砲塔がガルパン仕様にて仕上がりました。天板の前部を傾斜させ、その上のペリスコープやベンチレーターをいったんカットして水平に据え直しました。
ガイドの組み立て指示に従って残りのパーツを組み付けてゆきます。
全てのパーツを組み立て終わりました。ここからガルパン仕様への工作を追加します。
砲身基部の下部はキットのパーツでは上図のように凹んでいますが、作中車では凹んでいませんので、このままでは欠けた状態に見えます。
さらに、キットには無いハンドルが作中車にはあります。
プラ材で砲身基部の下部を補い、ハンドルもジャンク品から選んで取り付けました。
天板のカット線が溝状になっているのをプラ板で埋めました。砲塔は以上で完成です。
さらにガルパン仕様への工作が続きます。上掲の作中車のフェンダー後端の傾斜部が、なぜかキットのパーツには含まれいませんでした。
そこで、上図のようにプラ板で補完して作中車に合わせました。
砲塔の左右の車体天板上にハンドルがあります。これは実車でも見られますが、キットのパーツには含まれません。
そこでハンドルをジャンク品から選んで左右に取り付けました。
左右フェンダー上の繋ぎ目にあると思われるリブが、片側4ヶ所にあるのが作中車の描写からも伺えます。これは実車でも見られますが、キットのパーツにはモールドされていません。
そこで、プラ板で上図のように片側4ヶ所のリブを再現しました。
前照灯は、再検討の末、タミヤのパーツの転用に落ち着きました。作中車と同じ大き目の前照灯です。確か、BT-7もしくはBT-42用の余剰パーツだったと思います。
かくして車体の組み立てが完了しました。前部はタミヤのパーツに置き換えて、作中車独特の形状に近づけています。
砲塔をセットして、塗装前の組み立てと改造作業の全てを完了しました。元のズベズダ製品をそのまま組み上げると、この姿には絶対になりません。ガルパン仕様がかなり入りましたので、製作工程自体も変化に富んでなかなかに楽しめました。 (続く)