昨日は 横浜でドッグソープを十年以上作り続けていらっしゃる里見先生の
『犬の皮膚にあう石けんをつくる』と『石けん化学を学ぶ前のプレ化学』の講座を
受講してきました。
犬のための石けん
犬の皮膚のこととか、調べてみたことは何度もあります。
でも、なかなか探しても情報が少ないのです。
きっと獣医さんの専門書とかには たくさん情報があるだろうけれども
そういった書籍はとても高額なので手が出ません。
でもそこを知らなければ 犬の為の石けんなんてつくれません。
たくさんのワンコ達の石けんを作り続けてきた里見先生ならではの
経験にもとづく講座は とても貴重な話でした。
我が家のワンコたちも「基本的には」石けんでシャンプーをしています。
小麦は脂漏症という皮膚病を抱えているので
状態が悪いときは かかりつけの獣医さんに相談しながら薬用シャンプーも使います。
常に 皮膚の状態をみながら 併用している感じです。
「一生 うまくつきあって悪化しないようにコントロールしてあげるしかない」
と獣医さんに言われている小麦の皮膚疾患。
普通の動物病院なら おそらく何も言われず「ステロイド剤」を
処方されるくらいのレベルです。
でも使いたくないんですよね、ステロイド。
皮膚も薄いし身体も小さいんだから 受ける影響のことを考えると
症状を抑えるだけで治るわけでもないのに副作用が怖いです。
なので 先生と相談して皮膚を清潔に保つため
週に1~2回は家で洗い 保湿をする。
これを一生続けていくことを選びました。
頻繁に洗うだけに 薬用シャンプー剤の影響もやはり気になるのですよね。
だから できれば自分が作った石けん(材料も自分で選べるし)だけで
なんとかコントロールしてあげることができるようになること
可能であれば シャンプーの頻度を もっとゆるやかでも大丈夫な状態の
皮膚状態にもっていければなおよし。
これが今の最大の目標です。
犬の石けんをつくる方は多いのだけど
実はいつも ワタシ個人的な気持ちとして
人の石けんよりも犬の石けんのほうがレシピを考えるのが難しいと
思っていたのです。
だから挫折した時期もありました。
昨日の講座の中で ぽろりと先生が
「シーズーとかキャバリアは繊細で・・・」と話されたのを聞いて
はたと気づきました。
ワタシにとっての犬の基準は「シーズー」であり
さらに皮膚疾患をもってる「小麦」です。
いきなり高いハードルにチャレンジしてたみたいです。
高いけど 乗り越えたい 乗り越えなくちゃいけないハードルです。
がんばろ!(←自分にエール)
もうひとつの学びは「石けんの化学」のお話。
どっぷり文系のワタシには 遠ざけたい話ではありますが
石けんをつくるからには 避けては通れない基幹となる分野です。
アロマでも化学は必須で 共通するところもいろいろあり
やはり基礎を抑えておかなければいけないわけです。
とりあえず昨日の講座に ちゃんとついていけたところで
ちょっと安心したところもあり
ぼんやりしていたところがクリアになった部分もたくさん。
最近 実は 化学がおもしろいと思えるようになってきたところです
この講座は シリーズで続きがあるそうです。
次回を楽しみにします。
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