ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「麗しのサブリナ」

2023年06月15日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1954年公開の映画の紹介です

監督は、ビリー・ワイルダー。
サミュエル・テイラーの戯曲が元になっている、
モノクロのロマンティック・コメディ映画です。
主演・出演は、 ハンフリー・ボガート、オードリー・ヘプバーン、ウィリアム・ホールデン、
ジョン・ウィリアムズ、マーサ・ハイヤー。



(あらすじ)
ニューヨーク州、ロングアイランド。
NYから50キロ離れたララビー家の豪邸には、主人と夫人、2人の息子ライナスとデイヴィッドの他、たくさんの使用人が住んでいます。
ヨットレースの夜必ずパーティが開かれ、
運転手の娘・サブリナは木の上から愛しのデイヴィッドを見つめます。
婚約者がいるにもかかわらず、デイヴィッドは他の女性と踊っています。
その後、場所を変え2人で過ごす姿をサブリナは恨めしく見つめるのでした。
翌日にパリの料理学校を控え、サブリナは命を絶つことを決め、
車庫を占めたまま数台の高級車のエンジンを吹かせます。
直後ライナスが車庫に入り、弱り切ったサブリナを見つけ部屋に連れて行ったのでした。
パリの料理学校で卒業を終えたサブリナは心身ともに大きく成長し、
美しい姿で駅に降り立ちます。
すると、見かけたデイヴィッドがすかさず声をかけ、
家まで送ると自宅で驚き、サブリナとわかりまた驚くのです。
すっかり夢中になったデイヴィッドはサブリナをパーティに誘い、
別の場所で待つよう話します。
有頂天で待つサブリナですが、訪れたのはデイヴィッドではなかったのです・・・

*****************************************************
駅に降り立ち、“デイヴィッド”と名付けた子犬を連れたオードリー・ヘプバーンは、
本当に素敵な女性でした。
モノクロが、更に引き立てていた感じです。

サブリナ役は、故/オードリー・ヘプバーン。
(AFI)の「最も偉大な女優50選」では第3位にランクイン、インターナショナル・ベスト・ドレッサーの殿堂入りまでも。
この映画では、アカデミー賞/主演女優賞のノミネートがあります。
「ローマの休日」(1954)では、アカデミー賞/主演女優賞を受賞、
「尼僧物語」(1959)、「暗くなるまで待って」(1968)では、アカデミー賞/主演女優賞のノミネートなど、
他たくさんの映画で様々な賞の受賞、ノミネートがあります。

≪ (AFI)の「最も偉大な女優50選」 とは ≫

「AFIアメリカ映画100年シリーズ」の一環として、
アメリカ映画における50名のスター俳優を男性25名と女性25名に分けて選んだもののようです。
1999年、CBSの特別番組で公表されました。

因みに10位までですが。

『女優』
1位 キャサリン・ヘプバーン
2位 ベティ・デイヴィス
3位 オードリー・ヘプバーン
4位 イングリッド・バーグマン
5位 グレタ・ガルボ
6位 マリリン・モンロー
7位 エリザベス・テイラー
8位 ジュディ・ガーランド
9位 マレーネ・ディートリヒ
10位 バーバラ・スタンウィック

『男優』
1位 ハンフリー・ボガート
2位 ケーリー・グラント
3位 ジェームズ・ステュアート
4位 マーロン・ブランド
5位 フレッド・アステア
6位 ヘンリー・フォンダ
7位 クラーク・ゲーブル
8位 ジェームズ・キャグニー
9位 スペンサー・トレイシー
10位    チャーリー・チャップリン





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料理学校に通っていたオードリー役の、
料理の腕前が、実はとっても観たかったです

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