2018/12/11 (火)
奥駈道は吉野金峯山寺から熊野本宮大社まで一応歩いてきた
気持ち的には完歩したと言ってはばからずに来た
だが、本来の奥駈道は順峰(吉野六田柳の渡し~熊野本宮大社)
私の場合はあっちこっち細々と順峰、逆峰で繋いで来た
そして残ってしまった吉野六田の渡し~金峯山寺
今回満を持して山友さん達が一緒に完歩の喜びを分け合おうとなり歩いて来ました
一緒してくださった3名の山友さんもこの夏に無事に本宮大社まで歩き通された
残るは同じ区間
近鉄電車、吉野駅に9:30頃に集合
久々のお顔拝見、皆さんお元気で何よりでした
ケーブルは運休したままで代行バスで竹林院前、乗り継ぎ奥千本へ
乗客は私たち4人だけ~~(^^;
10:05 奥千本
春の花見や大天井岳登山、弘法トレイル歩き等々で頻繁に訪れた金峰神社への坂道
背にして今日は殆ど下り一辺倒のコース
先ずは高城山展望所へ
事前予報では雨、どうやらお昼過ぎまでは大丈夫な様です
青空が広がって日焼けしそうです(笑)
高見山も遠望ですが霧氷はなさそう
二上山からのダイトレ主稜、葛城・金剛山
下って行きます、登山靴ではないので滑らないでね~
水分神社
人気のない吉野巡り、観光気分での~んびり
花矢倉展望所
早朝は雲海も見られるようですね
春、桜の時はそれはそれは見事な風景になりますね
世界文化遺産の蔵王堂の大屋根が良く見えています
何度か訪れていますが今日は特にダイトレが良く見えます
余裕のよっちゃんで歩いていますがきちんと奥駈道ですよ(笑)
まだ11時と言うのに小腹が空いたようです
昨日、滋賀県に行って来たY君が名物のサラダパンを差し入れてくれました~
お腹の虫も昼寝したようですので吉野ぶらぶら~を続けましょう
竹林院さんは庭園は拝観料が要りますよ~
吉野山聖天さん
流石にこの季節は観光客の姿はありません
右や左のお店を勝手に覗いて半分遊びながら歩きます
これはなぁんだ、カラスウリ~
おやおや本宮大社の先の新宮の海から奥駈道をやってきたのでしょか
イソヒヨドリさん
誰も居ないね~(^^;
春は枝垂れ桜と共にインスタに沢山流れたでしょうね
素敵な大日堂
柿の葉寿司の老舗
世界文化遺産、蔵王堂にやってきました
堂々たる構えに先人の偉業を偲びます
国宝仁王門は修復中
12時のチャイムに腹時計もグーグーの様です
銅門のベンチを一人一つずつ占領してランチタイム
握りたての柿の葉寿司、Yさんがお土産に買ったのをご馳走してくれました
出来たてホヤホヤのはまた格別なお味
ご馳走様~~♪
Yくんも美味しかったそうです(^^)
さぁて午後の部の歩き、頑張りますか?
老朽化で運転再開のめどが立っていない日本最古のケーブル
赤い橋を渡って今日の登りはここだけの車道歩き
吉野駅へ下ったら意味ないので吉野神社へと進みますよ
下千本の急斜面を眺めながら、春の桜の頃を想像します
広い車道歩き、これも奥駈道なの?
右前方の姿のいいお山は? 龍門山ですよね、音羽三山から縦走しましたね
13:20 吉野神社にお詣り
ちっとも緊張感がない歩きです(^^;
車は通れませんが人は歩けますかね~
真ん中を歩いた方が安全でしょう
75番靡、これで本宮大社からの修行の靡きも終わりです
一之坂行者堂、役行者様がいらっしゃいます
吉野川の向こうに近鉄特急が走ってます
急勾配の大きなヘアピンカーブの車道を下って行きます
なんか素敵な曲線のお屋根
今度は大きく右にカーブして人家の横をショートカット
石抱きの大きな木の根っこの祠
ありましたね~
世界遺産「大峯奥駈道」一之坂登り口
大きな車道に出て吉野川河原に降りると早くも蝋梅が咲いて出迎えてくれた
ゴールの橋も見えて来た
橋の袂に六田の渡し跡
吉野川を対岸の北六田と渡し舟で往来していたのだ
今は橋で楽々
橋上から東には近畿のマッターホーン高見山の秀麗な姿
14:05
橋を渡りきると今度こそのゴール、六田柳の渡し跡
裏手には
右 よしの、左 いせ の道標
ここまでは伊勢街道(和歌山街道)を歩いて来てお詣りと修験の道とに別れて行ったのだ
そう、伊勢へはあの高見山目指しての歩きさ
14:20
近鉄 六田駅到着
急行電車を待って阿部野橋まで一緒に帰り解散
Yさん、Y君、Kさん
奥駈道のフィナーレを一緒に歩いてくださり
ありがとうございました
とっても楽しくいい思い出になりました
たった10km を4時間もかけて
しかも概ね緩やかな下り一辺倒の道
厳しかった修験道の締めくくりには丁度良かったですよね~(笑)
*** 完 ***