整骨院の仕事とスーパーへの買い物のとき以外
ずっとミシン部屋(本当はサロン部屋)にひきこもっています。
インドア生活も嫌いではないので それはさほど苦ではありません。
ただ
こんなに毎日寝ても覚めてもミシン作業をする日がくるとは
思っても見ませんでした。
犬の服をつくるために購入したミシン
今は毎日ひたすらマスク作ってます。
日曜日も、お昼休みも、家事のすきま時間も
仕事が終わった夜の寝る前のわずかな時間も。
イベントに持っていくつもりで作成してた分は
整骨院内で わずか3日も持たずあっという間に
完売してしまいました。
急きょ 材料を探して追加購入しているのですが
材料の高騰(2倍とか3倍とか!もうね、びっくりですよ)や
そもそも入手すら日に日に難しくなっていて
(注文から到着まで2~3週間待ちは当たり前)
事情が変わってしまい 同じお値段で販売することは難しくて
なので整骨院内での販売はとりやめました。
その上で、材料費の高騰その他を踏まえ、価格を見直して
たまに患者様に「もうマスクないんですか?」と聞かれ
諸事情を話し、ネットで販売中のお値段と
店頭でお渡しできる価格を(少しは安くお渡しできます)
お伝えするのですが それでも
「高っ!」と一言 言われたりもします。
まぁ、そんな反応は予想できたからこそ
院内での販売をとりやめたのですけど
一応、貴重な時間と身を削って作っているので
けっこう胸にぐさりときます。
でも、申し訳ない というしかありません。
自粛ムードで 患者さんが減っている我が家も
ボランティアをやってる場合ではないのです。
マスク1枚作るのも5分・10分でできるわけではありません。
材料費+手間賃で価格を設定しています。
どうぞご理解を頂ければ・・・と思います。
おそらく 生地にこだわらなければ
もっと安く作れるのかもしれませんが
仕事で毎日12時間マスクをし続けているような
人たち(ワタシたちのように)にとって
肌に優しい生地であることとか 派手ではないこととか
汚れにくい とか そういうのは譲れないところなので
リネンとコットンガーゼにはこだわってます。
マスクの形にも 一応こだわっていて
平たいマスクよりずいぶんと手間はかかりますが
一番予防効果があり、
呼吸がしやすい形の立体型しかつくりません。
そんなこだわりはお話していないので
「高っ!」って言われても仕方ありませんね。
アベノマスクもそろそろ届きだすらしいですし
高額だけど市販の不織布マスクもちらほらネットで
見かけるようになりましたね。
(一部 詐欺もあると聞くのでご注意を!)
とりあえず 今注文している材料の分を作り終えたら
マスク製作は終了しようと思ってます。
なにしろ いつ生地が届くのかすらわからない状況です。
いつ解放されるのやら?
そんな感じに
ひたすらマスクを作りながら考えることは
「これがひと段落したら 自分の服つくろう!」です。
マスクの素材に天然の良質なリネン素材を使っているのですが
「このリネンで服作ったら 気持ちよさそうね」というのが
常に頭をよぎるのです。
だから
今は ちょっと先の「落ち着いたらリネンの服をつくる」を
楽しみに 頑張ってます。
あ、お預けにしている犬の服も作らなくちゃ!です。
結局・・・当分はミシンライフが続きそうですね。