あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

第28番札所・大日寺さん、第29番札所・国分寺さん

2010-10-31 21:00:33 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2010.10.15(金)
 
香南市のお宿は今日はあと三回お世話になるのだ
6:30 朝食しっかりといただいて出発です
 
イメージ 1
 
 
7:30 昨日の歩きの終点の地、道の駅やすから今日の歩きがスタートです
 
 
なんともいえない雲に黒潮鉄道の高架が伸びます
あ~!タイガース電車行ってしまいました
 
イメージ 2
 
 
 
街中の駐車場の前に黙っています
 
多分気が付かないで行った人が多いでしょう
 
 
イメージ 13
 
 
ここは知る人ぞ知る芝居小屋
 
 
イメージ 24
 
 
絵師 金蔵さんのおどろおどろしい芝居絵が展示されているそうですが
時間が早くて拝見できませんでした
 
 
イメージ 27
 
 
 
泊まったお宿の入り口には若大将の趣味で
お手製のモニュメントがいっぱいです
 
 
イメージ 28
 
 
 
暫く国道を歩いて
黒潮ホテルを前に右に分かれて行きます
 
イメージ 29
 
 
鍾乳洞で有名な龍河洞への車道を行くとやっと今回の遍路道らしき山道に入ります
 
イメージ 30
 
 
ほんの少し雰囲気を味わいながら進むと
 
イメージ 31
 
 
9:30 もう大日寺さんの山門です
 
 
イメージ 32
 
 
 
 
山門を潜り直ぐに右折れして先ず奥の院を訪ねます
行基様が開山され、後に弘法大師様が訪れ
楠の大木に爪で薬師如来を刻み、奥の院に安置し霊場と定めたといわれています
(受け売りです)
この爪彫り薬師は首から上の病に霊験新かだといわれ信仰を集めているそうです
 
どんな霊験でしょうか?
シワもシミもなくなるんでしょうか
あ、そうじゃなくてノーテンキな頭がナイーブになる??
それも違う・・・
なんでもいいです
お願いしておきましょう
 
 
イメージ 3
イメージ 4
 
やはり一輪ぐらいのそそとした
お花もないとね
 
それでは本堂へお参りしましょう
 
大日如来様がご本尊です
 
今回始めての方もいらっしゃいます
先達さんはいつもの方と違ってまだ若い歩きのリーダーですので
銘々でのお参りをとおっしゃてましたが
一緒にとお願いして無事唱和できました
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
大師堂にも同じく納経です
 
鐘はお参りの前に撞きましょう
 
イメージ 7
イメージ 8
 
 
 
 
急な階段を転げそうになりながら降り着くと
 
車道を横切り国分寺さんへの分岐です
 
 
イメージ 9
 
 
道の前方には四国山脈が横たわっています
 
イメージ 10
 
 
 
松本大師堂だったかな?
記録が消えた~~
 
地元の方が手厚く守ってこられて新しくなっている
無料の休憩所も兼ねており宿泊の方は連絡をの板書もある
皆、こんな立派なところで休憩させていただいてと
お礼のお参りとお賽銭
春はきっと見事な花を咲かせるんでしょうね、向かいに立派な桜の木がありました
憩いの場ですね
 
 
イメージ 11
 
 
 
イメージ 12
 
 
たんぼの真ん中にバスが迎えにきてくれました
これから一度戻って泊まったお宿でお昼です
 
朝が早かったのでグウグウとお腹の虫が騒いでいます
歩いて汗ばんだのでお素麺は喉越しが良かった
特産の生姜が美味しい
ご飯お代わり~~
12:00
 
 
 
 
イメージ 14
 
お腹もお代わりして八分目???
 
今日の参拝の2ヶ寺目を目指します
バスで先程の田んぼ道に戻り再スタート
 
生姜畑が広がります
そろそろ南国市に入ったのでしょうか
 
 
イメージ 15
 
 
 
これは寄り道ですよね~~
ふふ、昨日から予約してあったんですよ~~
地元の方にも人気のお饅頭で遅いと売り切れちゃうそうなんです
 
値段??忘れちゃいました
5個で500円出してお釣りもらいました
 
 
イメージ 16
 
 
田んぼの畦道を気持ちよく調子よく歩くと間もなくです
 
イメージ 17
 
 
 
13:50 ハイ 着きました、第29番札所・国分寺さんです
 
土佐国の国分寺さんです
山門を潜って参りましょう
 
イメージ 18
 
 
本堂は寄せ棟造りの清楚な桧皮葺屋根です
珍しいですね、お四国のお寺にしては
 
イメージ 19
 
 
こちらのお大師堂は修理中でした
 
イメージ 20
 
全員で般若心経を唱え合掌
その前にもちろんお灯明もお線香もともして
納め札とともにお願い事やお礼も申しました
 
イメージ 21
 
 
10月桜が咲いていました
 
イメージ 22
 
こちらにはあまりお参りする方はいらっしゃいませんでしたね
特に歩きツアーの方は
 
 
イメージ 23
 
 
 
山門を抜けて今日の参拝も無事終了
 
来月はここからまた歩きのスタートです
 
イメージ 25
 
山門の近くの
遍路用品を安くで販売してくださるお店に立ち寄って
初めて白衣の袖なしを購入しました
来月からはちゃんと着けてお参りしましょう
菅笠はやっぱり見送りました
金剛杖もね
 
まだまだ俄かのお遍路さんです
 
15:00 バスは三宮へ向けて帰ります
 
あれ、歩きリーダーは多度津の人だから吉野川SAでお別れです
添乗員さんいたっけ??
いたいた
挨拶ぐらいちゃんとはきはき出来るようになってね~~
皆、子供のように許してるんだよ~~
 
 
神戸高速が混んでいるので迂回しようとしたドライバーさんランプを降り損ねて
とんだところへ降りて不安そう
垂水の地元の女性が道案内して新神戸トンネル抜けて
無事三宮に到着 19:50頃
京都の方々はまだこれから名神飛ばしてタイヘンだぁ~~
ワタシも阪急電車でまだ40分かけて帰ります
お疲れ様~~
また来月お会いしましょう
 
 
 
自宅でつまんでしまったへんろまんじゅう
お土産~~??
翌日の南奥駈道の歩きのおやつでした
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 26
 
 
 
良く食べますね~~~~~~~~
 
歩行距離  10/14 14.0キロ
         10/15  18.2キロ
 
合計でもやっと通しの歩き遍路さんの一日分だね
 
やっぱり四国も遠いよ~~~

第28番札所・大日寺さんへの歩き

2010-10-31 18:55:17 | 歩き遍路四国八十八ヶ所
2010.10.14(木)
 
毎月の遍路歩きの記録は自分の胸の中だけで充分な気がしてならないのだが
いつかその思いも消え行く日がこないとも限らないので記しておくことにした
 
今回も三宮から出発して吉野川SAで昼食休憩となる
これからも同じパターンだろう
 
早速、ぶっかけうどんを注文していただく
ということはこれからずっと最初にこのSAのメニューがくるわけだ 
 
イメージ 1
 
 
13:10 前回の区切りのカリオン広場に到着してタイガースドームを見ながら
      長時間のバス車内で固まった筋肉をほぐし今日の歩きのスタートだ 
 
 
イメージ 2

 
 
今回は土佐湾沿いのサイクリングロードを北上して行く
この安芸自転車専用道路をママチャリで飛ばしてもいいかも~
堤防が高くあまり海は見えないが車が走らないのが何より楽だ
 
イメージ 12
イメージ 14
 
 
一月も経てばこんなに季節が移ろうのか、、先月のような暑さはもうない
 
何かがパサッと落ちる気配に歩み寄れば
         珍しいバナナの花
 
イメージ 15
 
 
 
安芸の海岸を前にして
歩く
 
イメージ 16
 
 
ここらで一休み
14:30
 
イメージ 17
 
 
典子著とあるのは
勇気を持って賢明に生きるサリドマイド禍の彼女
 
 
イメージ 18
 
 
 
長く腰を降ろしていると歩きが鈍ります
でもこんな遍路小屋ならくつろげますね~~
 
 
イメージ 19
 
 
 
心に触れた一首
 
イメージ 20
 
 
ノーゼンカズラの様だがちと違う華やかだ
 
イメージ 3
 
しばらくは琴ヶ浜の松原をサボテンの実を楽しみながら歩く
 
あら、お龍さん、妹さんと仲良く
桂浜の竜馬さんに手を振ってるのかしら?
 
 
イメージ 4
 
 
旧鉄道の軌道跡に続く自転車道がトンネルを潜ります
 
 
イメージ 5
 
道は新道に変わります
車道でしかもトンネル
嫌いです
 
イメージ 6
 
 
 
小さな港に架かる
跳ね橋
 
 
イメージ 7
 
 
ところどころの要所に案内板
 
 
 
イメージ 8
 
16:50
道の駅やすに到着です
今日の歩きはここまで
参拝寺は明日~~です
 
 
あれ、竜馬さん
さっき、お龍さん探してたんと違う~~?
 
 
 
イメージ 9
 
 
バスでお宿に移動して
お風呂に入って楽しみの夕食です
18:30
 
 
 
イメージ 10
 
蓋を開けると
何方もご存じない
ハス芋の茎のお煮しめ
(イモガラと言ってましたけどね~~)
 
久しぶりの味は懐かしい田舎を思い出しました
 
 
 
イメージ 13
 
男女を問わず泡の出るものを注文された方々がいらっしゃいました

この方は
ミックスジュースの大を注文されて
お宿の若大将がちゃんと応じてくださいました
料金?
さすがに全部は飲めなかったようです
 

 
イメージ 11
 
 
相部屋6人でそろそろおやすみです
 
 
21:00
 
 

 

熊野古道・大辺路 (富田坂を越えて)

2010-10-31 03:13:54 | 熊野古道・古座街道歩き
2010.10.20(水)
 
常に歩いていないと不安になる症候群になったのかもしれない
 
今日は少し重たい足をひきずって昨日の仕事疲れが残る中を大阪駅桜橋口になんとか
7:30 の発車に間に合う
しめしめ、、席は二人分を独り占めだ、、これでしっかり睡眠がとれる
荷物も手元におけるし~~~
いつもの紀ノ川SAに寄って覚醒せぬ間に田辺ICを降りて
富田川沿いに先月の終点地の草堂寺さんの駐車場に到着
 
今日の添乗員さんは先日、南奥駈を一緒に歩いた方だ
あの熊野本宮大社にゴールした時の記念写真を頂戴する 
写真嫌いのワタシでもこれは大事な記念になる、うれしいな、、♪♪
 
軽くストレッチして地元の語り部さんにご挨拶して、、、、
おやおや、これはこれは、早速のお土産に記念タオルを頂いたうえに熊野古道大辺路押印帳に
富田坂の記念スタンプを押したものまで頂戴する
 
世界遺産に指定される以前からこの富田坂を愛し大切に整備して保存に努めてこられた方です
謙遜して詳しい歴史は語れませんが古くより語り継がれた事柄や道の案内はお任せくださいと
紹介される
 
 
イメージ 1
 

前回に訪ねた草堂寺の右手の石段を上がり竹やぶの数十メートルを行くと石碑が建っている
今、歩いてきたここまでが世界遺産ですの説明に皆がえ~~といぶかしむ
どうやら昔のままに保存するのがきびしいらしくこれから先はまた、ところどころに世界遺産に
指定された場所が現れるとのこと
 
 
イメージ 2

 
 
世界遺産に指定されるというので綺麗に石畳を敷きなおしたところ除外されそうになり
慌てて元の荒れた状態に戻したというエピソード
 
 
イメージ 11

 
熊野は古より全ての人を受け入れてきたところ
この石碑は道で行き倒れにならないように困ったらいつでも訪ねるようにとの
案内板の役目を果たしていたのだそうだ
草堂寺の門前集落の庄屋さんの心意気がうかがわれる
 
イメージ 22

 
地元の方々の理解のうえに成立する古道整備のあり方、、ご苦労が多いようです
 
一里松跡
一里置きぐらいにその昔は松が植えられており名残の名称が残っている
 
 
イメージ 32
 
ここまできて結構な御歳のご夫婦の奥様が歩くのは無理となり
バスに戻ることとなった
生憎、今回はバスは離れ目的地に回送となり一度も待機する所はないので
添乗員さんが付き添いバスに連絡して戻られる
 
そうなると殿を行く者が暫くいないので
誰か我と思わん者はと希望者を募るも誰も無し
 
うんじゃ~~仕方ないわね~~
と、南奥駈のご縁でおタケさんが請け負うことにしました
お人よしですね
 
暫くご主人に付き添い最後尾からゆっくりと歩きながら
お話をお伺いすると
北海道にも行けたし今回も企画の会社に確認を取ってきたとのこと
観光じゃないですからね~~、これから峠道や山道を上り下りしますが、、、
ま、ご主人はお達者なようでなんとかなりそうです
それにしても有に喜寿の坂を越えておられるようだし
考えてくださいな~~
自分の将来を思えば切ないけど・・・・
 
峠の茶屋跡へと古道は続きます
 
イメージ 33
 
 
スズメバチが出入りしていますよ
静かに足早に皆んな通り過ぎます
 
イメージ 34
 
 
近年になってその重要な位置関係が明らかになって保存に向かってるらしい
山城の跡への登り口
 
イメージ 35

 
ここを右にみて直進します
林道を暫く進んでいよいよ峠の七曲へさしかかります
 
イメージ 36
イメージ 3


 
ひとつふたつみっつと数えながら五つ目に差し掛かったところで
右手の方から登ってきてこれから左手へ登りますがワタシのいる位置、つまり手前の方に
道がわずかに確認できます、ここを上がって行くと今でいうところの溶鉱炉、昔のたたらの跡が
あるそうです、山深いこの紀州の山地も出雲にも劣らない製鉄の技術があったそうです
良質の燃料の木材が豊富だったからですね
 
イメージ 4
 
 
古道は道幅が広く歩きやすいですがこれも行幸の砌には輿に乗って
上皇や女御たちが通われたからでしょうか
それにしても結構な所帯での移動だったでしょうから
仮の休憩所や宿泊所などを作るためにも人足が入用だったことでしょう
などと一人思いにふけりながら時に語り部さんの
羊歯の飛行機飛ばしに興じたりしてきつい七曲りを登り終えます
 
 
イメージ 5
 
イメージ 6


 
 
さすがに添乗員さん南奥駈ではガイドされただけに早いです
あの奥様を無事バスに送り届けて追いついてこられました
 
ここでおタケさんの役目は終了!!
これからは歩きに徹します、、、、、、、今までと何も変わりませんが、、、位置関係の修復
語り部さんの直ぐ後ろを行かないと肝心な話が聞き取れないですもの
 
イメージ 7この標識は数年前にどこかのご婦人が
意を決して山中に日が暮れて入山して
彷徨い結局恐くなって助けを求められた時に
携帯は幸い繋がったのですが
居場所が判らなくて救助の方々も難儀されて以来400メートル置きだったかな?
設けられたそうです
今ではあちこちの山でも見かけるようになりましたね
 
そうそう、済州島のハンラ山でもみかけました
 
 
 
 
12:30 頃
峠の茶屋に着く少し手前で白浜方面の展望を前に昼食です
どよ~~んと曇ってますが肉眼でははっきりとアドベンチャーワールドも
空港の滑走路も見えてます
 
 
イメージ 8
イメージ 9
 
秋刀魚寿司、めはり寿司、
柴漬けのおむすび、ぴりからこんにゃくの煮たん、etc・・・
15品目はありますね
いただきま~す
ごちそうさま~~
 
 
 
紀州の殿様のご紋、一枚足りぬが、、、、
 
イメージ 10
イメージ 12
 
 
イメージ 13峠の茶屋跡
大正時代まで3軒の茶店があったげな
ここでお生まれになった女性がお一人今も
元気に町で暮らしておられるそうな
いや施設だったかな??
 
 
割れた石臼だけが昔日を語っています
 
 
 
 
 
 
 
 
ところどころに古い年代の記された石碑や建立した人の素性が刻まれた石碑が最近になって
古道整備とともに発見されています
 
イメージ 14
 
 
ここでやっと今日の終点
安居の渡しの標識が出てきました
ここからは下りになります
急なくだりになるのでゆっくりと降りて行きましょう
 
 
イメージ 15
 
安居辻松峠
 
お地蔵さんはお不動さんのようにも見えますが
 
ここからは富田坂の保存会の管轄を離れ日置川町になります
 

イメージ 16
イメージ 17

 
 
下りがきついのでなかなか進みませんね~~
 
先日の◇◇Kの放送で歩く人がこれが道~~と言ったのでさっそく綺麗に伐採して整備されていると
語り部さんが笑っていました
 
イメージ 18
イメージ 19
 
 
舗装の急坂をショートカットしながら降りて行きます
 
イメージ 20
イメージ 21
 
 
この眺めは時に雲海が見られる程素晴らしいそうです
 
ちなみに山の所有は右一帯全て個人の持ち山~~~
 
イメージ 23
 
 
峠を降りてきて目に止まった標識
すっご~~い!!
我がふるさと~~♪♪
今も噴煙をたなびかせているんだからネ~~~~~
 
2万年も昔からここに同じ地層が・・・
うれしくなっちゃう
 
 
イメージ 24
 
この先には昭和30年代まで集落があったが今は廃村となっているとのこと
 
集落の出入り口にはやはりここも庚申さんが祀られていたようだ
 
 
三ヶ川の梵字塔も不思議だ
 
 
イメージ 31
 

 
イメージ 25
イメージ 26

 
 
 
平坦な道に出て右を流れる???水無川だ
三ヶ川は伏流水となって日置川に注いでいる
 
イメージ 27
イメージ 28

  
                                    ウバメガシを焼いた炭焼き小屋??
煙突は竹でないと木搾酢が出来ないのだとか
その仕組みは
竹だと煙突の先に行けば蒸気が冷えて水滴になって落ちてくるのを搾取出来るが
トタンだと熱くなって冷えず蒸発するのだとか、、、、
 
あまり説明を聞いてなかったので、というのも
苦手な茶色い三角の頭の長~いのが丸まっていたので50mダッシュしてしまった
 
左手に行けば小森梅林もあって2月には花が楽しめる場所のようだ
 
ようやく大きな道路と交差して日置川が蛇行している地点に到達
 
 
イメージ 29

木材で出来た立派な小学校を過ぎて
 
イメージ 30

バスの待つ安居の渡しの駅に到着
16:00 過ぎ 
お疲れ様~~~
雨が待ちきれなくなって落ち始めました
 
次月にここから渡し舟に乗って対岸に渡り、仏坂を越えて行くんですよ~~~
楽しみですね~~~
 
そういえば今回はひとつも王子社がなかったなぁ?????
 
と思いながらやがてバスの中で貴重な睡眠をとる
 
阪和道をどう走ったのか記憶にないが家に22:00頃に着きました****sss

伯耆の国の修験場

2010-10-30 18:39:57 | 今日はいずこへ?
2010.10.18(月)
記憶がまだなんとかあるうちに日記を認めてておかなければ
やがてまだらに為り行く日も近くなったようだから
 
7:35 梅田茶屋町モータープールを出発したバスは中国道を西へ取る
勝央SAで一度トイレ休憩をして院庄ランプで高速に別れ
美作三湯で名高い奥津温泉郷を経由して鳥取県三朝へと向かう
 
11:00 
途中の道の駅で昼食休憩となる
いつものお弁当、、なんてったって朝バタバタと作ってくる手間がなく大助かりだ
お茶もついている
なんと○○交通の山ハイキングツアーで良く一緒になる方が同じく一人参加されていた
 
おしゃべりしながら完食して、次の山行きのお誘いを受ける((ヤッター!!))
 
 
イメージ 1

 
40年も昔に訪れたきり
 
三朝高原、三徳のお山、伯耆大山あのあたり
名湯の三朝温泉郷を過ぎて(帰りには温泉入浴ですよ~~^^)
三徳山三佛寺に到着
 
 
イメージ 2
 
 

役行者の開祖で1300年の歴史を誇る修験の山である
 
早速先達さんによる厳しい注意と靴の点検が始まる
 
イメージ 13
 
本堂は修復中でテントに覆われていて工事用の足場やパイプが露になっており
いささか興醒めしたが次世代に残していくためにはメンテナンスは必要だ
 
修行の山でかなり厳しい登りや鎖場、岩場を越えるので足元はきついチェックが入る
山靴やトレッキングシューズはOKだがスニーカーもダメ!!
ヒールやサンダルは云うに及ばずOUT~~!!
代わりに藁ぞうりを500円で購入して履き替えないとならないのだ
 
そして極めつけは六根清浄と書かれたタスキをかけて行かなければならない
人数の確認といざというときの応急処置用も兼ねている
 
 
イメージ 24
 
 
ワタシの隣席のご婦人がどうやら登るのを断念されたみたいだ
何でもニトロの服用のタイミングが悪かったらしく息苦しさがあるとのこと
全員が往復してくるまで3時間も待っていなければならないのだが止める決断に拍手~~
36名のツアー客と先達さん、そして男女の若い強力さんが3人添乗員さんと総勢41名でのトライ
 
12:30 を過ぎていたように思うが
山門を潜って朱塗りの宿入橋を渡るとすぐに霊場三徳山へと分け入る
 
イメージ 30
イメージ 31
 
 
さっそくのカズラ坂
 
イメージ 32
イメージ 33

 
粘土質の足場はすべり一人ずつ4点歩行でないと登れません
先行く人は四苦八苦、待つ人はイライラ、、、あわてないあわてない、これぞ修行の始まり~~
 
 
 
イメージ 34役行者石仏さんにも気付かず
よっこらしょっと登りきったところはやれやれ
尾根になってます
 
しか~し行く手にはまたまた
 
急な登り~~~
木の根を掴んで自分の身体を引き上げないと
上に行けません~~
腕力も脚力も足の長さも全開で踏ん張ります
 
上がらない人は強力さんのヘルプを受けます
 
 
 
 
イメージ 35
 
 
文殊堂が見えてきましたよ
あの京の清水さんと同じ懸崖の舞台作り
 
このお堂の横を鎖で上がります
無理な方には回り道がありますがほとんどの方が
ここまで来た以上は鎖場を越えないと~~とチャレンジです
距離が短いですからなんとか登れますよ
 
イメージ 3
 
 
上りついた文殊堂さんの外廊下を靴を脱いでぐるりと時計回りに一周しますが
なかなかどうして足が震えて下を見ないようにして歩かないと飛び降りたくなりま~す~
 
バスの駐車場もあんなに小さく見えます
 
イメージ 4
イメージ 5

 
 
屋根と外廊下の間に見える山並み  いいですねぇ~~
 
 
イメージ 6
 
 
 
岩場を越えて次は馬の背から鐘楼堂へ
誰かが代表で鐘を撞きます、、、ごおぉぉ~~~ん~~と響いて消えて行きます
 
イメージ 7
 
 
イメージ 8
イメージ 9
 
地蔵堂も過ぎて
どこが牛の背やら判らぬままに観音堂まできました
 
よくもまぁ、こうも上手く岩窟にすっぽり納まったものです
 
イメージ 10
 
 
このお堂の裏側をまるで胎内潜りのように真っ暗なところを抜けて細い断崖の道を行けば眼前に
やっと見えてきました
 
イメージ 16
 
 
役行者様が一晩で作りひょいと投げ入れたなんて云われもあるとかないとか
 
投入堂です
 
平安時代の物で国宝に指定されています
この策より先は限られた人のみが行くことを許されています
 
イメージ 11
 
 
イメージ 12
 
 
 
イメージ 14
 
 
今も謎の多い建築物でしょうね
強力さんにそっとお尋ねしましたら
修理の時には下からトロッコを組んで材料を上げたとか?崖に桟橋を作り足場を組んでの作業
あなたは請け負いますか~~?
檜皮の屋根の修理なんて国宝となれば宮大工さんの出番でしょうか??
 
なんとか登ってきましたがもう14:10 になろうとしてます
とくとく帰らないとなりません
あの来た道をくだらないと、、、
下りがまた恐い人が大勢でおりますから時間がかかるのであ~る
正面の杉は夫婦杉だったのが片方が枯れてしまって高~い所にある枝の上には
それはそれは見事な石楠花の宿り木があり毎年樹上に綺麗な花を咲かせるそうな
観てみたいですね~~~~
 
 
イメージ 15

 
 
登り時には気付かなかったロープに立入禁止
 
2年程前に四日市の男性がここから投入堂へと登る途中に80メートル程転落し亡くなったそうだ
依頼封鎖されているとのこと
今も谷の清掃を行えば携帯電話やデジカメが沢山みつかるらしいですよ~~~
 
登ってくる時には写せなかった願かけの石段
 
目の不自由な方の為に設けられた石段も今は10段程しか残っていない
 
 
イメージ 17
 
台風でなぎ倒された巨木を跨いで
 
 
イメージ 19

 
 
 
 
下ります
下ります
 
イメージ 18

 
 
14:50 頃になりましたかね~~
ほ~~~っとやっとおりてきました~~
 
強力さんがタスキを回収して人数の確認です
 
 
イメージ 20
 
 
 
 
早く下山した人はバスが迎えにくる車道まで自由解散になりました
 
谷川天狗堂さんのお庭には山野草が咲いていました
 
イメージ 21

イメージ 22

 
 
 
イメージ 23
イメージ 25
 
 
 
 
 
 
イメージ 26イメージ 27
 
 
イメージ 28
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
橡の実をこんな風にして干してるところは初めて見ましたよ~~
随分手間が掛かってるんですね、、皮はどうして剥いているんでしょうか??
 
イメージ 29
 
 
 
イメージ 36
 
 
 
 
15:30  やっと全員揃って三朝温泉に緊張した身体を解しに
向かいます
 
ほっこ~りと温まって今日の厳しい修験の道行きも湯気に
消え行きます
 
 
17:00 バスは満足気な人々を乗せて大阪へと引き返します
 
隣席の方はその後、特変なく三佛寺の境内で時間をつぶされたようで
良かったです
 
帰りのバスの車中でお話をお伺いすると往年はお山に良く登っておられたみたいです
手芸店を今もなさってお休みの時に出掛けて楽しんでおられるそうで
ご自分で使っておられたなんと素敵な手作り手編みのボトルカバーを
頂戴しました
 
ありがとうございます
大切に使わせていただきます
真心のこもった何にも代え難い今日の一番のお土産でした
 
 
あとは睡魔が襲ってPAで止まってもトイレに直行してすぐまた
zzzzzzzzzzzzzz
梅田には21:00 過ぎてましたかねぇ~~
 
 
さぁて今日は一体何の修行に行ったのやら
 
 
日帰り強行軍だったけど楽しい時間でした
 
 
 
 
 

薊岳に紅葉登山のはずが***昼食後~~

2010-10-29 18:59:50 | お山(全国各地)
2010.10.27(水)
昼食時には眼前に台高山脈を望み日向ぼっこです
 
 
 
イメージ 1
 
 
上も~~首が疲れるよ~~
 
イメージ 2
 
 
イメージ 13

 
食事が済むと我慢できない自然現象に所長さんにお願いして
ここよりは男性侵入禁止で見張ってもらいお花摘みならぬ落ち葉拾いに行きます
 
12:50 明神岳に向けて出発です
 
 
はっきりと進行方向に向かって左は樹氷、右は紅葉と分かれています
 
 
イメージ 15
イメージ 16

 
 
登った薊岳も遠ざかります
 
イメージ 17

ここで鹿さんたちと遊んでみたいですね!!
 
イメージ 19

13:40 前山の手前で急登の前に一休み
大峰の山が呼んでますよ~~~
 
あのとんがりに行きたいで~す
 
イメージ 18
 
一気に前山に登って今一度、きのこの木の向こうに*::::*
 
 
イメージ 3

 
イメージ 20
 
 
 
この道標は5年くらい前に立てたんだけど、と
所長さんが仰ってました
文字は消えて釘は腐り導板は落ちていました
 
 
 
 
 
 
 
はぁ^~^い 皆さん御馴染みの明神平ですよ~~
 
水無山や国見山が良く見えてます、、、、急な登りの登山道もハッキリ、、、
 
 
イメージ 4

 
 
今日の最後のピークの明神岳に行ってきましょう
ここからは24日にガスの中を歩いたのでしたね~~
14:10  明神岳に着いた時には空もどんよりとし始めて帰りを急がないとと思わせました
 
 
イメージ 5
イメージ 6
 
 
同じ紅葉を二度、全く違う風情で楽しみました
 
 
イメージ 7
 
 
イメージ 8
イメージ 9
 
 
イメージ 10
イメージ 11
 
 
そして
葛城、金剛山を垣間見ながら明神滝から大叉川に沿って下山したのでした
 
イメージ 12
 
 
途中の下山時に膝が痛くなった方と痙攣を起こした方があり
何度も何度も先頭の所長さんと後方のガイドさんが連絡を取り合い
ゴロゴロの岩場や渡渉を繰り返し無事大叉林道に出ました
 
後を待っていると遅れるのでバスのところまで気をつけて帰ってくださいと指示され先頭を走るように
帰りました
何故って、我慢の限界!! バスの後の川の土手の急な斜面に隠れてゴメンナサイでした
 
16:20 
 
 
イメージ 14

 
足を痛めた方は先導車が登山口まで迎えに行ったようです
 
全員揃ってやはた温泉で疲れた身体を癒し
今日の思わぬ樹氷登山の感動を話しながら売店でおばさんの心配りのふかし芋をほおばり
手作りこんにゃくの田楽に舌鼓して、中には泡の出るもので乾杯の方々も、、、
 朴の葉寿司は完売していました、、、残念!!3日前に食べたから諦めつきましたけど、、、
 
17:50 感動を胸にバスは橿原神宮駅へと、、一日の出会いに感謝しまたの出会いを約束して
19:10 近鉄電車~地下鉄の帰路となりました
お家には?? 定かに覚えていません
車中はzzzzzzzばっかりで、、よう家にたどり着いたもんだと。。。。。
 
 
終わり