福岡・大牟田『アロマサロンHijiri』 と『 Hijiri+』の日々

~教室と制作活動の記録と日々のあれこれ~

アロマウィーク予告。

2012-09-28 | お店からのお知らせ
ちょっと先の話ですが、

11月3日は『アロマの日』です。
「アロマの日」を含めた11月3日前後の1週間を「アロマウィーク」として、
期間中は、各地の関連ショップなどにおいて、さまざまなイベントやセミナーが実施されます。
(残念ながら 協会主催の興味深いセミナーは東京でしかやらないのが ちょっと不満なんですが・・・)

ということで

当店(LOHAS  STUDIO TFA)も 10月31日~11月6日のアロマウィーク開催中
何かやります

「何か」が 何なのかは また後日。
いままでやったことのないことをやるのですが、きっとご来店いただけた方の
たくさんの笑顔が見れると 今から ワクワクしています。

詳細は また近づいたらご案内します。

お楽しみに!

アロマテラピーインストラクター試験

2012-09-24 | アロマの資格
ずいぶん前に「また書きます」と書いておきながら 放置していていました・・・。

昨日は 第30回アロマテラピーインストラクター試験の日だったようです。
試験に挑まれたかた、お疲れ様でした。
とりあえず結果がくるまでの1か月、ドキドキだろうと思います・・・
ピンクの紙が届くことを首をながーくして待ちましょう!


そして本題へ・・・

アロマテラピーの資格の上位資格について できるだけ簡単に書きます。
(ワタシが所属する「公益社団法人日本アロマ環境協会(以下:AEAJ)」の
認定アロマテラピーインストラクターについて です)

アロマテラピーインストラクターは 
『講師としてアロマテラピーの教育活動に従事できる』
というレベルの資格になります。

つまり地域の文化教室や専門スクールの講師やボランティアとして
教育活動に携わるための知識を勉強するのです。

アロマテラピーアドバイザーを取得後、アロマテラピーインストラクターの
試験に合格すると認定されます。

カリキュラム(試験の出題範囲)は ざっくりまとめると

 ・精油学
 ・アロマテラピーの歴史
 ・ホームケア論
 ・健康学
 ・基材論
 ・ボランティア論
 ・タッチング論
 ・解剖生理学(身体の発生、脳神経系、内分泌系、免疫系、嗅覚)
 ・インストラクターの心得

こんな感じです。
試験は 1次試験(マークシート)と2次試験(記述式)
いずれも正答率80%が合格ライン。
合格率は 2次試験免除組を含めて 30%程度だそうです。
民間資格なのに このあたりはけっこうシビア、厳しいです。

認定校で 所定のカリキュラムを受講すると2次試験免除という制度があります。
※この2次試験免除の制度は この先変更になる可能性が高いので 
これは2012年9月現在でのお話になります。

もちろん独学でもチャレンジ可能です。
精油の化学式とか、解剖生理学とか なかなか頭に入らないですが
くりかえし参考本を読みこむことで しだいに 少しずつ慣れてきます、たぶん。
でも、できるならば、ポイントを押さえた対策講座みたいなものでも
受けられるなら 受けることを個人的にはお勧めします。
解剖生理学なんて 何しろ範囲が広すぎて 挫折しまくりになります。

ワタシは認定校に通ったにもかかわらず よんどころない事情で 2次試験も受けました。
(講座をどうしてもはずせない用事でお休みしたら カリキュラム履修不足で免除申請できなかったんです)
認定校に通うことを検討されている方には とくに やむを得ない事情で休んだときの
補講や 学校のフォローアップのこのあたりのことは
きっちり通おうとする学校に確認しておくことをお勧めします。

ワタシの場合、2次試験も受けなくちゃいけないってわかったのが 試験2か月前だったので
半べそ状態で、頭がおかしくなるんじゃないか ってくらい 勉強しました・・・。
たくさんのストレスを抱え込んでた時期と重なってたので とにかくしんどかったです。
大学受験のときに これくらい勉強してたら 人生変わっていたでしょうね。

モチベーションをいかに持ち続けて勉強できるか?
もしかしたら これが一番のポイントかもしれませんね。



















寒くなると欲する香り。

2012-09-22 | アロマのいろいろ話
朝晩がずいぶんと冷えてきました。
今朝の散歩のときには 近所に 彼岸花を発見、もうそんな季節か・・・

肌寒くなると もったりした香りを好んで使うようになります。

サンダルウッドやフランキンセンス、ベンゾイン・・・

ミルクティーやチャイを飲みたくなるのと同じ感覚ですね、きっと。

ワタシの定番のお気に入りの香りは
サンダルウッド+ラベンダー+マジョラム

のんびりまったりするのには 落ち着く香りです。


ところで 秋からは 新しい教室もスタートさせたいと思って 今準備を進めてます。

その名も「おうちセラピスト」クラス。

検定受けたり資格取ったりするのは 別にいらないんだけど
ちょっと基本からしっかりアロマテラピーのことを知りたい という方向けのクラスです。

ご家庭で アロマテラピーを使って 健康や美容に役立てたり
ご自身やご家族に対して 簡単なトリートメントができたり
いろいろアロマケアを実践できるよう ちょっとじっくり
学んでもらおうかと思ってます。

10月半ばにはスタートさせたいと思ってます。
(テキストつくりが間に合えば・・・ですが・・・)
決定次第 またご案内します。



いつの日にか富良野に。

2012-09-19 | アロマな雑貨・本
前から気になっていた本を買いました。

富田忠雄氏の著『私のラベンダー物語』

アロマテラピーの世界では 万能 と称されるラベンダーですが、
正直なところ、ワタシは このラベンダーの香りがとっても好き!なわけではありません。
我が家の土壌がよくないせいか、日当たりの問題か
ラベンダーを育てようと何度試みてもうまく育ってくれないし。

この本の著者の富田忠雄さんは 北海道富良野の「ファーム富田」を創った方です。
「私はただの百姓です」と言いながら、参加した協会のセミナーで 
たくさんのスライド(どれもラベンダーの畑の写真ばかり)を紹介しつつ
ラベンダーの栽培を始めるところから 大変苦労された話、救われた話、今にいたるまでの
経験談を交えながら、どれだけ情熱をもってラベンダーを愛しているか を熱弁された小柄なおじさんです。

おそらく 全国あちこちで 講演などをこなしていらっしゃるだろうと推測するのだけど
決して 場馴れした雰囲気でもなく、素朴に 純粋に 大好きなラベンダーのことを語る姿に
この人は 本当にラベンダーとともに生きているんだなーと感じました。
そこまで何か人生をかけるものに出会えたということに 少しうらやましさも感じました。

その講演のときに伺った話が中心に 書かれているのがこの本です。
何より 写真が多く 見ているだけでも うっとりします。
日本の香料産業の歴史を垣間見れるし、アロマテラピーに興味を
持っていらっしゃる方であれば 一度読んでおいて損はないんじゃないかと思います。

写真を眺めていると・・・
北海道に飛びたくなります。もちろんラベンダーの時期に。
北海道(は でっかいどう)行ったことないんですよねー、行きたいところはいろいろあるけど。

あ、でもいつか行きますよ、そのために頑張って働きますとも!


礼儀とマナー

2012-09-14 | つれづれ
近所の菓子店に お供えに贈るお菓子を買いに行きました。

「お供えののし(紙)を。」とお願いしたところ
渡された菓子折りは 『熨斗つき、リボンかけ』

ワタシの言い方が悪かったせいもあるかもしれません。熨斗じゃなく、のし紙といえばよかった。

リボンははずせばいいか、と思ったけれど 熨斗は 失礼になるので
お店に「お祝いじゃないので 包装をやりなおしてもらえますか?」と
お願いしました。

ところが、お店の方に
「蕨熨斗(わらびのし)なので 不祝儀にも使えます。
うちは何十年も前からこれでやってます。」
と言われてしまいました。

耳を疑ったけれど きっぱり言われました。

老舗のお店だと信用してただけに驚きました。

そもそも『熨斗』は『のし鮑』の簡略版です。
「のし」は延寿に通じ、アワビは長寿をもたらす食べ物とされたため、
古来より縁起物とされたことから 慶事における進物や贈答品に添える飾りです。
一般的に不祝儀(仏事・弔事)では使いません。 
弔事を「ひきのばす」という意味になり 使うと失礼になります。
(※仏教の中でもお祝い事の場合はつけることがありますが)

『わらびのし』は 松葉のしと同様に 気軽な贈り物につけられることがありますが、
これも慶事のときだけ、お祝いののしの一つです。

そして、リボン(お店の方は ひも って呼んでましたけど)
リボンは 西洋の「のし」です。 弔事には使いません。

結局、お店でいろいろ反論されたものの、

『黒白の仏事用のし紙で リボンをかけずに』 と細かくお願いをして
再度 包装してもらいました。
お店の方はかなり不本意だった様子でしたが・・・。

が、包んでもらったキャラメル包みを見て納得。
裏の紙の重ね向きが祝儀用でした。
「やっぱりね・・・」
お店の方は 祝儀・不祝儀のマナーの違いを 正しく理解されていなかった。

覚えておきましょう。
キャラメル包みの場合、 重なった紙を見て 
箱に向かって右の紙が上に重なってたらお祝い用の包み方、
仏事など不祝儀の場合は 左の紙が上に重なるように包むのが正式な包み方です。
ほとんどの菓子店では きちんと対応されているのですが
たまに 今日みたいなお店があります。

・・・ワタシはたまたま ギフトラッピングコーディネーターという資格を持っており
こういった贈答に関するマナーを知っていたので 気づいただけですが
一般の方は お店の方を信頼して 熨斗書きなどを依頼されているはず。

贈られた側も そういった知らなければ 失礼にはならないのかもしれないけれど
知ってる方だったら・・・びっくりされるでしょうね。

今回は 気づけてよかったです。
次回からは お店選びを気をつけようと思います。

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後日、知り合いに「今後のためにお店に間違っていることを教えてあげたほうがいい」
と勧められ 迷ったけれど 事の成り行きを連絡しました。
すぐに お店の方から 
「すぐに調べなおしたところ、お店の認識が間違っていたことに気づかされた、すぐに改めます」
と丁寧なお返事を頂けました。
間違いを認めることは 少し勇気がいることが多々あります。
余計なお世話かなーと 連絡をしたあとでも 気になってたのですが
きちんとした対応で安心しました。