気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

サメさんチームはどう戦うべきか

2021年08月24日 | ガールズ&パンツァー

 最終章第1話から大洗女子学園チームの戦列に加わったサメさんチームですが、搭乗車輌がマークⅣという第一次大戦期の古典であることが災いしてか、第二次大戦期の末期の強力な車輌がひしめく戦車道試合においては、火力、防御力、機動力、のいずれにおいても劣って、撃破どころかまともな対戦車戦すら出来ないままに推移しています。

 第1試合の対BC自由学園戦では、橋での窮地において臨時の退避スロープをつとめ、相手フラッグ車の進路を遮断して足止めして撃破のアシストに成功していますが、単独での撃破は得られませんでした。第2試合の対知波単学園戦では早くも撃破されて戦列から落ちてしまっています。

 なので、メンバーたちが試合後に上図のごとくしょんぼりしていたのは無理もありませんでした。わざわざ来てくれた河嶋桃隊長の激励にやっと立ち上がって、第3試合への決意を新たにしたまでは良かったのですが、しかし内心では暗い気持ちのままではなかったのだろうか、と察せざるを得ません。

 

 ですが、リーダーのお銀だけは沈むことなく闘志をたぎらせて前に進もうとしていました。ですが、試合経験もまだ浅く練度の低いチームを率いて、いかに戦うべきかの青写真までは、さすがに持ち合わせていないようです。
 それどころか、第2試合にて、激しやすい性質ゆえの自滅ぶりを露呈してしまっています。なので、その次の第3試合で劇的な変化そして成長が示される、というシナリオはまず有り得ないでしょう。有ったら奇跡レベルです。

 そうなると、サメさんチームに関しては、単独で適切に判断し臨機応変に対応する、という作戦行動はまだまだ無理であろうかと思われます。指揮官からの適切な指示によって的確に動き、戦陣の一角を堅実に担うのが、あるべき姿でしょう。
 しかし、隊長はポンコツとも噂される河嶋桃です。第1試合からずっとチームの作戦および実質的指揮は西住みほ副隊長に委ねられていました。第3試合ではその西住みほ副隊長も狙撃で落とされてしまいます。指揮官からの適切な指示も得られなくなってしまうのです。

 それ以前に、搭乗車のマークⅣのスペックが低すぎるのが問題です。対戦車戦はおろか、他の車輌が普通に対応可能な、広域なエリアでの機動展開戦にもなかなかついていけません。それが第2試合でも見られましたから、第3試合では発想や視点の変換ということが必須になってくると思われます。つまり、今までのような戦い方をしていたら、とても継続高校の機動力を生かした展開ぶりには対応できないわけです。

 第1試合でサメさんチームのマークⅣが初めて登場したとき、茫然としたファンが多かったと聞きます。骨董品じゃないか、こんなのでどう戦うんだ、等の悲観的感想が相次いだ、と聞きます。
 制作側もネタとして面白がって登場させたのでしょうが、その後は試合での取り扱いに相当困ったんじゃないか、と推察します。マークⅣをどう戦わせていかに見せ場を作るか、という問題は、第二次大戦期の末期の強力な車輌がひしめくステージにおいては、それこそ超コペルニクス的転回レベルで考えないと解けないのではないか、と思います。

 なので、第4話のピンチの状況下でサメさんチームがどう戦うべきか、をこれから皆で考えてゆきましょう。(苦笑)

 

コメント (2)
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