ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「縞模様のパジャマの少年」

2022年10月24日 | ドラマ映画
2009年公開の映画の紹介です

監督は、マーク・ハーマン。
ジョン・ボインの小説が原作の、イギリス・アメリカ合作のPG-12指定のドラマ映画です。
主演・出演は、エイサ・バターフィールド、デヴィッド・シューリス、ヴェラ・ファーミガ、ルパート・フレンド、ジャック・スキャンロン。



ドイツ、ベルリン。
友達とはしゃぎながら帰宅した8歳のブルーノは、家の様子がいつもと違い「どうなってるの?」と訪ねます。
母・エルサは夫・ラルフの仕事の都合で田舎に引っ越すことになったと、明るく話します。
友達との別れが不満なブルーノにラルフは、「軍人は任務がすべて」と話すのです。
間もなく家族は寝台列車に乗り、森の中に深く入ると戸建ての家に到着します。
それぞれ家の中を見た後、野菜を届けに来た老人を見てエルサは驚きます。
老人のズボンの裾から縦じまの服が見えていて、ブルーノはなぜパジャマを着ているのかと聞きます。
更に、窓から農場が見えたことで、友達がいたら遊んでいいかとエルサに尋ねるのです。
良いと言われたものの、裏庭に行くのは禁止され数週間も姉のグレーテルと家にいるままで、
更に家庭教師はドイツの歴史書についてばかり進めるのです。
口実で裏庭に行ったブルーノは、窓を見つけある日外に出て林をくぐります。
金網が張り巡らされた向こうには縦じまのパジャマのような服を着た人々が見え、
近くに座る少年にブルーノは話しかけ、あれこれ尋ねます。
同じ年の少年は「シュムール」と名乗り、何度もブルーノは行き来するようになるのです。
ブルーノはある日、家でコップを磨いているシュムールを見かけ驚きます・・・

******************************************************
冒頭に流れます。
『子供にとって、
音や臭いや視覚で捉えたものがすべてである。
その裏の真実に気づくまでは。』 ジョン・ベッチェマン

観終わって、しばし声が出せない映画でございました。

ストーリーはフィクションですが、ホロコーストの背景など細部が事実に基づいて正確に製作されているようです。

ブルーノ役は、エイサ・バターフィールド。
今年25歳です。
この映画では、数百人の候補の中から選ばれたようです。
「英国インディペンデント映画賞新人賞」と「ロンドン映画批評家協会賞若手俳優賞」にノミネートされています。
「ヒューゴの不思議な発明」(2012)、「エンダーのゲーム」(2014)、「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(2016)、「グリード ファストファッション帝国の真実」(2021)などの出演・主演があります。





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2 コメント

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ホロコースト (ジュリア)
2022-10-24 15:52:12
ふくさん こんにちは

これ・・・・
ものすごく心にひっかっかっています
言葉がありませんでした
見返すことはないと思います

今日、やっと『マリグナント』挙げました
勝手にふくさんの名前出しちゃいました
事後報告・・すんません💦
返信する
こんばんは (ジュリアさんへ)
2022-10-24 22:32:24
ラストは私も言葉が出ませんでしたよ~~
こういう映画は作っちゃいけませんよね
何にもいいことありませんもん

『マリグナント』ご覧頂いてありがとうございます
全然、名前出して頂いて嬉しい限りでございますよ
後ほど、コメント残させて頂きますね 
返信する

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