私のガルパン車輌の第127作目は、上図のイタレリのT34/76となりました。フォロワーさんに譲渡していただいた数個のキットのひとつで、プラウダ高校チームのT34/76の三輌目として作ることにしました。一輌目はタミヤ、二輌目はAFVクラブのキットで製作していますので、メーカー毎の作り比べと検証を楽しんでみようと思い立ったものです。
ガイドの説明文は英語以下9ヶ言語で書かれています。アジア圏の言語は日本語も中国語も見当たりませんので、もともとは欧米での販売を念頭に出されたキットであったもののようです。
中身はこんな感じでした。既に開封されていましたが、未製作のまま譲渡に至ったということでした。ですが、パーツの1、2個が欠けていました。手元のジャンクパーツを探すと、欠けたものと同じパーツが見つかりましたので、事なきを得ました。
車体パーツの裏面に刻字がありました。あれ、ロシア製・・・。するとイタレリの製品によくみられるズベズダ製品からのOEMですか・・・。
思った通り、ズベズダのキットでした。つまりはズベズダのT34/76であるわけですが、それも初めて経験するキットでしたので、まあいいか、と割り切りました。
パーツを点検したところ、車体パーツの一部が折れて外れていました。これは接着すれば元に戻りますから問題ありませんでした。
ステップ1では、下部車体を組み立てます。海外メーカー品にはよくある箱組みスタイルです。
ランナーから切り出して準備しました。古い製品であるためか、ランナーに付いている時点で経年による反りや歪みが生じていました。切り出した後にお湯に沈めて反りを直したりしましたが、完全には戻りませんでした。
反りや歪みが完全には無くならないので、組み立てにおいてマスキングテープであちこちを留めて接着固定しました。
車体の前部も反っていたため、テープで強引に押さえつけて接着しました。
車体後端においては、上図のように0.5ミリほどの隙間が生じました。これは後でプラ板を差し込んで埋めることにしました。 (続く)