ゆるキャン車輌の駐機線入りを見届けてから10分ほど後、上図の掛川行きの9時35分発の赤い車輌に乗りました。
10時29分に掛川駅に着きました。
北口のロータリーから北へ続く道が、掛川城へのコースです。徒歩にして約7分でしたので、なるべく日差しを避けて上図右側の街路樹の下を歩きました。
商店街の通りを抜けて逆川の橋手前まで来ました。左の丘上に掛川城の建築群が見えました。
右が三ノ丸から本丸に移築されて現存する江戸期の太鼓櫓、左奥が平成6年に復興再建された天守です。
本丸の正門にあたる四足門です。復原事業前の発掘調査では門の跡は見つかっていませんが、正保城絵図の描写にある門を元にして復元されています。
四足門をくぐってすぐ左上に、江戸期の太鼓櫓が位置しています。三の丸からの移築であり本来の位置ではありませんが、もとは荒和布(あらめ)櫓と呼ばれる隅櫓が建っていた位置ですので、雰囲気をしのぶには良い建物です。
さっそく、ゆるキャンパネルを発見。
本丸広場の入城受付の前、天守閣を背景にしての絶好の位置でした。掛川の市名が入れてあるあたり、掛川市もようやくゆるキャンブームに参入した、といったところでしょうか。
このパネルはここ掛川城本丸広場のほか、ならここキャンプ場、粟ヶ岳ビューポイントの3ヶ所に同じデザインで設置されているそうです。ならここキャンプ場、粟ヶ岳ビューポイントは車でないと行けませんので、今回は割愛しました。
ですが、アニメ2期においては掛川市エリアで登場したのは「日本茶きみくら本店」のみです。その「日本茶きみくら本店」にはパネルは置かれなかったそうですので、何か事情があったのかもしれません。
ですが、掛川市のシンボルといえばやっぱり掛川城です。本来ならば無関係であるはずのゆるキャンパネル掛川バージョンを置くには最適の位置であることも事実でした。 (続く)