あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

日本三名山(三霊山)白山へ ② (石川県白山市・岐阜県白川村)

2015-06-23 14:00:54 | お山(全国各地)


2015/06/17 (水)

甚乃助避難小屋の夜は更けて
毛布一枚では寒くてあるもの全てを体に巻き眠りに着こうとするも
床を伝ってゴーゴー~~ウンゴウーーーの響き

耳栓持ってくるの忘れたなぁ

今何時?
まだ21:00、22:00、23:00
携帯繋がるから皆さんの記事をチェック
しかし少し寝ないとなぁ~
静かになったとうつうつしてるとトイレが我慢できなくなって起きる
24:00 少し寝れたかなと思うともう1:30
そろそろ若者たちが起きだすころだ

1:50 皆さんが起床
我等、高年者組はまだ体を横たえて毛布の中からおはようございますの挨拶
外に出て空を見上げると満点の星、天の川銀河に手が届きそうだ
これは早い出立ほど良いなぁ~
ということで遅れて出発の準備を始める
朝御飯は軽くおにぎり一個と行動食で済ませ歯磨きはお湯でうがい

2:30頃若者たちはスタートして行った
3:10 遅れること40分、小屋に忘れ物はないか点検して一夜のお礼を申してヘッデン着けてスタート

残雪にヘッデンの明かりが反射

念の為にワタシはアイゼンを装着して歩くことにした
あの若者たちですらきちんと装着して行ったものね

yamaちゃんはベテランです、無しでしっかり歩いて行きます

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小屋から残雪の斜面をヘッデンと若者たちの踏み跡を辿って進んでいたが
ネマガリタケの笹藪に行き当たってしまった
暫く急斜面で待機
yamaちゃんが正規の道を探し当ててくれるのを待つ間ふくらはぎがプルプル震えた

やっと階段道が現れてやれやれ~~

暫く登ると今度は雪渓のトラバース
昨日の雨で踏み跡が薄くなって今朝の若者たちも右往左往した様子

3:47 甚之助避難小屋からまだ0.3㎞しか登ってないよ

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まだほの暗い雪渓の斜面を注意しながら進む

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4:08  南竜道との分岐もどこから登るべきか悩み右往左往して結局違う道なき道へと進んだ!!


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ヘッデンも要らなくなって仕舞い込みちょっとした藪漕ぎを強いられたが
そのお蔭で大きなキヌガサソウがオッハヨ~~と待っていてくれた

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なんてことはないショートカットして登山道の残雪に飛び出たよ(^^;

もう大丈夫だ、空も随分明るくなって周辺の山並みがくっきりしてきた

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4:34 別山に朝日が当たっている
若者たちはきっと素晴らしい御来光を拝めたことだろう

この時点でお花見登山にスイッチが切り替わり
スローペースになった

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登山道に登りあげるといろんなお花たちが出迎えてくれて
挨拶をしながら進むのでカタツムリよりユックリズム
何度かトラバースする雪渓は気が抜けない

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室堂まであと1.8㎞
ゆっくり~~

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まぁだ0.4㎞しか登ってないよ

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花が何重にも咲いて更に足が進まない




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見晴らしの効く安定した場所でアイゼンをやっと外した

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5:27 延命水で喉を潤し空っぽのペットボトルを満タンにする


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黒ボコ岩が見えてきた


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下山予定の観光新道との分岐



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右へ室堂を目指します





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平坦な道が続くのかと思いましたがまだまだごろ石の登り


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弥陀ヶ原の夜明け~~
とっくに太陽が登ってるけどね

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見える山が歩いてる地点より低く思えます


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別山が見事です

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ヘリコプターがしきりに荷物を降ろして行きます

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南竜小屋を真下に見る展望台で暫く楽しみます

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7:00 やっと室堂小屋に到着です
4時間近くかかって登ってきましたよ~~
普通の方が別当出合から一気に登って来られるほどの時間がかかりましたーー;
若者たちは5:00頃に到着してご来光をしっかり楽しんだようです
クロユリが想像していたより小さくてかわいかったですと話してくれた

彼等はこれから下山してどこか観光地へ立ち寄って大阪へ帰るらしい
またどこかでお会いしましょうと爽やかに別れた

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6月30日から山小屋は営業開始で食事も提供できるようです

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トイレ休憩をしてヘリコプターの荷卸しを待って
御前峰へ登りに行きます
 7:17 ザックは山小屋に預けて飲料と行動食、カメラだけを持ってお手軽登山です

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クロユリを堪能して段々と登りがきつくなってきました

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陽射しがきつくなり暑くて上着は脱ぎます


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白山神社奥宮の屋根が少し見えてきました
最後の急登、がんばりまっしょ!!

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室堂山小屋が小さくなりました

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8:37 やっとこさで奥宮に到着
無事の登頂のお礼を申し上げます

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霊峰白山 御前峰(ごぜんがみね) 2702m

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剣ヶ峰(右)と 大汝峰(左)

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雪解け水が蒼く翠ケ池が見えてますね

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潜り岩はメタボには無理、剣ヶ峰を覗いて見た(笑!)

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山名板の名だたる名峰は霞んで見えなかったけれど
こんだけの青空が広がったことに感謝


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いつまでも山頂の景色は飽きないけれど
名残を惜しみ後ろ髪引かれながら下山の途に就きます


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下りは一気
30分で山小屋に到着


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お腹が空きました
しっかりと食べましょう
ラーメンとおにぎりの簡単なものですが
山小屋の許可を得てお湯が沸かせました

ありがたいことです

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しっかりと休憩を取ってトイレも済ませて
今度こそ駐車場へと下山開始です


つづく・・・・・











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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はんちくてぃ)
2015-06-23 17:48:00
雨の中を我慢して登って、残雪の山頂は素晴らしい天候に
なりましたね。素晴らしいです。
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Unknown ()
2015-06-23 20:10:00
霊峰白山に登れてよかったですね。
雪が融ければ、素晴らしい花園が出現しますよ。
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Unknown (boubou)
2015-06-23 20:28:00
昔、晩夏に行った白山を少し思い出しました…。。。白山スーパー林道ってのがありましたよね…。。。
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Unknown (ちげ 新)
2015-06-24 06:59:00
おはようございます。
早朝からの出発、沢山のお花の出迎えが足を遅らせてしまいますね。
トラバース道は、見るからに怖そうで。。。流石白山、未だにアイゼンが必要になるくらいの残雪、凄いです。
天候に恵まれまして、御前峰のこの風景を見ると、また行きたくなります。
別当出合からはまだですので、是非、ここから登ってみたいです。
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Unknown (natsuchan)
2015-06-24 13:23:00
一夜明けて天候も回復して良い山日和でしたね。
景色も良く残雪の絶景に癒され良かったですね。
素晴らしい景色を良い山で楽しみましたね。
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Unknown (kazu)
2015-06-24 15:09:00
夜は殆ど睡眠取らなかったんでしょ。
疲れもせず、びっくりです。
なこよっかひっとべ だったんでしょうね。スゴイ!
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Unknown (mannmaruogojyo)
2015-06-24 23:07:00
> はんちくてぃさん
前日の前が見事に上がり青空の御前峰に立った時は思わず{やったぁ~」でした
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Unknown (mannmaruogojyo)
2015-06-24 23:10:00
> 岳ちゃんさん
夢に見ていた白山にこんな形で登れたのはyamaちゃんのお蔭です
もう老い先短いので一生忘れることは無いでしょう(^^;
雪解けのお花畑はどんなにか素晴らしいことでしょうね~
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Unknown (mannmaruogojyo)
2015-06-24 23:12:00
> boubouさん
晩夏の白山はどんな状況なのでしょう?
白山スーパー林道は歩いたことありますよ~
boubouさんは自転車で走ったのですか?
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Unknown (mannmaruogojyo)
2015-06-24 23:15:00
> ちげ 新さん
早立ちして正解でした
ご来光は別として夜明けとともに花々も目覚め前日の雨の雫を纏いとても瑞々しい色合いでした
何ヶ所か雪渓が崩れかけていて少し危険な場所もありましたが殆どがノーアイゼンでも注意して歩けば大丈夫でしたよ
青空の御前峰に立てて何よりでした
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