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世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

リスク,西対岸大陸,19/3豚コレラ中国に蔓延,豚肉製品持ち込み,養豚業壊滅

2019-03-30 12:09:48 | 連絡
2019/3/24=京都大学霊長類研究所教授・正高信男=アフリカ豚コレラの脅威が迫っている。愛知県や岐阜県などで問題となっている豚コレラとは別物で、有効なワクチンはまだ開発されていない。ケニア発祥とされ、2018年後半に中国全土に蔓延(まんえん)した。これほど中国からの旅行者が多いと、
●豚肉製品の持ち込みを厳しく取り締まらない限り食い止めるのは不可能だろう。いつ日本にやってきてもおかしくない状況だ。 いま東海地方に上陸したならば、同地方の養豚業は壊滅する
に違いない。それでなくとも豚コレラの感染に苦慮しているからだ。こちらのワクチンはあるものの国は豚への投与をしぶっている。養豚業者の要求を抑えきれずに重い腰をあげ、野生イノシシのみを対象に投与を決めたが全くの愚策だと思う。 産経の主張(2月26日付)は、ドイツがイノシシへの餌ワクチン投与で豚コレラを撲滅したと指摘した。(注1)。日本でのワクチン散布は「手探りの状態で実施することになる」としているが、日独のイノシシの生息環境の違いを、どれほど認識して書いているかは不明である。平伏な丘陵地が主たる生息地であるドイツと違い、わが国には急峻(きゅうしゅん)な渓谷が多い。広い山間地にワクチン入りの餌が効力を発揮できるよう、どうやってまくというのか。有効性など宝くじを当てるのとたいして変わらないのではないか。 今回の施策は、国際獣疫事務局が認める豚コレラ清浄国を返上しなくて済むよう、豚へのワクチン投与はしたくない。されど対処を求める現場の要求にも抗しきれない-という板挟みから逃れるための役人的な発想であろう効果の見通せない税金の浪費に対し、多くの放送,新聞,雑誌マスメディアからの報道と批判が聞こえてこないことは問題だ。
●感染がパンデミック(世界的流行)になり日本全土に拡大する可能性がある。https://www.sankei.com/column/news/190324/clm1903240004-n1.html
(注1)2016/11/4,
●イノシシはドイツ各地に生息しており、ジビエとして一般的な食材。特に子イノシシは最高の味として人気がある。生まれたばかりの頃は身体に縞があり、1歳未満の子イノシシは「Frischling」と呼ばれる。子イノシシは寒さや病気に弱く、生後1週間ほどで死に至るケースも。肉の部位は豚と同じ。イノシシは雑食性で、植物や動物、草、ハーブ、球根、根、果実、種子、昆虫、ねずみなどを食べる。優れた嗅覚を持つ動物としても知られ、トリュフを探すときも活躍する。天敵は、オオカミやクマ、オオヤマネコ。狩猟シーズンは6月16日から1月30日まで。イノシシは脂がさらっとしており、肉には独特な旨みがある。イノシシ肉は煮れば煮るほど柔らかくなるが、強火で煮てしまうと固くなるので、弱火でじっくり煮込む。よく香辛料を効かせたマリネ液に数日間漬けておくと良い。ビールに1日漬け込む方法もおすすめ。食中毒予防のため、必ず中心部まで火が通るよう、よく加熱しよう。http://www.newsdigest.de/newsde/features/8164-gibier/

リスク,西対岸大陸,18/11巨大人口市場,事業パートナーシップ瓦解消滅

2019-03-30 11:44:08 | 連絡

2018/11/30, =姫田小夏。フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。=引く波もあればまた打ち寄せる波もある。その繰り返しが上海だ。日本料理の飲食市場についてはブームの真っただ中。従来は上海在住の日本人が主なターゲットだったが、駐在日本人市場が先細る今、「中国人向け市場」が裾野を広げている。物語コーポレーション(本社:愛知県豊橋市)が経営する「蟹の岡田屋」はタラバ蟹やズワイ蟹など「カニ」で勝負に挑んでいる。出店のきっかけはインバウンドだった。「中国人が殺到する日本のカニ専門店が上海にはない」(同社取締役岡田雅道氏)ことから、2015年に上海に初出店。その後、杭州、蘇州、北京で16店舗を展開中だ。標準店舗面積が500平米という大型店には、客足が途絶えることはない。こうした “こだわりの高級日本料理店”を支えるのは一人4万円、5万円の予算をポンと払える中国人富裕層だ。上海には空前のラーメンブームも到来している。だが、市場全体を見渡せば、同じ時間帯、同じ商圏でも静まり返った店もある。そんな店で筆者はあえてラーメンを注文してみた。
●「当店自慢」だという味噌ラーメン(40元・約660円)、出てきたのはなんと想定外の山盛りのラーメンだった。そのスープは完全に「味噌汁」で、しかも肝心なモヤシは麺の下から出てくるというありさまだ。 だが、ひょっとするとこの店も元は繁盛店だったのかもしれない。「中国人が出資し、日本から料理人を連れてくる」というのが上海の日本料理店経営の王道だが、おそらく、発足当時は“絶妙のコンビ”だったのではないだろうか。 残念ながらこのパターンには、「仲間割れ」リスクが潜在する。いや、日本料理店のみならず、どの業界でも中国人とのパートナーシップは欠かせないが、いつの間にか「理想の形」が瓦解していくのが“合作”の結末だったりするのだ。
● 巨大市場は、確かに存在はする。客の数(すなわち人口)も多ければ、消費単価も高い。だが、現実は「わずか数店舗が生き残る世界」であることも確かだ。パートナーとの喧嘩別れもあるだろう。あるいは材料仕入れ価格や人件費の上昇、賃料の高騰に加え、一帯一路、技術経済軍事覇権、共産党一党独裁国家中国、当局による厳しい規制もある。今年春、日本の大手和食チェーンが最後の店を閉じたことは、上海市場の難しさを改めて訴えるものともなった。
 空前の日本食ブームが到来する上海に、日本からのチャレンジャーも絶えることはない。だが、その生存サイクルは激しく、開業半年で利益を出せるかが勝負の分かれ目となる。 長年細々と暖簾を守る日本人経営の店には心癒されるものがあるが、
●上海のこの飲食市場で“老舗”は数えるほどだ。「出現」と「消滅」を繰り返す上海の飲食市場、その過酷さはすでに私たちの想像の域を超えている。https://diamond.jp/articles/-/186876