ボホール島に出掛けます。朝の食事も早々に、ホテルを出て桟橋に向かいます。ターミナルには沢山の人たち。韓国人の若者が騒いでいます。現地では韓国人の評判はすこぶる悪い。まあ昔も日本人がそうだったんでしょうが、海外では現地の人とかその文化も尊重しないとダメですね。こんなスピードボートで2時間でボホール島に到着です。
途中で見かけた島です。天気も良くて素晴らしいですね。日本では見られない光景です。いかにも南国という感じです。
現地に着くと早速、沢山のドライバーが関東客を待っています。早速値引き交渉。昨今の石油高騰で、あまり無理強いも出来ず、適当な線で妥協。早速リバークルーズ開始。まず船上で昼食。バイキングスタイルで一人300ペソ(700円強)。この価格はリバークルーズ込みですから、安いと思います。味はご想像にお任せしますが(笑)、見ての通りです。
船内の様子はこんな感じ。楽しいです。現地の人が歌を歌ってくれます。最高のムードです。日本人は私一人、あとはフィリピン、韓国、ヨーロッパ人など。
こんな川を下っていきます。前日が雨だったようで、水もにごってますが、水量もあり、迫力満点です。
その後お待ちかねの、世界一小さいメガネザル(ターシャちゃん)に会いに行きました。夜行性で昼間は静かにしています。ストレスに弱いとかで、フラッシュをたいたり、触ったりしてはいけません。所がそれを無視する人がいます。私もおせっかいな爺さんなので”Do not touch beacuse taashier is very delicate”と触っているイタリア人にクレームをつけ、口論(笑)になってしまいます。私の闘争心に火がついて(爆笑)しばし、激論を交わしますが、馬鹿馬鹿しくなってやめました。
私は私で、写真を撮る時、手違いでフラッシュが光ってしまい、そのイタリア人がクレイム。1本取られてしまいました。(笑)。これも面白いたびの思い出になりました。
それにしても可愛いですね。絶滅の危機にあるらしいです。しかもこの島にしか生息しないようです。好物はコオロギだそうです。
その後チョコールトヒルに移動。円錐形のもっこりした丘のような形が数千あるようですね。乾季に茶色い色になるので、チョコレートヒルといわれていますが、何故こうなるのか不明の様です。
周囲の風景はこんな感じで、のどかなものです。天気もよく、本当に気持ちがいいですね。
こんな花が咲いていました。
その後つり橋に移動。ちと怖いですが、つり橋を渡って、向かい岸に移動し、再度戻ってきます。途中つり橋から下を見ると、”怖っ!”。外人さんが通っていました。私が橋を揺らすと、その人の奥さんが笑ってました。
古い教会に立ち寄りました。フィリピンへのスペインによる侵略はこの島から始まったようで、こんな島にも古い教会は数箇所ありました。
アングルを変えるとこんな感じ。青い空が何とも印象的です。
最後は血の同盟碑。世界一周を計画した冒険家のマゼランがマクタン島で死亡し、その後スペイン人のレガスピがこの島に上陸。そこからフィリピン侵略が始まりました。この記念碑はその際、現地の首長と血をすすって同盟を結んだというものらしいです。キリスト教を侵略の武器に使ったわけですが、われわれ日本人では知りえぬキリスト教の表と裏を知りました。
その後桟橋に戻り、又2時間掛けてセブに帰りました。夜は中華料理を食ったのですが、おいしくて安かった。そこまでは良かったのですが、ホテルに帰り、1時間後蕁麻疹が発生。顔や体にあざが出来だし、大騒ぎ。2-3時間後には直りましたが、ヒヤッとしました。疲れていたのかもしれませんが、食べた海老が良くなかったのか。ともかくいろんなことを経験した1日でした。