今日は一日雨の予報で、現在やや強い雨が降っています。
素人的にはもう梅雨に入っている感じです。
昨日、我が家の巣箱からヤマガラの雛が巣立った事を紹介しましたが、
今日はその巣作りから、雛が巣立つ迄のプロセスを紹介します。
こちらは我が家に設置している野鳥用の巣箱です。巣箱内を覗き込むヤマガラです。
4月9日撮影。
巣箱内を調べるヤマガラです。4月9日撮影。
※この時は既に、スズメが巣作りを始めていました。それを奪い取ってしまいました。
すごいバトルだったです。
ヤマガラとスズメは、体の大きさは殆ど同じ様に見えますが、とても気が強い様です。
激しく闘って巣を奪い取ってしまいました。
但しこの後、スズメが運び込んだ巣材が気に入らないらしく、巣箱の外に捨てている
様子を何度も目撃しました。
それを観て、これは時間の無駄だと思い、一度だけ手伝ってやろうと、巣箱内を綺麗に
掃除をしてあげました。
すると、
早速、巣材の苔を運んで来て、巣作りを始めたヤマガラです。4月12日撮影。
その後は、暫く巣材を運び込む様子を観察していただけですが、卵の数を確認の為、
巣箱内を観たら産卵は6個でした。
抱卵に入った頃?。4月21日撮影。
こちらは孵化して数日後と思われる。全ての卵が孵化した様です。
5月7日撮影。
雛の目が開いて、既に危険を察知する能力が付いている様でした。
もうこれ以上巣箱内を観るのは止めようと思った。
5月13日撮影。
給餌に頻繁に通う親鳥です。 5月16日撮影。
こちらも同じです。 5月16日撮影。
雛巣立ち直前。 巣立ちを促す様な行動。 給餌に来てもなかなか餌を与えない。
5月17日撮影。
雛の巣立ちの感動の瞬間です。この1ショットしか撮らせてくれなかった。
5月18日撮影。
巣立った雛に給餌です。動作が早くややブレた。 証拠写真です。
5月18日撮影。
そしてもう一度、巣立った雛です。5月18日撮影。
以上が、我が家の巣箱で営まれた、ヤマガラの繁殖行動です。
毎年シジュウカラの繁殖を観察してきましたが、今年初めての、ヤマガラの繁殖でした。
無事に巣立ってくれて今はほっとしています。 少し寂しい気持ちも有りますが、これで良い
のです。
実は、長年ヤマガラの繁殖を観察してみたいと思っていましたが、今年それが実現してとても
嬉しかったです。♪
※毎年の様に、この様な野鳥の繁殖行動を観察していますが、私は繁殖行動そのものを
妨害するつもりは毛頭ありません。
最終的にはただただ、無事に巣立ってほしいと、願っています。
チョットだけ巣箱内を覗かせてもらいますが、その程度は許してほしいです。
巣立った直後は、自然界にも危険がイッパイだと思いますが、無事に育ってほしいと
願っています。
参考
ヤマガラは、昔おみくじ引きに使われていた鳥で、とても賢い鳥だと思います。
今は、野鳥全般に言える事ですが、飼う事さえ禁止されています。
ギボウシ展示即売会のご案内
2021年5月28日(金)~5月30日(日)3日間
時間 9時~16時(最終日は15時)
場所 那須野が原公園緑の相談所
栃木県那須塩原市千本松801-3
TEL 0287-36-1220
共催 県北ギボウシ愛好会 那須野が原公園 緑の相談所
今日もここまでです。