2010.9.24(金)
近鉄榛原駅で待ち合わせ
彼女は名張からワタシは鶴橋から
初めは9:00集合!(二人きりなのに)だったけどそこからバスは10:15発が2便目で丁度良いとわかり
10:00に変更するが二人とも電車の時間の都合で9:20には到着
行き先は、、、、この季節、、ここからなら、、、佛隆寺、、、
平日の駅前はひっそりとしてバス停のベンチにはお一人のおばぁちゃん
時間がたっぷりあるのと根っからの田舎人のワタシタチは早速話しかけて花を咲かす
おばぁちゃんはこれから乗車するバスの最終地、曽爾村役場まで帰るそうな
朝一番のバスで来てお買い物を済ませて
昭和3年のお生まれ、我が母より3ッつ若いけど一人でバスに乗ってお買い物して元気です
そうこうしているうちに私たち3人だけだったのが「あの~、佛隆寺へはこのバスでよいのでしょうか?
バス停は何処で降りたら、、そこから歩いてどのくらい?、、、」とお客さんが増えてきました
すっかり案内人になってしまった3人!!
ちょっと足元がおぼつかないようなご婦人が「歩いて40分も~~大丈夫かしら~?」とおっしゃる
「ゆっくりと行かれたらよろしいですよ、帰りのバスまで時間がありますから」
?????地元人でもないワタシ達が案内人です
バスが来ました、順番に乗り込みます
地元の方は時間ぎりぎりに乗ってこられ座席に空きがありません、よそ者のワタシは偽善者
少し病の後遺症で足に浮腫のある彼女には着席を命じ、やおら立ち上がり「どうぞ~」
出発して15分もすると高井のバス停に到着です
おばぁちゃんに「お元気で~~」と挨拶をしてくだんの一行様とともに降車
どんよ~り曇ってます
道しるべに従って二人でさぁ頑張りましょか~~と歩き出します
ここまでは彼女が地元に近いところに住んでるので詳しいのですがここから先はワタシの出番
といってもテクテクマップ片手に案内板に従うだけで~す
伊勢本街道を内宮まで歩いたんだよ~~と自慢話をするワタシ
ぽつりぽつりときました
傘ある?足大丈夫?と気遣うと何にも心配ないよと意気揚々と歩いていきます
畑の作物やダリアの畑、山道をとても気分良く半年分のおしゃべりの始まりです
なかなかお目当ての彼岸花がありません
今年は遅れていてこの辺りはまだこんなで残念やね、、と地元のおばさまが言葉をかけてくださいます
彼女はバスを一緒に降りた人々が先に行ってしまったことに気を遣いますが
今日はのんびり歩きにきたのだからと遅れて歩きます
こんな懐かしい風景画ですよ、これはもう!
しゃがみこんでこんなかな~なんて言いながらカメラに納めようとすると彼女も同じように携帯で
う~ん、あかんなぁと言いつつ何枚も何枚も
少し急な坂を登って着きましたよ
五分咲きの花がそれでも一面に雨に濡れて、、、いいですね~~~
二人で思い思いの撮影会の始まり
階段を上がりながらもズームとかあの桜の木の下がいいとか電池なくなりそうとか
山門には粋なお出迎えが¥100を箱に入れてピンポーンと鳴らして境内へお邪魔します
境内の山門を入るとすぐ左手に大きな銀杏の木、実はなっていませんオスの木ですって
これがあと一月もしたら見事な黄金色でしょうねぇ~~~
素敵なお庭に仕上がりました、、千年桜の時はこの下でおうすでも戴きましょう
白も黄色もいいですね
本堂の左にはこんな碑もありました
空海さんが唐から持ち帰ったとされる茶臼も残っているそうな
境内の奥には創建の堅恵大徳の石室入定所:廟があります
大きな切り株も残っています
たっぷり堪能させて戴きました、、階段を降りて
まだ11:30ですバスの時間はまだまだです、彼女の足と相談します
どこかでお弁当のおにぎりでも食べて考えようということになり腰を降ろすところを探します
水車も回っています、凡字の石碑もあります
そして、、、まぁ ちょうどいい石段に腰掛けてちょっとぐらいの雨なんか傘もささずに
其々持参のおにぎりをパクつきます。。。。ひとつ残すと彼女も私もおいとくわ・・・だって残りの一個を
Aちゃん(私の呼び名)が食べるとき欲しくなるもん。。。
休憩が済みました
どうする??この道を行く??
暗そうやなぁーーーー何か出てこない??
以外にワタシより山奥の育ちのくせに恐がりです
彼女は沢山の兄弟姉妹の末っ子、ワタシは下に妹と弟の長女
熊なんか出ないよ~~せいぜい猪か鹿ぐらいだよ~~
と進むことにしました
ここからは
では、、、、、また明日~~~