイデン大統領は各国のトップに「開会式などに出るな」と提唱した。しかし、そもそも政治家はオリンピックに行くべきではないと考える。ただでさえオリンピックは、政治の影響を強く受けている。私の嫌いなことは、優勝者がゴールとともに国旗を身体にはためかすこと。選手自ら国威発揚をしているようで、後味が悪い。日本の選手でも、いやだ。国ではなく、純粋に個人を讃えたいと思うが・・・。
チコちゃん情報=冬季五輪と岡村隆史の共通点は? スベル・スベル~、寒~~~い。遅まきながら気が付いたのは、夏の大会と異なり、冬季五輪は「雪」か「氷」の上を滑る競技ばかりなのですね。そのうち雪上マラソン・氷上バレーボール、雪合戦も種目になるかも?五輪に夢中=五里霧中?にならず、国内のコロナ禍を忘れずに! 集・近・閉(習近平)を避けること

冬季オリンピックの名曲
 白銀は招くよ | トニー・ザイラー  YouTubeで聴く
1956年 イタリア「コルチナ・ダンペッツォ冬季オリンピック」
スキーで金メダルを取ったトニー・ザイラーはマルチプレイヤーで、映画出演や歌も歌った。

 白い恋人たち | フランシス・レイ  YouTubeで聴く
1968年 フランス「グルノーブル冬季オリンピック」
大会の公式映画で使われたテーマ 作曲はフランシス・レイ

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