数あるガルパンコミックのなかで、最も多くの戦車が登場しているのが上図の「リボンの武者」シリーズです。私もその作中車を色々と再現製作しています。20輌ぐらいは作ったと思いますが、まだ作りたい車輌があります。上図の第7巻に初めて登場する戦車です。
第7巻に初めて登場する戦車とは、上図のT7コンバットカーです。サンダース大付属高校選抜チームのフライングタンカースが使用するアメリカの軽戦車で、作中では「M1コンバットカー」と紹介されていますが、作中車の姿は厳密にはM1コンバットカーの改良型のT7コンバットカーであるため、ここではT7コンバットカーの名称を用いることにします。
この車輌は、フライングタンカースを率いるアリサが用意した二番目の搭乗車輌です。一番目はM22ローカストでしたが、強襲戦車競技大会「大鍋」への参加にあたってより機動力に優れたT7コンバットカーに変更しています。
が、第一試合にてムカデさんチーム「百足組」に敗れています。その後も第二回戦の激闘を戦い抜いて、決勝戦のエントリーに応じましたが、試合が中止となっています。
実車の画像です。史実では1輌が試作されただけで、その開発は1939年10月にキャンセルされています。つまり、T7コンバットカーとは、上図の1輌が全てでした。そんな超レアな車輌のプラモデルはたぶん無いだろう、と思いつつも調べてみましたが、やっぱり世界のどこからもプラモデルは出ていませんでした。
ですが、アメリカのガレージキットメーカーのひとつコマンダーモデルが、ガレージキットを販売していることが分かりました。国内の販売網においては入手が難しいようなので、昨年の大洗行きの際に立ち寄ったひたちなか市のM.S Modelsさんにて相談したところ、取り寄せてくれるとの事でしたので注文し、約2ヵ月後に上図のパッケージにて届きました。
中身です。ガレージキットですが、現在唯一のT7コンバットカーのキットです。
ガレージキットは、大抵の場合パーツの成形不良や破損などを見越してパーツ数を多めに入れてある場合がありますが、このコマンダーモデルの製品もそうでした。
最も分量が多かったのが履帯のパーツでした。開封して袋入りのままチェックした時点で一部に成形不良や破損が見られました。倍ぐらいの量が入っていたので、なんとかなりそうに思えました。
エッチングパーツもありました。細かいパーツや壊れやすいパーツは倍ぐらいの数が入っていました。上図の段階では何のパーツなのかが殆ど分かりませんでした。
車体関連のパーツです。フェンダーは歪みがあり、上部車体も妙な反りや欠けがありました。成型不良の箇所も散見されました。無事に組み立てられてちゃんと出来上がるのかどうか、ちょっと心配になってきました。 (続く)