5月14日・15日 イオンモール大牟田内で開催されたハンドメイドフェア
「オモイをカタチに」に出店してきました。
遠方から来てくださった方、前回から引き続き来てくださった方
はじめましての方・・・ありがとうございました。
数年前から あちこちのドッグフェスに出店をしてまして
今年は地元で頑張ってみようと 今年に入ってこれまでに4回ほど
大牟田でのイベントに出店をしました。
地元とはいえ生まれ育ったわけでもなく、大牟田に住んで十数年くらいなので
まだまだ地域を理解できているか?というと 無知な点もたくさんあります。
何回か 大牟田でのイベントに参加をして
この地域のワンちゃんとそのご家族のスタイル?みたいなものが
少しずつわかってきたような気がします。
今回 想像以上に多かったのは
「暑くなったら服なんて着ない」という声でした。
そもそも「うちの子は服嫌がるから(着ない)」という方も
とても多くいらっしゃいました。
確かに 夏にお散歩させてると
「暑いのに、服なんて着せてー。かわいそうじゃない」と言われることが
ときどきあります。
やんわり責められてるんだなーこれ、って思ったりもします。
この地域の方は 犬の服=おしゃれ(飼い主の自己満足)
と思ってる方が多い・・・ようです。
ただね、我が家は夏も着せます。
メッシュやガーゼなどの涼しい素材のもので、風を通すような
ゆったりした楽なデザインで とかはもちろん考えます。
外に連れ出す時間帯も温度計とにらめっこだし 熱中症予防はものすごく気を使います。
なぜそうまでして着せるのか?
服を着せる理由は 決しておしゃれのため だけではありません。
(かわいくしたい気持ちはもちろんありますが、それはむしろおまけの理由)
ひとつは皮膚を守るため。
小麦は特に被毛が薄くてサマーカットにすると地肌が見えるほどです。
紫外線を皮膚に直接浴びないように、カバーする必要があります。
あと、カキカキしちゃうので 皮膚を自分で
かきこわしてしまわないよう保護するために服が必須なんです。
それから 体温調節のサポート。
ヒトもそうですが 幼犬や高齢犬になると体温調節が
うまくできなくなってきます。
生まれてから室内のコントロールされた空調で
ずっと生活している子は 特に体温調節が苦手な子も多いそうです。
冷房の効いた部屋だと お腹が冷えすぎて体調を崩したりもするんです。
もなかも基本健康ではあるけれど 実はお腹が弱い子で
寒暖の差で食欲を失くしたり、お腹ゆるゆるになっちゃうこともあります。
そういう体温調節のサポートとしてお洋服は役立つわけです。
わんこは自分で寒いからと着たり 暑いからと脱いだりできませんからね
もちろん飼い主さんが 温度とワンコの様子を見ながら
着せたり脱がせたり調節してあげる必要があります。
まだありますよ。
これからの季節は蚊やダニにさされるのを防止する。
お洋服が1枚あるのとないのでは やはり皮膚や被毛が露出しているよりは
一枚羽織っているほうが刺されにくいです。
うちの子たち(シーズー)は抜け毛がないのですけど
犬種によっては抜け毛がお部屋に散らばらないように
衛生的に部屋を保つために着せてある場合もあります。
お洋服を着せる理由は それぞれです。
だからどうか「夏に服なんて」という偏見の目で見るのは
止めてほしいなぁとおもいます。
今後は少しずつ これらのお洋服を着る必要性がある子がいるんだよ ということも
理解をしていただけるよう啓蒙もしていこうかなーと思ってます。
あともうひとつ 気付いたこと。
マナーウェアについて、とてもとても理解者が少ないということ。
大牟田近郊には ワンコ連れで遊びに行けるお店や施設がありません。
そのせいもあって 身近に目にする機会が少ないせいか
「マナーベルトって何?」
今回 ずいぶんと多くの方に聞かれました。
中には「え?犬がおしっこしちゃいけないの?」と言われた方もいました。
実際、大牟田の中心地に住んでいますが、ご近所で
わんこの落し物、そのまま放置している方 まだたくさんいます。
残念なことです。
マナーを守れる人が増えたら
もしかしたらワンコ連れOKのお店や場所も今後増えるんじゃないかと思うんです。
というか増えてほしいんです。
これもね、少しずつ 知っていただけたらいいなーと思います。