ステップ12からステップ15において車内の操縦席の範囲を組み立てます。ステップ13はデカール貼り付けなので省略します。ステップ14は不要部分のカット指示で、図の赤い部分を切除します。
ステップ12で組み立てるパーツです。操縦席のパネルにあたる部品のようです。
組み付けました。
ステップ14を経てステップ15に進みました。
ガイド図の指示通りに進めて組み上がりました。図が見やすくてパーツの取り付け位置が明確に分かるので、スラスラと組み立てが進みます。このスピード感がもたらす安心感が重要だな、こういう感じがあって初めてプラモデル製作の面白味がより引き立つな、と感じました。
組み上がりました。今回の製作ではインテリアは作り込まず、塗装も省いて密閉しますので、こういった内部のパーツ類は組み付ける必要がありません。ですが、折角なので、第一次大戦期の軍用車両の内部を疑似体験してみる意味で、ガイド図の通りに作って進めました。
ステップ16では車体底部とシャーシーを組み合わせます。ステップ17ではハンドル等の操作器類を組み付けます。ステップ18ではエンジンの外殻部を組み立てます。
ステップ16で組み合わせる車体底部とシャーシーです。
寸分の狂いもなくピタリと合わさりました。見事です。
アングルを反対側に変えて記録撮影しました。完成後は密閉されて見えなくなる範囲です。
エンジン部分を記録撮影しました。脇から繋がるハンドルの軸部の様子がよく分かります。
右ハンドルであることが分かります。日本の車輌は右ハンドルですが、海外の軍用車輌にも割合に右ハンドルは見かけます。イタリアやチェコの軍用車輌にはよく見かけますが、今回の車輌もイタリア製です。
底面から見ました。エンジンから後輪への駆動伝達の様子がよく分かります。トラック系の軍用車のキットは、このように実車の細部を忠実に再現したものが多いので、組み立て自体が勉強になって楽しいです。
ステップ17で組み付けるハンドル等の操作器類のパーツです。
組み付けました。なかなかリアルですね。
これでみると窮屈な空間であることが分かります。操縦手が座ってハンドルを握ると、右側は隔壁にほぼ接しますし、左側にも人一人が身を屈めて通れる程度の隙間しかありません。
サークルのAFV部会の知人に聞いた話によりますと、このキットのインテリアパーツは、操縦席周りと機銃のみだけに限られていて、車内の各装置や装備品類、弾薬ケース等のパーツは省略されているそうです。それで、今回はインテリアの作り込みをせずに密閉すると決めた次第でした。 (続く)