今回は、今年開校したYAMAGATAマイムカレッジ代表の鈴木政彦さんの日記をお届けします。
こんにちは!
YAMAGATAマイムカレッジ代表の鈴木政彦です。
以前はTOKYOマイムカレッジに所属しておりました。
現在は実家の農家を継ぐため、そして故郷の山形にパントマイム文化を広めるために
里帰りをして半農半芸の生活をしています。
この度はそんな新生活のことを徒然と…
約1年半前に山形に戻ったのですが最初の1年はあっという間でした。
農作業のお手伝いと並行して荷ほどき、各種手続き、実家の壊れた個所の修繕etc...
何故か農業スキルよりもDIYスキルがあがっていく展開に(笑)
あ!長年実家のお隣に住んでいるご近所さんが引っ越すことになり
空き家になる一軒家を購入したりもしました。
帰郷1年目にして一軒家の家主です。
人生はホントに何が起きるかわからないものですね。
諸々が落ち着いてきて表現活動にも飢えてきた2023年初夏。
満を持してパントマイムを再開することになりました!
東京時代はシアターパントマイムが主戦場だった私は早速壁にぶち当たることになります。
それは「パフォーマンスをする場所がない」でした。
都会と違って田舎には小劇場などの「小規模公演を打てる施設」というものが
ほとんどありません。
従って「シアターパントマイムで参加できるライブ」などもございませんので
考えを変えて「大道芸」をすることにしました。
マイムを始めた頃に修行を兼ねて数回路上に立ったことがありますが
あまりの手ごたえのなさに心が折れて路上はあきらめた記憶があります。
ですが、こちらではそんなことも言っていられず
勢いにまかせて路上パントマイム(山形)デビュー!
劇場では付けたことのない白い手袋、着たことのない派手な衣装を纏い、
投げ銭用の缶を目の前に置いてただただ静止する。
環境が変わったからなのか、演者の腕があがったからなのかはわかりませんが
ありがたいことに反応は上々。
こういった地道な活動から山形にパントマイム文化が花開くのかもしれません。
「土づくり」「種まき」「成長」「実り」「収穫」。
畑づくりと一緒ですね(笑)
そのような経験を経て調子に乗った私は次にパントマイム教室を設立することにしました。
こちらは私の苦手な事務作業のオンパレードでしたが、夏の暑さに対する怒りを行動に変換し2023年9月。
ついに山形県初のパントマイム教室「YAMAGATAマイムカレッジ」を設立いたしました。
山形市内にあるレンタルスタジオを間借りしているのですが、以前社交ダンスの教室だったらしく鏡張りで、
10人くらいなら余裕でレッスンできそうな素敵な場所です。
生徒募集中ですのでご興味のある方はご連絡いただければと思います(笑)
そんなこんなで人生激変真っ最中ですが、まだまだやりたいことは沢山あります。
どこまで出来るかわかりませんが、やれるだけやってみようとおもいます。
人生はホントに何が起きるかわかりませんから。
YAMAGATAマイムカレッジ 鈴木政彦