ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「哀れなるものたち」

2024年07月29日 | ドラマ映画
今年1月公開の映画の紹介です

監督は、ヨルゴス・ランティモス。
アラスター・グレイの小説が原作の、SF・(ロマコメでもあるらしい)ドラマ映画です。
主演・出演は、エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、
ラミー・ユセフ、ジェロッド・カーマイケル、クリストファー・アボット、マーガレット・クアリー。



(あらすじ)
一人の女性が船から身を投げます。
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成人した美しい女性、ベラ・バクスターはピアノをガチャガチャと鳴らし、
外科医のゴッドウィン・バクスターは微笑ましく見つめます。
大学で講義を受け持つゴッド(ウィン)は、自分を指示する医学生・マックスを自宅に呼びます。
ベラが幼稚な動きで粗相などをする姿にマックスは驚き、ゴッドは説明します。
「脳を損傷していて、私が直した。幼児から目覚ましい成長をしていて記録してほしい。」
その後ベラに振り回されるようにマックスは記録し、
ある日ゴッドから『運ばれてきた妊婦の遺体に胎児の脳を移植した』という事実を知るのです。
ゴッドはマックスにベラとの結婚を承諾させ、書類づくりの為弁護士のダンカンを呼びます。
“監禁に使い婚約契約書”に興味を示したダンカンは、こっそりベラに会いに行きます。
その頃性に目覚めたベラはダンカンの振る舞いを喜び、駆け落ちする話に同意するのです。
当然マックスは反対しますが、あろうことかゴッドは許可しました。
しかしその後、ベラのあまりの行動にダンカンは呆れるばかりなのです・・・

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確かにほぼ全員『哀れなるもの』でした!!
大金をせしめた2人の船乗りを覗いて(大笑)
上手く収まるから不思議です。

よくぞ演じたエマ・ストーンに大拍手です。
オスカー2個もらってもおかしくないくらい。

アカデミー賞では、
「主演女優賞/エマ・ストーン」「衣装デザイン賞」「美術賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「助演男優賞/マーク・ラファロ」「脚色賞」「撮影賞」「編集賞」「作曲賞」のノミネートがあります。

原題は『Poor Things』。
「かわいそうに」「気の毒に」「散々だね」などと声を掛けるときのフレーズのようです。

全体的に“シュール的”とも表現されていて、
舞台も“パラレル・ワールドのビクトリア朝ロンドン”と表現されています。
※ 因みに“シュール”は「現実からかけ離れているありえない状況を表す」らしいです。





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