若妻印

いぶし銀の若妻のおいしい日常
食べることしか考えてません。

カガミの国の潮干狩り

2005年04月27日 22時39分02秒 | 冒険してみたい
風邪を引こうが、朝イチ病院だろうが、最高の潮とお日様が俺を呼ぶのさ。
またまた横浜海の公園へ。

平日の午前、まばらな人出の一角に謎の群衆あり。
遠足だ。
そういう季節なのね。

干潟には成長なさったコハダ(コノシロ?)のご遺体が。
生前にお会いしたかったけど、そういう季節なのね。
海は刻々と姿を変えている。

他人様の放棄したカガミ貝を大量にゲット。
それ、食べられない貝だよ。
ふっふっふ、食べ方があるんです。
しかし、こやつらは重いし、ガサ張るのだ。
大粒のアサリをサクサク必要量だけみつくろい、30分程で早々に終漁。
これって通の人みたい。
COOL!

浜へと戻ってみれば、遠足の中学生達が、やる気なさそーに、乾いた砂をほじくっている。
こやつらは何をしているのだろう?
花壇作り?化石探し?
もっと水の方に行かないと貝なんかいないよ。
と言ったら、おせっかいなオバさんになってしまうので、沈黙。
(先生)あと30分頑張れよ!
ふーん、潮干狩りは頑張るものなのか、と思った矢先
あったぁ!
と、さる男子がアルミボトル状のものを掘り当てた。
なんと奴等は宝探しをしていたのだ。
この海岸で海産物以上の宝物があるというのか!?
アルミなんて、見つからなかったら、完全にゴミになるじゃないか!?
この環境破壊の大ばっか者どもがぁ!
と言ったら、気難しいオバさんになってしまうので、またも沈黙するのであった。

さて
カガミ貝を食べるには、剥き身にして、砂肝を切除すれば良いわけです。

砂肝の取りはずし方がよくわからず、いじくりまわして、ぐちゃぐちゃにしてしまった。
それでも
お命頂いた者の責任として、バター醤油で煮付けておいしく成仏。

カガミ様は貝一倍磯の香が強かったらしく、キッチン中に磯の匂いが染み付いてしまった。
結論
もうカガミには手は出さん。