“奇兵隊”新内閣がスタート

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　入梅前なのかむし暑いが、昨日鳩山内閣からバトンタッチした“管内閣”が昨夜スタートした。　民主党鳩山内閣は“普天間”・“政治と金”の問題で世論調査の内閣支持率が右肩下がりに急落し「参議院の改選で民主党参議員から戦況不利」だと鳩山総理にせまった事によるものだ。
　幕末の当時も清国がアヘン戦争でイギリスに敗れ香港を明け渡し、日本では黒船の来航で「国家の一大事」と開国論・攘夷論や尊王攘夷などで国内外の諸問題が多々あり、征夷大将軍も短命で頻繁に入れ代わっている。

　「奇兵」とは藩士・武士のみからなる部隊（撰鋒隊）に対して、藩士と藩士以外の武士・庶民からなる混成部隊のことで、「宮さん宮さんお馬の前にヒラヒラするのは何じやいなトコトンヤレ、トンヤレナ・・・」（宮さんとは皇女和宮の許婚、有栖川の宮）で倒幕軍に参戦し“江戸城を無血開城し、更に反攻する徳川幕軍を北越・会津若松・戊辰戦争で幕軍を凾館まで追い詰めた。

　元自民党“内閣総理大臣”安部晋三・麻生太郎氏があいついで“管内閣”を左翼政権と痛烈に批判したが、自民党若手議員から、いまさら左右の議論しても国民にはもう関心が無い時代と無視されている。

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　「私自身は草の根から生まれた政治家でありますので、草の根の政治という表現がひとつ浮かぶわけですが、もう少し元気が良いところで言えば、そうですね、まあ私の趣味で言えば『奇兵隊内閣』とでも名付けたいと思います。私は今は坂本龍馬が非常に注目されていますが、長州生まれであります。高杉晋作という人は逃げるときも早い、攻めるときも早い。果断な行動をとって、まさに明治維新を成し遂げる大きな力を発揮した人であります。<asahicom>
　上記画像や文言は引用したものだが、何やら150年前の時代と様相が似かよっている。　「普天間」問題はどの党がやっても解決はできないのに野党は解決案も無しに無能総理と批判するが戦後60年経ても日本は敗戦国なのだ。　　東アジアの不安定は安保条約で米国の要求をノーとは言えないのである。　大分古い事で何の問題か思い出せないが、フランスは米国とトラブルがあった。　フランスは国際連合軍の戦勝国、米仏間のトラブルの協議が平行線で解決しなかったのでアメリカはフランスに「今一度ノルマンディを思い出してください」と言ったらフランスはアメリカの要求を受理したと何処かの講演会で聞いたことがある。
　管直人総理は昔は故、江田三郎率いる社会党右派、党員「総力発揮」の奇兵隊内閣は従来の内閣より一見、仕掛けや裏が無いようで新鮮さがある。　と思いきや荒井「国家戦略担当大臣」にはや、事務所費のお金の収支疑惑
　鳩山総理と同じく幹事長を辞した小沢一郎氏、「当面、党の一兵卒として・・・」と記者会見しているが、参議院戦の結果では民主党を離脱し、少数の７党を再編し、二大政党化の“仕掛け屋小沢一郎”となる見方も出ている
　世論調査の「内閣支持率」だがマスメディアの調査方法が１～2,000名の不特定者にランダムに電話やメールでの結果で公表している。　回答に責任が無いからプロ野球のオールスターの人気投票のような回答多いと思うが“信頼性”は「あるようで、無いようだ」、我輩は後者の「無いようで」とみている。　新内閣始動にあたり、爺の戯言を呟いてみた。

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