ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」

2022年04月15日 | ドラマ映画
2012年公開の映画の紹介です
監督は、テイト・テイラー。
キャスリン・ストケットの小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、シシー・スペイセク。


1960年代、ミシシッピ州、ジャクソン。
ミシシッピ大学を卒業し、地元に戻ったユージニアは出版社に就職が決まり喜びます。
依頼された仕事は家事に関するコラムで、結婚していないユージニアは未経験でした。
ユージニアはいつもたくさんの主婦たちが集まる友人のエリザベスを訪問し、就職の話をします。
この時代には黒人のメイドが通いで働いていることが多く、そこではエイビリーンが雇われていました。
差別が蔓延している中、ヒリーは「黒人のメイド」は別のトイレを使わせるべきと強調し、ユージニアはエイビリーンを気遣います。
その後ユージニアはキッチンにいるエイビリーンに、家事について訪ねたいと話します。
一方、ユージニアが幼い頃世話をしてくれた黒人のメイド・コンスタンティンが実家に戻った話を聞き、「育ての親」を強調するユージニアは母親を責めるのです。
黒人メイドの話を聞くにつれ、ユージニアはまとめて本にする事を思いつきエイビリーンに提案します。
仮名とはいえ躊躇するエイビリーンでしたが、息子を亡くした理由を是非載せて欲しいとユージニアに協力する事に決めるのです。
エイビリーン宅で話を聞いていると、黒人メイドのミニーが訪ねユージニアに驚きます。
ミニーは辞めさせられたヒリーに仕返しをする気の強い女性で、やはりユージニアに協力すると申し出るのです・・・

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この映画は、アカデミー賞で「助演女優賞/オクタヴィア・スペンサー」を受賞、
「作品賞」「主演女優賞/ヴィオラ・デイヴィス」「助演女優賞/ジェシカ・チャステイン」のノミネートがあります。

ミニー役は、オクタヴィア・スペンサー。
「スノーピアサー」(2014)、「ダイバージェントNEO」(2015)、「ドリーム」(2017)、「魔女がいっぱい」(2020)などの出演があります。

あらすじには登場しませんが、初めて黒人のメイドを雇うシーリア役はジェシカ・チャステイン。
この映画と、「ゼロ・ダーク・サーティ」(2013)のアカデミー主演女優賞でノミネートがあります。
今年、「タミー・フェイの瞳」(2021)で主演女優賞の受賞を達成しています。
この映画の中の白人の女性の中で、一番可愛らしい役どころでした。




お立ち寄りと、ランキングの応援ありがとうございます
古くはテレビドラマの「ルーツ」
昨年読んだコルソン・ホワイトヘッドの「地下鉄道」
などを思い出しながら観ました
今年一番のお勧め映画でございます

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2 コメント

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ルーツ! (ジュリア)
2022-04-15 17:12:35
ふくさん こんにちは

観ました~~~!

ふくさんが今年一番のお薦めされている作品、
観ててよかった~ \(^o^)/
返信する
おはようございます (ジュリアさんへ)
2022-04-16 06:35:27
観られてましたか 
ストーリーが重く感じて、しばしスルーしていました
ジェシカ・チャスティンのノミネートが気になって観たんです
ジェシカが一番心に残るいい役どころでした
本当にいい映画でしたね
返信する

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