2010.11.19(金)
朝は5:00にどちらからともなく起きて身支度を整えて
昨夜、購入していたおにぎりとお茶をお腹にしっかり入れて
ホテルのロビーで無料のコーヒーをいただき暗い中を出発です
6:10 まだ暗い中をライトを用意して昨日の竹林寺さんへと向かいます
昨日、歩いているのでタクシーで山門まで行こうかと相談しましたが
patoさんから歩きますときっぱりと返事が返ってきたので気合を入れてスタート
だんだんと夜が明けて東の空がしらんできます
ちょっと雲が厚く感じられますが寒くなくて歩きやすいお天気です
40分もすると牧野植物園を抜けて山門まで着きました
植物園の守衛さんがセンサーで確認に入って来られたところに遭遇してお話をすると
なんと犯人は私たちでした、、
車道ではなく遍路道へと下り始めると竹やぶの向こうに朝日が昇り始めました
木々の間を通して木の葉に反射する陽光、、えも言えぬ世界が広がり二人で暫し感嘆符
きっときっとこの世におさらばする時に瞼に浮かぶかもしれない色の帯
忘れることは決してないと思ったほんの一時の煌きの色、patoさんも同じように受け止めたのであろう
感動を胸に急な遍路道を下り川べりの舗装道路へと降りる
川沿いにテクテクと朝まだ早い田んぼ道を歩き大きな道に右折して進むと左手に
何やら案内板を見つけて寄り道
武市半平太様の旧家と墓所だ
今は民家としてお住まいになっておられるのでお写真だけで失礼する
再び大きな道に出ると見覚えのある観光バスが空で止まっている
ああ、そうだ、本来ならこのバスでいつもの皆さんと1泊2日でのツアーに参加していたのだ
ツアーの皆さんも先達さんについて後から歩いておられるはずだ
なんて話しながら結構な距離を地図を頼りに歩いてやっと32番 禅師峰寺さんへの車道との分岐に着く
少し急な山道を一気に登ると山門がありました 8:45
山門を潜ると岩がごつごつとした境内の階段を上がり前方に土佐湾が広がります
航海の安全に霊験あらたかとされる別名「船霊観音様」の十一面観世音菩薩様がご本尊です
一番乗りの私たちを境内では賑やかにいろんな方々がお参りをお待ちですよ
名残は惜しいですが先へと参ります
この先で渡しにも乗りますのでどうぞ安全な旅をとお願いして歩を進めます
来た参道へと下りかけると予定していたツアーの馴染みのご一行様と会いました
今日の参加がないのでどうしたのかと心配してくださっていたそうです
ありがたいことです、月に一度の名前も聞かずにのお気楽ツアーと思っていたのに
また来来月にお会いしましょうと告げて先へ行きます
干拓地のような平地を車がスピードを上げて往来する道路脇にロバのパン屋さんの看板
奥に目をやるといましたよ、、ロバ君たち、
おやおや、あなたは大手術でもしたの横たわった背中のテープが痛々しい
早く良くなってね、、、ミラバケッソさんの茶毛もいいわね、、、
なんて猫好きのpatoさんは動物にとても優しく接します
そろそろお腹の虫が騒ぎ始めたのでファミマでおにぎりを買ってついでに渡し場を聞く
お店を出て地元の方がこっちの道を左折してずーっと真っ直ぐと教えて下さるので
歩きながらお話しすると、大阪にお住まいだけど今は100歳のお母様の許に介護帰省中とか
曲がり角でお別れの挨拶をして歩きますがなかなか船着場に着きません
途中に興味深いお宅がありました
歴史好きの方なら興味が湧くでしょうね
龍馬が密かにこの種崎に上陸してライフル銃千丁をここ中城家に一時隠していたそうですよ
まだかいなといいながら歩いていると遍路みちしるべの最新版がありました
巡礼の道として世界各国からも歩きにこられる方が増えてきましたものね
やっと着きましたよ
お腹も空いたので次の出航までの時間を確認して待合所でおにぎりをパクついていると
地元の女性が遠慮して出て行ってしまわれました、、お行儀悪くてゴメンナサイ
運賃が書いてないので気になり良く時刻表を見ていたら下のほうに無料とありました
高知県営のフェリーで125cc以上のバイクと四輪車は乗船できません
人と自転車とバイクを乗せてここ種崎から対岸の長浜までを往復してます
ツアーのバスも待機していました、バスは浦戸大橋を渡って次の雪蹊寺さんで皆さんを乗せ
三宮から京都へと帰るはずです
11:15 出航して5分もしたら到着でした
みませ(御畳瀬)みせましょ
浦戸をあけて
歌にうたわれた地名が残ってます
フェリー乗り場を運河に沿って進むと街中にはあちこちに
文明開化の直前の土佐の意気が伺える塾跡や旧跡がありました
へぇー、ふーんと感心しながらお寺さんに着きました
山門が見当たらないのでとりあえずと確認すると
高福山 雪蹊寺とありました
33番さんです
鎌倉時代に仏師運慶、湛慶が来山して本尊の薬師如来様は晩年の運慶作といわれており
本堂の奥の宝物庫に厳重に国の重要文化財として保管されているそうな
脇侍の日光、月光菩薩ともども檜の寄木造りでいきいきとしているそうな
「鎌倉仏像の宝庫」といわれるほど名品が豊富ですと
境内のお店のおじさんが語ってくださいました
そして山茶花の原種の古木、右近の橘、左近の桜、珍しいものが沢山あります
花の季節にはきっとまたお参りの人が絶えないでしょう
お参りを済ませて次へと歩きます歩きます
行き逢う人が皆さん次へはもう一本道だからと仰るので安心して歩きます
コウテイダリアの花の下をビニールハウスの間を抜け小さな峠を越え
田んぼの中に突然現れたのが
34番さん 種間寺さん
こちらも山門はなく本堂は改装の最中で大工さんが行ったり来たり
足の曲がったお年を召したご婦人が3名でお参りされていました
薬師如来様がご本尊様ですが
子安観音堂の観音様がとても柔和で片手に抱かれたあかちゃんを見守るお姿に
離れることが出来ないほどです
故に安産祈願のお寺さんでもある訳ですね、安産は子供の無事の誕生と健やかな成長の
願いへとつながります
お参りを済ませて時間を見ると 14:45
もうさっき食べたのにお腹が空いて仕方ないのでお寺のすぐ近くにあった
青いトマトさんでランチです
お遍路さんの為にとご主人がリタイアされてから始められたそうでモーニングも閉店(16:00)まで
今の所は奥様と息子さんとで切り盛りされているので団体さんは無理なようでした
が、このメニューで¥600は安いです
デザートにアイスまでつけていただきお土産にクッキーまでお接待してくださいました
ごちそうになりました
お気をつけてのお見送りを受けて
少し暗くなった空を気にしながらこれからの長丁場へと発ちます
分岐にきて遍路表示がなく自動車用の案内しか頼れずに迷い込んだところが
菊祭りのイベント中
菊のトンネルを抜けてる場合じゃないのですがね、、、雨も降り出してきたし、、
あわてずにお花を楽しんで
元の分岐へ戻ります
ロスタイムは往復で15分でしょうか
あじさいロードに出て水路に並行して靴擦れが痛み出した足で急ぎます
高校生の自転車が追い越して行きます
二人とも足が痛み出して口数が減ってきます
コンパスが長くて若いpatoさんのスピードが上がりワタシが遅れます
でもまだ心の中でなんとか35番さんまでとお互いが思っています
やっときた仁淀川大橋、雨もやみました
17:00 です
無理です 無理です ここからあとまだ6キロ余り
土佐市内に入って断念
沿道のブックマートで地図を確認して
お店の方に夕食の出来るところやタクシーの乗り場などを尋ねるが芳しくない
今日のお宿に向かうために業務スーパーで夕食と明日の朝食と飲料を仕入れて
タクシーの営業所をみつけてお願いする
随分遠いですよ、、、そりゃそうです
予定では35番さんをお参りしてもうちょっと先まで行ってタクシー移動の予定でしたからね
タクシーの中で携帯がなりました
お宿の国民宿舎さんからでした
もう間もなく到着しますからと答えて直ぐに着きました
辺りは真っ暗になっています
ロビーに走りこんで遅くなってご心配おかけしましたと詫び、またまた翌朝が早いので
先に清算してルームキーを頂く
3階まで階段です
6人部屋のドミトリー
2段ベッドが3ッつ並んでいます
でも、二人で貸切です
漁火を見ながらのんびりと露天風呂を楽しんで
今日の疲れを癒します
部屋に帰って半額で仕入れた田舎寿司を戴いて
明日の簡単なコースの確認をして早、19:30には寝たかしら
patoさんに一言多分歯磨きもせずに寝てしまうかもと言い残して
朝は5:00にどちらからともなく起きて身支度を整えて
昨夜、購入していたおにぎりとお茶をお腹にしっかり入れて
ホテルのロビーで無料のコーヒーをいただき暗い中を出発です
6:10 まだ暗い中をライトを用意して昨日の竹林寺さんへと向かいます
昨日、歩いているのでタクシーで山門まで行こうかと相談しましたが
patoさんから歩きますときっぱりと返事が返ってきたので気合を入れてスタート
だんだんと夜が明けて東の空がしらんできます
ちょっと雲が厚く感じられますが寒くなくて歩きやすいお天気です
40分もすると牧野植物園を抜けて山門まで着きました
植物園の守衛さんがセンサーで確認に入って来られたところに遭遇してお話をすると
なんと犯人は私たちでした、、
車道ではなく遍路道へと下り始めると竹やぶの向こうに朝日が昇り始めました
木々の間を通して木の葉に反射する陽光、、えも言えぬ世界が広がり二人で暫し感嘆符
きっときっとこの世におさらばする時に瞼に浮かぶかもしれない色の帯
忘れることは決してないと思ったほんの一時の煌きの色、patoさんも同じように受け止めたのであろう
感動を胸に急な遍路道を下り川べりの舗装道路へと降りる
川沿いにテクテクと朝まだ早い田んぼ道を歩き大きな道に右折して進むと左手に
何やら案内板を見つけて寄り道
武市半平太様の旧家と墓所だ
今は民家としてお住まいになっておられるのでお写真だけで失礼する
再び大きな道に出ると見覚えのある観光バスが空で止まっている
ああ、そうだ、本来ならこのバスでいつもの皆さんと1泊2日でのツアーに参加していたのだ
ツアーの皆さんも先達さんについて後から歩いておられるはずだ
なんて話しながら結構な距離を地図を頼りに歩いてやっと32番 禅師峰寺さんへの車道との分岐に着く
少し急な山道を一気に登ると山門がありました 8:45
山門を潜ると岩がごつごつとした境内の階段を上がり前方に土佐湾が広がります
航海の安全に霊験あらたかとされる別名「船霊観音様」の十一面観世音菩薩様がご本尊です
一番乗りの私たちを境内では賑やかにいろんな方々がお参りをお待ちですよ
名残は惜しいですが先へと参ります
この先で渡しにも乗りますのでどうぞ安全な旅をとお願いして歩を進めます
来た参道へと下りかけると予定していたツアーの馴染みのご一行様と会いました
今日の参加がないのでどうしたのかと心配してくださっていたそうです
ありがたいことです、月に一度の名前も聞かずにのお気楽ツアーと思っていたのに
また来来月にお会いしましょうと告げて先へ行きます
干拓地のような平地を車がスピードを上げて往来する道路脇にロバのパン屋さんの看板
奥に目をやるといましたよ、、ロバ君たち、
おやおや、あなたは大手術でもしたの横たわった背中のテープが痛々しい
早く良くなってね、、、ミラバケッソさんの茶毛もいいわね、、、
なんて猫好きのpatoさんは動物にとても優しく接します
そろそろお腹の虫が騒ぎ始めたのでファミマでおにぎりを買ってついでに渡し場を聞く
お店を出て地元の方がこっちの道を左折してずーっと真っ直ぐと教えて下さるので
歩きながらお話しすると、大阪にお住まいだけど今は100歳のお母様の許に介護帰省中とか
曲がり角でお別れの挨拶をして歩きますがなかなか船着場に着きません
途中に興味深いお宅がありました
歴史好きの方なら興味が湧くでしょうね
龍馬が密かにこの種崎に上陸してライフル銃千丁をここ中城家に一時隠していたそうですよ
まだかいなといいながら歩いていると遍路みちしるべの最新版がありました
巡礼の道として世界各国からも歩きにこられる方が増えてきましたものね
やっと着きましたよ
お腹も空いたので次の出航までの時間を確認して待合所でおにぎりをパクついていると
地元の女性が遠慮して出て行ってしまわれました、、お行儀悪くてゴメンナサイ
運賃が書いてないので気になり良く時刻表を見ていたら下のほうに無料とありました
高知県営のフェリーで125cc以上のバイクと四輪車は乗船できません
人と自転車とバイクを乗せてここ種崎から対岸の長浜までを往復してます
ツアーのバスも待機していました、バスは浦戸大橋を渡って次の雪蹊寺さんで皆さんを乗せ
三宮から京都へと帰るはずです
11:15 出航して5分もしたら到着でした
みませ(御畳瀬)みせましょ
浦戸をあけて
歌にうたわれた地名が残ってます
フェリー乗り場を運河に沿って進むと街中にはあちこちに
文明開化の直前の土佐の意気が伺える塾跡や旧跡がありました
へぇー、ふーんと感心しながらお寺さんに着きました
山門が見当たらないのでとりあえずと確認すると
高福山 雪蹊寺とありました
33番さんです
鎌倉時代に仏師運慶、湛慶が来山して本尊の薬師如来様は晩年の運慶作といわれており
本堂の奥の宝物庫に厳重に国の重要文化財として保管されているそうな
脇侍の日光、月光菩薩ともども檜の寄木造りでいきいきとしているそうな
「鎌倉仏像の宝庫」といわれるほど名品が豊富ですと
境内のお店のおじさんが語ってくださいました
そして山茶花の原種の古木、右近の橘、左近の桜、珍しいものが沢山あります
花の季節にはきっとまたお参りの人が絶えないでしょう
お参りを済ませて次へと歩きます歩きます
行き逢う人が皆さん次へはもう一本道だからと仰るので安心して歩きます
コウテイダリアの花の下をビニールハウスの間を抜け小さな峠を越え
田んぼの中に突然現れたのが
34番さん 種間寺さん
こちらも山門はなく本堂は改装の最中で大工さんが行ったり来たり
足の曲がったお年を召したご婦人が3名でお参りされていました
薬師如来様がご本尊様ですが
子安観音堂の観音様がとても柔和で片手に抱かれたあかちゃんを見守るお姿に
離れることが出来ないほどです
故に安産祈願のお寺さんでもある訳ですね、安産は子供の無事の誕生と健やかな成長の
願いへとつながります
お参りを済ませて時間を見ると 14:45
もうさっき食べたのにお腹が空いて仕方ないのでお寺のすぐ近くにあった
青いトマトさんでランチです
お遍路さんの為にとご主人がリタイアされてから始められたそうでモーニングも閉店(16:00)まで
今の所は奥様と息子さんとで切り盛りされているので団体さんは無理なようでした
が、このメニューで¥600は安いです
デザートにアイスまでつけていただきお土産にクッキーまでお接待してくださいました
ごちそうになりました
お気をつけてのお見送りを受けて
少し暗くなった空を気にしながらこれからの長丁場へと発ちます
分岐にきて遍路表示がなく自動車用の案内しか頼れずに迷い込んだところが
菊祭りのイベント中
菊のトンネルを抜けてる場合じゃないのですがね、、、雨も降り出してきたし、、
あわてずにお花を楽しんで
元の分岐へ戻ります
ロスタイムは往復で15分でしょうか
あじさいロードに出て水路に並行して靴擦れが痛み出した足で急ぎます
高校生の自転車が追い越して行きます
二人とも足が痛み出して口数が減ってきます
コンパスが長くて若いpatoさんのスピードが上がりワタシが遅れます
でもまだ心の中でなんとか35番さんまでとお互いが思っています
やっときた仁淀川大橋、雨もやみました
17:00 です
無理です 無理です ここからあとまだ6キロ余り
土佐市内に入って断念
沿道のブックマートで地図を確認して
お店の方に夕食の出来るところやタクシーの乗り場などを尋ねるが芳しくない
今日のお宿に向かうために業務スーパーで夕食と明日の朝食と飲料を仕入れて
タクシーの営業所をみつけてお願いする
随分遠いですよ、、、そりゃそうです
予定では35番さんをお参りしてもうちょっと先まで行ってタクシー移動の予定でしたからね
タクシーの中で携帯がなりました
お宿の国民宿舎さんからでした
もう間もなく到着しますからと答えて直ぐに着きました
辺りは真っ暗になっています
ロビーに走りこんで遅くなってご心配おかけしましたと詫び、またまた翌朝が早いので
先に清算してルームキーを頂く
3階まで階段です
6人部屋のドミトリー
2段ベッドが3ッつ並んでいます
でも、二人で貸切です
漁火を見ながらのんびりと露天風呂を楽しんで
今日の疲れを癒します
部屋に帰って半額で仕入れた田舎寿司を戴いて
明日の簡単なコースの確認をして早、19:30には寝たかしら
patoさんに一言多分歯磨きもせずに寝てしまうかもと言い残して
やはり二日目からは疲れも出るし大変ですね。
なんだか推理小説みたいです。
この日に25キロぐらい歩いたんですね~~
写真撮り~の、猫がいれば、お、ネコ~~と遊び~の、
そりゃなかなか次へ進みませんわね(--;
三文字切腹の武市半平太殿のお墓には手を合わせていただいたのでしょうか?
閉店までやってるモーニングは、もはやモーニングでは無いような・・・。
武市様のお墓にはきちんと手を合わせて参りましたよ(^^)
沢山召し上がれない人のためにということでしたよ
でも歩かなかったら出会えない景色
観れるのも、ほんと良いよね(*^_^*)
木々の間を通して木の葉に反射する陽光、、
えも言えぬ世界・・観てみたいです~~!
菊のトンネルも綺麗ですね^^
充実された歩きを楽しまれたようで、何よりです。
私より年上なのに、凄いパワーです、見習わなくては…
34番まで・・・後二頑張りですネ~。
さすがおタケさん、正確でおもしろいこのブログは、読むとあのお遍路がよみがえります!!
しかし、半額で仕入れた田舎巻って(汗)正直すぎますよ~(笑)
あの時は全部半額でしたもんね^_^;
私も歩いてお遍路さんしてみたいと思っていたけど
自信が無くなりました・・・
おタケさんのブログで一緒に回ります
宜しくです_(_^_)_