2015/04/26 (日)
かねてよりブロ友のKさんと計画していた森林トロッコ旧跡を訪ねて高野山へと歩いてきました
電車は早朝便で日曜日なので空いていました
南海電車天下茶屋駅から橋本駅乗り継ぎ紀伊細川駅へと
9:00少し前に駅ホームに到着
スルッと関西カードが2枚使えず駅員さんにお手間をかけました
駅には土地の方のお世話で沢山のニャンコが生活しています
今日出迎えてくれたのはベージュ系のニャン
駅員さんのお話では仔猫のうちは真っ白だったそうですが大人になるにつれ足元に模様が出て来たそうです
体毛の色も全体にくすんできたらしい
もう一匹は草陰で朝寝中
高い傾斜地にある駅から急な道を下って細川の集落へと降りて歩きだします
見上げると細川駅があんな高い所に、電車が極楽橋から下ってきました、ミニチュアのように見えます
春日神社の鳥居前から手を合わせて道を急ぎます
分岐を海南花坂の表示のある森林トロッコが通じていたであろう道へと左折します
近畿自然歩道にもなっています
その昔、戦前のことのようですが森林トロッコが通じていたであろう道をテクテクと歩きます
緩やかにカーブしながら高度を上げて登ると
閉鎖されたトンネルが見えてきました
Kさんの話では20年くらい前までは車で通れたとのことです
森林トロッコ道は車道になって活用されていたのでしょうね
入り口に近づいて良く見ると出口の明かりが見えます
どうやらこのトンネルは直線になっているようです
出口の明かりが見えると言うことは長さはさほどなさそうです
トンネル内には水が溜まってるので探検はしません
さて気になる出口へと坂を登りきるとそこは峠の焼き餅で有名な矢立でした
九度山から町石道を歩いて登ってくるとこの車道に飛び出ます
丁度その反対側に登って来たのです
10:10 朝御飯抜きでしたので休憩して焼き餅と抹茶セットを頂きましょう
一昨日、四国歩き遍路を通しで結願して昨日、九度山から歩いて高野山に御礼参り
そして今日は町石道で九度山へと下られる東京の方がとても晴れ晴れとしたお顔で休憩中でした
下りの町石道への場所を案内して見送りワタシ達もトロッコ旧跡を訪ねてスタートです
10:30 矢立の広い交差点はドライブウエーの車が行き交います
バス停のバス便、平日の朝と夜だけの様です
先ほどのトンネルの出口にやってきました
覗いた入り口の明かりが良く見えています
道は直進ですがKさんは小学校に右下へと通ったと懐かしそうに話してくれました
矢立は彼の故郷なのだそうです
車も滅多に通らない舗装路を爽やかな沢音に癒されながら歩きます
ヤマザクラもまだ咲いています
新緑が目に優しい季節になりました
左上にトロッコが通じていたであろう石垣も残っています
11:30 そしてこの橋梁がトロッコが通じていたであろうことを物語っているのではとのこと
鳴戸谷林道は橋梁の先へと通じています
多分この先の森林から木材を切り出して運んでいたのでしょうね
ここで森林トロッコ探検もお終い
ここからはひたすら舗装路を登り高野山を目指すのです
やっと大展望が広がりました
恐竜化石で有名な花園からの道が合流して広い車道になりました
緊急時用のヘリポートを右に左には電波中継塔?を見乍ら車道をおっちらと歩きます
大門が左手に見えてきました
弘法大師開教1200年の節目を迎え参拝者も増えて駐車場の増設が為されて道は広くなっています
自転車のツーリングの方々も急な登りを終えて一休み
左にとって歩き観光バスの駐車場を過ぎて助け地蔵様に立ち寄ります
これより女人堂道となり大門へは直ぐです
正面のガードレールと柵の間から町石道が合流してきます
懐かしい場所です
13:00
大門に無事到着
お腹が空いたなぁ~~どこかでお昼にしましょう
しかし高野山の街は今までとは雲泥の差、人人人で溢れています
なんだか食欲なくなってきました
中門を過ぎ根本中道もさっとお参りして行きます
どうせなら奥の院まで抜け道で行きましょうと人混みを避けて迂回して行くことにします
その前にKさんが立ち寄りたいニャンコ寺に参りましょう
波切不動様は龍の天井絵が立派でした
こっちかな~、この矢印は変だなどと確認しながら全く歩いている人と行き合わない道を行きます
池には緑の綺麗な首巻をした鴨さんがいました
桜のはなびらが池に散っていい感じ
お~転軸山の案内板は見覚え有ります
高野三山縦走の時に通りました
そしてこの三本杉の分岐まで来たらもう奥の院は直ぐです
14:45 奥の院到着
凄い人です
般若心経を唱えてしっかりお参りするつもりでしたが怖気づいて
南無大師遍照金剛とただ唱えるのみでした(^^;
萬燈会は16時から、遅くなるので参列は無理です
無縁仏にもお参りして帰ります
15:15
中の橋のお土産屋さんの二階でようやく空きっ腹の昼食
やっぱり高野豆腐がないとね~
帰りはバスでケーブル乗り場へ
超満員で積み残しが出て乗客が怒声を上げてお~~恥ずかし
奥の院から早くに乗ったら空席もあったんですが途中のバス停から長蛇の列
幸いに始発の奥の院から座ってたので余裕でしたが
帰りは奮発して特急でという思惑は見事に外れ
本日は全席特急は売り切れ~~--;
ケーブルも満員、九度山からの電車も座れず
当然、橋本から天下茶屋までも立ちっぱなし
あ~乗りたかった紫こうや号
晴天に恵まれて一味違う高野山参りでした
道中ではカヤラン、フデリンドウ、桜、トガリアミガサタケ
Kさんの愛してやまないニャンコ達
清々しいお顔の四国お遍路お礼参りの方
いろんな出会いがありました
ブロ友のKさん
道案内お疲れ様でした
今日は25㎞位は歩いたのかもね~~
ありがとうね、またマニアックな高野山登りしましょう(^^)
このGW中におたけさんも歩かれた黒河道を登ろうかと思ってたのですが、GWからずらす方がよさそうですね・・・・
廃線巡り、大好きですよ^^V
もはやアドベンチャーワールドですね~!?
ここもタマ駅長?
最後の電車で帰られたのかと思いましたが、見送っただけですか?
蛇行した車道で、大門の前に出て、感動しましたが、
町石道のほかに、トロッコみちもあるんですね。
私ゃ4月から近づいてないですわ。
黒河道自体は殆ど歩く人はいませんが高野山の奥の院に到着した途端に凄い人の行列です
なので帰りのバスやケーブル、電車は我先にと
昔の帰省列車の時代を思わせましたーー;
1200年の節目ならではの祀りごとがあるので今年行っておく必要はあるのでしょうが何しろあの人の行列、平日を選んで行かねば、しかしそれでは記念事業は無い場合が多いし、覚悟要りますね
廃線の形跡は少ししかうかがえませんでしたが昭和の初めの頃の風景を思い浮かべていました
高野山の根本中堂なんか門信徒さんの果てしない行列、観光バスから次から次へと繰り出してきておられました
タマ駅長ならぬシロ駅長さんでした
この紀伊細川の駅の秘境の駅として取り上げられたことがあるそうです
トロッコと言っても森林作業用が主だったのでしょうね
高野山への車道はウネウネとカーブ続きで一度車の後部シートに乗せてもらって酔いそうでした、歩いて登るのが一番、町石道は素敵な道ですよ、一度九度山から大門までどうぞ歩いてみてくださいね~
GW前だから何とかなるかと思って行きましたが帰りにえらい目に遭いました、赤も紫も特急には乗れず立ちっぱなしで天下茶屋までかんり疲れましたわーー;
今の時間にコメント、もう山から帰ってきたのですか(笑!)