2019/2/20,JERA(東京電力グループと中部電力とが共同で設立した火力発電会社、東京都中央区)と東京電力パワーグリッド(、関東地方、山梨県全域と静岡県東部を供給区域とする一般送配電事業者。東京都千代田区)は2月19日、英国の大手蓄電池事業者であるゼノベ社に、最大2500万ポンドを最長2年間にわたり出資することで合意した。
ゼノベ社は、英国の送電・ガス配給会社であるナショナルグリッド社向けのIn Front of the Meter事業(電力事業者側に設置された蓄電池を活用する事業)を中心に、Behind the Meter事業(電力の需要家側に設置された蓄電池を活用する事業)への参画を目指す蓄電池事業者。同社は、2016年の会社設立以降、IFM事業における蓄電池の導入を急速に拡大させており、運転中の蓄電池を約73,000kW保有している。これは、英国の同事業における蓄電池の容量として第4位の水準。
同社に出資した2社は、蓄電池関連ビジネスで先行する英国でゼノベ社へ出資参画することを通じて、発電事業者・送配電事業者の経験を活用し同社の企業価値を向上させると同時に、すでに整備されているさまざまなアンシラリーサービス市場など、英国電力事業から得られるノウハウを日本国内の発電・送配電事業に還元することをめざす。
JERAは蓄電池を用いた需給変動への対応についてノウハウを蓄積し、また蓄電池を国内火力発電所敷地内に設置し火力発電所の運転の効率化を検証するなどの取り組みを進める。東京電力パワーグリッドは、アンシラリーサービスを含む多様な蓄電池ソリューションの提案力を高め、国内外における新規事業領域の開拓と拡大を加速させる。
英国は、2020年までに再生可能エネルギーの導入比率を30%にすることを掲げており、日本と同様に、再生可能エネルギーが電力系統に与える影響が拡大しつつある。https://www.kankyo-business.jp/news/022041.php?utm_source=mail&utm_medium=mail190221_d&utm_campaign=mail
ゼノベ社は、英国の送電・ガス配給会社であるナショナルグリッド社向けのIn Front of the Meter事業(電力事業者側に設置された蓄電池を活用する事業)を中心に、Behind the Meter事業(電力の需要家側に設置された蓄電池を活用する事業)への参画を目指す蓄電池事業者。同社は、2016年の会社設立以降、IFM事業における蓄電池の導入を急速に拡大させており、運転中の蓄電池を約73,000kW保有している。これは、英国の同事業における蓄電池の容量として第4位の水準。
同社に出資した2社は、蓄電池関連ビジネスで先行する英国でゼノベ社へ出資参画することを通じて、発電事業者・送配電事業者の経験を活用し同社の企業価値を向上させると同時に、すでに整備されているさまざまなアンシラリーサービス市場など、英国電力事業から得られるノウハウを日本国内の発電・送配電事業に還元することをめざす。
JERAは蓄電池を用いた需給変動への対応についてノウハウを蓄積し、また蓄電池を国内火力発電所敷地内に設置し火力発電所の運転の効率化を検証するなどの取り組みを進める。東京電力パワーグリッドは、アンシラリーサービスを含む多様な蓄電池ソリューションの提案力を高め、国内外における新規事業領域の開拓と拡大を加速させる。
英国は、2020年までに再生可能エネルギーの導入比率を30%にすることを掲げており、日本と同様に、再生可能エネルギーが電力系統に与える影響が拡大しつつある。https://www.kankyo-business.jp/news/022041.php?utm_source=mail&utm_medium=mail190221_d&utm_campaign=mail