~今月の特選句~
暖かや忘れ上手な友訪ね・・・和子
俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品を
会報に掲載し発行しています。
その発行数は、今月で85号になりました。
また、昨年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。
今回は、その内容を報告します。
第11回 「花衣会」句会開催!!
と き 平成31年 4月25日(木) 午後2時から
ところ 広島市基町 NTT基町ビル7階 会議室
出句数 各自3句
リーダー 立川 良臣
講 師 岡部 泰行
出句3句の中から、1句ずつ選句した作品を掲載します。
令和とは無縁の森に鳥交かる・・・岡部 泰行
春うららポリスボイスの巧みなる・・・沖本 恵子
満開の花片に見とれ皆笑顔・・・立川 良臣
亡き友の塔婆背負いて島遍路・・・土居 旭
麗日や核の怖さをヒロシマで・・・中山 洋爾
また一つ歳を重ねて雛納め・・・長岡 和子
軒下の寒さにタンポポ耐えて咲く・・・浜本 文雄
朝夕に待ちし桜の便りかな・・・林 世紀雄
今回も力作ありがとうございました。
勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。
次回は、6月27日(木)午後2時からです。
投句は、6月20日頃迄に土居までお願いします。
次回もよろしくお願い致します。
~じゆうな広場~
「七福神」
沖本 惠子
七福神とは七人の福徳の神のこと、
大黒天・恵比寿・毘沙門天・弁財天女・福禄寿・寿老人・布袋和尚。
私にも七人の福徳の神がいます。
女神が三人
男神が四人
私には何にも勝る素敵な神、イクオール孫です。
女神は、気立てがひと際良く、思いやり深く、老若男女誰に対しても
惜しみなく愛情を注ぎます。
男神は、黙って勝負するタイプと、猪突猛進タイプ等がいますが、
どのタイプも優しい眼差し、優しい言葉をかけてくれます。
七人の福徳の神が目の前に現れると、
心配事も、身体の痛みも和らいでいきます。
そして、頑張る力も湧いてきます。
これからも、七人の福徳の神の成長を見守りながら、
過ごしたいと思います。
「子や孫の愛につつまれ我生きる」
*七福神とは、前述の七つの神様の総称です。
「七難即滅・七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると
七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じ、当時の庶民性に
合致して民間信仰の形となって育てられてきました。
特に農民、漁民の信仰として成長し、現代に生きつずけています。
*このコーナーは、花衣会会員の自由な想い、意見、感想などを
綴ったコラムです。
遠慮なく投稿願います。 お待ちしております。(土居記)