2011.02.16(水)
特に歴史が好きでといっても興味範囲の域を出るほど熱心なわけでもないが
とにかく気が多いので閃いた奈良の「ふるさと再発見ツアー」でここと思ったら出掛けてしまう
今日も御多分にもれずやってきました
素晴らしい青空のもと
奈良県は東吉野にある浄見原神社
毎年、旧正月14日に奉納される「国栖奏」
明神平や高見山への山行きの道中で気になっていた国栖の地
やっと今日は訪ねることができた
もちろん、都合の良いタイミングでバスツアーに参加できたのだ
近鉄八木駅で拾ってもらいこれももう通いなれた169号線を大淀から宮滝へと走る
橋の手前の吉野歴史資料館に寄って2月までは休館のところを特別に開館して
30分の講義をしていただく
![イメージ 1](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_0?1298166527)
国栖の手漉き和紙で出来た
持統天皇の吉野宮行幸をイメージした紙人形でのジオラマ
![イメージ 2](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_1?1298166527)
万葉集にも登場する吉野の詩歌にはこの吉野離宮周辺の景観がたくさん登場してきますよ
平安時代の初め頃には現在の吉野山が吉野と認識されるようになり
吉野の名は現在の吉野山の地へ移動したと考えられているそうです
代わってこの地に付けられたのが現在まで続く宮滝という地名
吉野宮と国栖とのかかわり、そして国栖奏が伝えられてきた背景
話は尽きなくもっといろいろと教わりたいのですが時間も制限があります
![イメージ 12](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_11?1298166527)
![イメージ 14](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_13?1298166527)
バスで移動します
吉野川の支流の高見川の碧の流れ、まさしく、長河渺漫として廻流をなす
![イメージ 13](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_12?1298166527)
浄見原神社はとても小さな祠の本殿と舞台があるだけです
大勢の人が集まればたちまち一杯になる川の断崖の岩穴での祭事
![イメージ 15](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_14?1298166527)
結構前に陣取ってみましたが
朝から一等席を占めている素人ながらプロ級のカメラを構えた人々で
舞台の足元は全く見えません
おまけにデジカメを忘れて携帯から撮影ですので人の頭しか見えず映せません
しかし、報道陣ならまだしも舞が奉納されている間中、カシャカシャと連続音をさせて
本当の見物客の邪魔になってもそ知らぬ顔で終始場所を開けない輩・・・図体もデカイ
そりゃ~朝早くから場所取りしたんだからと言われれば何も言えませんが
肩の間から垣間見た「国栖奏」、、国栖舞、国栖の翁舞、
ほとんど後姿しか見えません
岩穴に設けられた舞台は全面は川に落ちる断崖、後部は岩肌
僅かにある平地に見物の人々が犇めいて、、、東京からわざわざかけつけてこられた奥様方にはお気の毒
頭上に携帯を翳して撮るワタシも睨まれました((トウゼンデスガ))
![イメージ 16](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_15?1298166527)
![イメージ 17](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_16?1298166527)
![イメージ 18](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_17?1298166527)
![イメージ 19](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_18?1298166527)
![イメージ 20](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_19?1298166527)
![イメージ 3](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_2?1298166527)
![イメージ 4](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_3?1298166527)
この国栖奏の神饌は変わっていますが、これも「「日本書紀」」に遡り
復古されたものだそうです
腹赤の魚・・・鮎との一説もあるようですがウグイ
醴酒・・・・・・・・一夜酒
土毛・・・・・・・・根芋
山菓・・・・・・・・・・栗
毛瀰・・・・・・・・赤蛙
![イメージ 5](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_4?1298166527)
ヒカゲカズラで清めてあるのでしょうか?
舞台の梁に這わしてありました
お尋ねしましたが、地元の方も風習で深い意味合いはお分かりになりませんでした
赤腹の魚(ウグイ)間近で初めて見ました、、大きいですね~~25cm程はありました
![イメージ 6](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_5?1298166527)
お神酒の一夜酒も頂きました
とっても甘くて白く濁ったお酒、、、まさしく甘酒でした
待つこと30分、祭事も30分、お天気に恵まれて立ち見も楽しく厳かに恙無く納まりました
![イメージ 9](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_8?1298166527)
![イメージ 10](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_9?1298166527)
また来た道を引き返して宮滝で有名な梅谷醸造元さんの見学に立ち寄ります
店主さんが気持ちよく蔵を案内してくださいました
もう4代目になるとのことでした
蔵に入るといきなり大きな桶があります
杉桶で竹の箍の物は100年を経過して今では全国でも製造しているところは少なく
堺市に有名な会社があるそうです
美味しい醤油や味噌を作るためにはやはり木の桶が一番で
100年前から桶や蔵の天井、空気中に住み着いている‘‘こうじ菌’’が発行を促進して
もろみが熟成されるのだそうです
この桶から15石(2700ℓ)の醤油がしぼれるそうです
![イメージ 7](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_6?1298166527)
1年ものと2年もののもろみ
違いがわかりますでしょうか
![イメージ 8](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_7?1298166527)
桶で熟成された醤油や味噌はリサイクルされた瓶に詰められて
製品となって市販されます
![イメージ 11](https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6a-08/otakeba_ba0707/folder/451403/42/8017442/img_10?1298166527)
とても美味しい宮滝醤油と宮滝ぽん酢しょう油を買って帰りました
こちらは事前に予約すれば蔵の見学(30分程)が出来るようです
ほんの少し昔人に帰ってまったりな日を過ごした吉野の宮跡巡りでした
特に歴史が好きでといっても興味範囲の域を出るほど熱心なわけでもないが
とにかく気が多いので閃いた奈良の「ふるさと再発見ツアー」でここと思ったら出掛けてしまう
今日も御多分にもれずやってきました
素晴らしい青空のもと
奈良県は東吉野にある浄見原神社
毎年、旧正月14日に奉納される「国栖奏」
明神平や高見山への山行きの道中で気になっていた国栖の地
やっと今日は訪ねることができた
もちろん、都合の良いタイミングでバスツアーに参加できたのだ
近鉄八木駅で拾ってもらいこれももう通いなれた169号線を大淀から宮滝へと走る
橋の手前の吉野歴史資料館に寄って2月までは休館のところを特別に開館して
30分の講義をしていただく
国栖の手漉き和紙で出来た
持統天皇の吉野宮行幸をイメージした紙人形でのジオラマ
万葉集にも登場する吉野の詩歌にはこの吉野離宮周辺の景観がたくさん登場してきますよ
平安時代の初め頃には現在の吉野山が吉野と認識されるようになり
吉野の名は現在の吉野山の地へ移動したと考えられているそうです
代わってこの地に付けられたのが現在まで続く宮滝という地名
吉野宮と国栖とのかかわり、そして国栖奏が伝えられてきた背景
話は尽きなくもっといろいろと教わりたいのですが時間も制限があります
バスで移動します
吉野川の支流の高見川の碧の流れ、まさしく、長河渺漫として廻流をなす
浄見原神社はとても小さな祠の本殿と舞台があるだけです
大勢の人が集まればたちまち一杯になる川の断崖の岩穴での祭事
結構前に陣取ってみましたが
朝から一等席を占めている素人ながらプロ級のカメラを構えた人々で
舞台の足元は全く見えません
おまけにデジカメを忘れて携帯から撮影ですので人の頭しか見えず映せません
しかし、報道陣ならまだしも舞が奉納されている間中、カシャカシャと連続音をさせて
本当の見物客の邪魔になってもそ知らぬ顔で終始場所を開けない輩・・・図体もデカイ
そりゃ~朝早くから場所取りしたんだからと言われれば何も言えませんが
肩の間から垣間見た「国栖奏」、、国栖舞、国栖の翁舞、
ほとんど後姿しか見えません
岩穴に設けられた舞台は全面は川に落ちる断崖、後部は岩肌
僅かにある平地に見物の人々が犇めいて、、、東京からわざわざかけつけてこられた奥様方にはお気の毒
頭上に携帯を翳して撮るワタシも睨まれました((トウゼンデスガ))
この国栖奏の神饌は変わっていますが、これも「「日本書紀」」に遡り
復古されたものだそうです
腹赤の魚・・・鮎との一説もあるようですがウグイ
醴酒・・・・・・・・一夜酒
土毛・・・・・・・・根芋
山菓・・・・・・・・・・栗
毛瀰・・・・・・・・赤蛙
ヒカゲカズラで清めてあるのでしょうか?
舞台の梁に這わしてありました
お尋ねしましたが、地元の方も風習で深い意味合いはお分かりになりませんでした
赤腹の魚(ウグイ)間近で初めて見ました、、大きいですね~~25cm程はありました
お神酒の一夜酒も頂きました
とっても甘くて白く濁ったお酒、、、まさしく甘酒でした
待つこと30分、祭事も30分、お天気に恵まれて立ち見も楽しく厳かに恙無く納まりました
また来た道を引き返して宮滝で有名な梅谷醸造元さんの見学に立ち寄ります
店主さんが気持ちよく蔵を案内してくださいました
もう4代目になるとのことでした
蔵に入るといきなり大きな桶があります
杉桶で竹の箍の物は100年を経過して今では全国でも製造しているところは少なく
堺市に有名な会社があるそうです
美味しい醤油や味噌を作るためにはやはり木の桶が一番で
100年前から桶や蔵の天井、空気中に住み着いている‘‘こうじ菌’’が発行を促進して
もろみが熟成されるのだそうです
この桶から15石(2700ℓ)の醤油がしぼれるそうです
1年ものと2年もののもろみ
違いがわかりますでしょうか
桶で熟成された醤油や味噌はリサイクルされた瓶に詰められて
製品となって市販されます
とても美味しい宮滝醤油と宮滝ぽん酢しょう油を買って帰りました
こちらは事前に予約すれば蔵の見学(30分程)が出来るようです
ほんの少し昔人に帰ってまったりな日を過ごした吉野の宮跡巡りでした
最近は羽曳野の道の駅で売られてるので宮滝まで行く事はありませんがぁ~
こんな緊張感のある祭事は途中で笑ってしまいそうになるんで苦手・・・
カメラマンの方、多かったのですね^^;
宮滝醤油と宮滝ぽん酢しょう油、
まだ使ったことがないですわ・・
ぽち(*^_^*)
達成出来てよかったね。
☆ポチッ!!
何で出来ているのだろう??って思ってしまいました。良い雰囲気ですね~♪
宮滝醤油とポン酢って美味しそうですね!!
お取り寄せできるのでしょうか??
神聖な神事も カシャカシャとしたら、、、私もだけど、、、^_^;
東京から いらしてた方たちも 少しは 見えたんでしょうか?
ウグイですか 名前は、知ってましたが、初めてみました。
醤油 お取り寄せもいいけど、やはり 地元で、買いたいな~
お供えに蛙?文字が、、、何なんだろう?
↑ほんと お取り寄せは可能かな?
14日の日は雪がすごくなかったですか?
息子の試験と重なり、行く気持ちにはなれず見送りましたが
一度拝見したいものですね。
お醤油やポン酢、こういうところで買われたら美味しいでしょうね^^
地元でしか味わえないものを食すのも旅の良さですね♪ ぽち!
中身が薄っぺらい記事になるので、さとさんが加筆してくださいね
(笑)