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家族のあしあと、時々ソーイング、たまにはゴハン。日常生活のひとこまを。

縫うこと。

2009-07-03 11:10:52 | 手作り〈オトナ服〉

息子のTシャツ1枚作っただけで、頓挫していたニットソーイング。
ようやくの2作目は、自分用のVネック長袖シャツ。
何の変哲も無いものですが、着回し度は高いです。

ロックミシンでサクサク縫えるニットの方が、性格的に合いそうなのに、実際はそれほど気持ちが傾かない。
なぜ?

布帛の方が、オリジナリティが感じられるから?
・・・なのかなぁ(あくまでも超個人的見解)。

服もバッグも、何でも買える世の中。
機能面でも圧倒的に優れたものが、”絶対手作り出来ない”価格で店頭に並んでます。
過言では無く、100均に行けば大抵のものは揃ってしまう。

それでも、手作りするのは・・・?
オンリーワンだから。
仕上がるまでのプロセスも含めて。
今の私には、それを楽しんだり表現したり出来るのが、ニットより布帛ソーイングみたいです。
・・・単に技術不足とか、勘違いとかの可能性も否定できないけど・・・(笑)。


さて、何だかんだと言いつつも、ハイペースで縫っていた6月。
背景には、ちょっとした事件?がありました。

ひと月ほど前のこと。
アンティークや作家さんのハンドメイドを扱っている、以前から気になっていた雑貨屋さんに、初めて行きました。

ちょうど店内は私だけで、ゆっくり商品を見ることができました。
それゆえ、オーナーさんとお話したりもできました。
その日、私は自作の服を着用していたことも糸口になったのかもしれません。

今振り返ると、色んなラッキーが重なったからだと思うのです(実際そうとしか言いようが無いようです)が、『作品を置きませんか?』と。

・・・委託?!

全く想定外の状況に、とんちんかんな返答とちぐはぐな会話。
思い出すと、今でも赤面しちゃうけど。
でも、前向きに考えることにしました。

先週、初回納品。
伺ったのは開店とほぼ同時。
まもなく、そう広くはない店内はお客さんでいっぱいになり、検品が済むとワタシはそそくさと店を後にしました。

GENUINEさん(千葉県松戸市)、これからお世話になります。
よろしくお願いいたします。

 

そして、ほぼ同時期に、もうひとつの偶然。
遠方ですが、静岡県にあるお店にも作品を置かせていただくことになりました。
週3日オープンしている自宅ショップです。
そちらへも、最初の納品を済ませたところです。


天然素材で着心地が良く、シンプルだけどちょっと可愛い。
どんどん着て使って、汚れたら、家でじゃぶじゃぶお洗濯。
それを繰り返して、身体に馴染み、生活に寄り添い、ずっと一緒に過ごせる服や小物・・・そんな手作りが出来たらいいなと思います。


*作りたいもの、作れるもの、好きなもの、求められるもの・・・それらは全てイコールで結ぶことが出来ないので、色々悩むことになるでしょう(既に悩んでるし)。
 ただ、”丁寧に”ということは、常に心掛けていこうと思います。